秋津の健康畑・丸山カイロプラクティック

健康のこと、気づいたことなど綴って行きます。

思い通りにならないときの条件反射

2016年06月06日 | 条件反射
多くの人が思い通りにならないといらいらしてしまいます。

そして、さまざまな方法でそのイライラを解消しようとします。

子供は自分の思い通りにならないと、駄々をこねたり、泣いたり、わめいたりします。

これは思い通りにならないことを、思い通りにするための条件反射的な行動です。

また、思い通りにならなかったストレスを消化するための条件反射的な行為です。

親は子供が言うことを聞かないと怒ったりします。

これも、思い通りにならないことを思い通りにしようとする条件反射的な行動です。

また、思い通りにならないことを思い通りにするための条件反射的な行為です。

ただ、親の場合、子供の躾としてあえて怒る場合もあります。

思い通りにならない子供を叱るのは躾なんでしょうか?それとも条件反射?

もし、条件反射であれば、やっていることは子供と同じ。

ただ、立場が違うだけ。

親からは子供は反発、反抗してきても対処できるから怒ることができる。

反抗されて自分に危害が及ぶ相手には多くの人は怒れないもの。


子供を叱る時はちょっと一呼吸おいて考えてみましょう。

これは躾なのか?

それとも自分の思い通りにならないからいらいらしているのか?

もし、後者であれば

思い通りにならなくてダダをこねている子供と、おもいどおりにならなくていらいらしている大人の喧嘩ですね。



条件反射ってな~に?パブロフの犬

2012年12月02日 | 条件反射
『パブロフの犬』

条件反射はソ連の生理学者イワン・パブロフによって発見されました。

その実験は

犬のほおに管を通して唾液の分泌を測定するというもの。

ベルを鳴らしてから餌を与えるということを繰り返した結果、エサをあげなくてもベルを鳴らしただけで唾液を出すようになった。

というもの。



エサによって唾液が出るという無条件反射とベルがなった時に唾液が出たという条件反射付けによってベルがなっただけで唾液が出るようになったんですね。

条件反射ってな~に?

2012年11月11日 | 条件反射
人は条件反射をベースにして生きています。

条件反射ってなんでしょう。

条件反射は訓練や経験によって後天的に獲得される反射行動のことです。
経験から学んだことによって体が勝手に反応する現象のことです。
刺激に対して意識作用の関与なしに神経系を介して行う反応のことです。

なんとなくわかりますか?

条件反射でよくある例えが

「梅干を見ると、唾液がでる」です。

ちなみに、梅干を食べたことがない人は梅干を見ても唾液が出ません。

梅干というものを経験して学習していないからです。

梅干を食べた経験のある人は、梅干を見たとき、記憶を司る脳の海馬というところから梅干に関する情報を取り出します。

すると大抵の人は「梅干はすっぱい」という情報が出てくると思います。

すっぱいもの(酸味)は動物にとって基本的に毒のモノが多いのです。
それか、味が濃いことが多いです。

最初に食べた時に、「この梅干という食べ物は毒だ。」とか「味が濃い」って脳は認知します。

すると体はその毒、もしくは濃いものを無条件反射で唾液を出して薄めようとします。

身体の防衛反応のひとつなんですね。

「梅干を見ると、唾液が出る。」というのは

梅干を食べたという経験と唾液が出たという無条件反射によって身に付いた条件反射なんですね。

条件反射っておもしろいですね~。

それから、砂糖漬けやはちみつ漬けの酸っぱくない梅干しか食べたことがない人は梅干を見ても唾液がいっぱい出てくることはないですから。

ん?酸っぱくない梅は梅干じゃないのかな?