マサコデグブログ

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~ノルウェージャンフォレストキャットRとイラストレーター挑戦のDiary~

15歳のノルウェージャン

2016-07-27 | 愛猫R
R、元気です。


昨年秋ごろから家中で粗相を繰り返すRに疲れ果てていた私でしたが、あれから玄関横にある土間をRの部屋にし、夜は自室で寝てもらうことにして以来、掃除に時間を費やすこともあまりなくなりました。
それ以外は、ご飯の好き嫌いが激しくなったくらいで猫介護はさほどでもなくなっています。


以前ほどご飯を食べないので、体重は以前の半分以下です。
毛がフサフサなので、見た目ではそれほど分からないからいいですよね、猫は。笑


そんなR、天気のいい日は庭に出て草を食べたり、風を感じたりすることが大好きです。
梅雨の中休み、晴れ間が広がった先日も、カメの水を替えついでに庭に出してあげることに。



その日はボーイズが居る日曜日。
いつもの如くバタバタしているといつの間にかRを庭に出していることを忘れていました。
お昼に仕事から帰宅した夫の「あれ?Rくんは?」の言葉で思い出し、庭を見渡してみたのですが…
Rの姿がありません。

それから4人で近所を探し回り…それでも見つからず、まさか交通事故に⁉︎と、いよいよ心配になり大きい道路まで探しに行きましたが…猫煎餅は落ちておらず一安心…
…しつつも、Rは15歳。猫は自分の死期が近づくと自ら姿を消すと聞くし…もしかしたらもう帰って来ないつもりじゃ⁉︎Σ(゚д゚ll…ノルウェージャンの平均寿命ってどのくらい?…やっぱりこれってもしかして…⁈
などとヤキモキヤキモキすること1時間。

ひょっこり帰ってきました。
「あお!」といつもの変な挨拶しながら…




愛猫家の常識的な考え方としては、飼い猫は外に出してはいけない、というのが当たり前になっています。
Rも15年間家と庭以外は行ったことのない箱入り息子としてやってきました。(随分昔にも1.2度脱走し隣の林にいたことがあるのでほぼ出たことがないというのが本当ですが)
それが猫にとっても人間にとっても幸せなのだと信じて。

でも、本当のことは正直、今は分かりません。
15年間ずっと、家の中から外をじっと眺めるRを見てきましたから…
人間と猫がいい関係で暮らす為には、猫は家の中だけで飼うのがベストというのはもちろん承知していますけどね。


安全で長生き出来る生き方と、危険で短命かもしれないけれど自由な生き方。
どちらの生き方がRはよかったのかな?…
…などとぼんやり考えてみる夏の夜です。