まさるの一口馬主日記

「一口馬主」の視点から競馬を楽しんでいます。競馬以外では男声合唱、野球観戦、旅行、食べ歩きで余暇を楽しんでいます。

お疲れ様、フィックルベリー

2010年09月07日 00時12分44秒 | まさるの「この一頭」
今週の特別レースを目指していたフィックルベリーが追い切り後に脚に異常が発生し腱鞘炎であることが判明したそうです。
昨晩クラブから引退が発表されました。




この馬の一番の思い出はやはり新馬戦。
人気はありませんでしたが岩田騎手が思い切って逃げて最後まで残してくれました。
私を岩田騎手の熱狂的なファンにしてくれたこの馬には感謝したいと思います。
岩田騎手と出会った事で一層競馬が楽しくなりました。
出世馬が出る新馬戦を勝った事で将来が期待されましたが、勝ち気な気性が災いして力を出し切れなかったレースが多かったのも事実でした。
また、体が無かったために調教も目一杯出来なかっただろうし、連戦もあまりありませんでした。
輸送が苦手だったので滞在競馬を狙って大切にレースを使われてきました。


この馬との思い出を語るのに馬券の話もしないといけません。
いつも結構な人気になる馬でしたし、私も自信があったためにこの馬に関しては出資馬の馬券を買わない私もいつも結構買っていた時期がありました。
お陰で今では自分の馬でも勝てると思った時以外は買わなくなりました(笑)
名前の通りいつ走るかわからない本当に気まぐれな女の子でした。


とにかく悔やまれるのは前回出遅れた事。
待望の滞在競馬。絶好の内枠で痛恨の出遅れ。
最後凄い脚で追い込んできた時に負担がかかっていたのだと思います。
勝てるレースを落とした事で今回のレースが目標となり、ケガにつながったと考えるとあの出遅れは悔しいです。




あと半年の競争生活でしたが、今回の故障で引退が早まったことについては結果的には良かったと思っています。
繁殖に入るにはやはり半年は欲しいと考えていますので、この時期の引退はベストだと考えています。
気性が災いしてかふっくら出来なかった彼女も牧場に帰ればリラックスできていい子供を産んでくれると思います。



彼女の子供に出資できる時をしばらく待とうと思います。
小さい体で大きなケガもなく本当によく頑張ってくれました。


お疲れ様でした、ありがとう。

フィックルベリー  18戦2勝(2-4-1-11) 無事に北海道に帰る