ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

さいたま市桜区の荒川沿いにある桜草公園では、アマナが一面に咲いています

2016年03月20日 | 季節の移ろい
 さいたま市桜区の荒川沿いにある桜草公園では、アマナが一面に咲いています。桜草公園への訪問は約2週間ぶりです。

 広大な秋が瀬公園の一番下流側に位置する桜草公園の中心部分は、特別天然記念物の「田島ヶ原サクラソウの自生地」です。

 田島ヶ原サクラソウの自生地の奧には、さくらそう水門がそびえています。



 田島ヶ原サクラソウ自生地とさくらそう水門の間にある、ソメイヨシノの桜並木はまだ蕾が少し膨らんだ状態のままで、開花していません。

 田島ヶ原サクラソウ自生地の中には、ユリ科のアマナがあちこちに群生して、白い可愛らしい花を咲かせています。





 午前中は雨が降っていて太陽光が弱かったようです。午後になると雨が上がって晴れ間が出て日が差し始めたのですが、アマナの花の多くはまだ閉じたままです。



 田島ヶ原サクラソウ自生地を散策してみると、ノウルシが群生し、黄緑色の花を咲かせ始めています。



 ノウルシの群生地の隙間では、ニホンサクラソウ(日本桜草)も育ち始め、ほんの数輪が花を咲かせています。



 ここで観察することができる、アマナもノウルシも、ニホンサクラソウもすべて絶滅危惧種です。貴重な群生地なのです。

 田島ヶ原サクラソウ自生地の中では、シロバナタンポポやツクシなどが育っています。

 一部では、紫色の可愛いスミレが花を咲かせています。残念ながら、このスミレは外来種です。

 田島ヶ原サクラソウ自生地の奧では、まだ背が低いコブシの木が花を咲かせています。花期が少し過ぎた様子です。



 田島ヶ原サクラソウ自生地の脇では、ある程度大きく育った、1本のサクラ系の木が花をよく咲かせています。



 このサクラの木は、花びらを地面に少し落とし、枝からは葉がいくらが芽生えています。このサクラの木の種類は分かりません。

 約2週間前に、田島ヶ原サクラソウの自生地で咲き始めたアマナの花については、弊ブログの2016年3月7日編をご参照ください。

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6 コメント

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Unknown (takayan)
2016-03-19 21:14:36
こんばんは。
アマナが見頃ですね。
前回には芽吹始めていたノウルシが、もうこんなに花を咲かせているのですね。
ここのサクラソウは天然記念物なんですね。
自生しているニホンサクラソウは見たことがないです。
この桜はもう見頃を過ぎているのですね。
関西のソメイヨシノは、月末くらいからが見頃だと思います。
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takayanさま (ヒトリシズカ)
2016-03-20 04:17:54
takayanさま

コメントをいつもお寄せいただき、ありがとうございます。

今回、田島ヶ原サクラソウの自生地の桜草公園に行ってみて、アマナの開花している面積が大幅に増え、ノウルシが全般的に成長し、一部が花を咲かせているのを実感しました。

たぶん10日後には、ニホンサクラソウが咲き始め、多くの方が観察に来ると思います。ソメイヨシノ開花と重なり、駐車場が混雑しそうです。

関東地方の低山山麓では、アズマイチゲなども咲いているころですが、残念ながら行くことができません。
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日本桜草 (白雪姫)
2016-03-20 07:30:09
さいたま市にある桜草公園の田島ヶ原サクラソウの自生地では、いよいよ桜草の開花が近づいているようです。
アマナが清楚な何時です。白い花が優雅です。
桜が開花するころは、日本桜草も咲き始め、華やかになりますね。
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桜草公園 (てるてる坊主)
2016-03-20 09:11:42
荒川河川敷きにある桜草公園で、日本桜草が咲いて、ピンク色の花の絨毯ができると、かなりの観光客が押し寄せ、混みます。
駐車場が渋滞します。それだけ、人気が高い桜草公園です。
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アマナ (二輪草)
2016-03-20 17:26:45
田島ヶ原サクラソウの自生地で咲くアマナの花は清楚ですね。こうした花が春到来を伝えます。
そして、いくらか経ったら、本命の日本桜草の花が咲き出し、桜の開花と時期が重なり、華やかな季節になりますね。
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ピンク色の日本桜草 (ベースターズ好き)
2016-03-20 18:53:32
田島ヶ原サクラソウの自生地で、日本桜草が咲き始めると、テレビのニュースとして取り上げられます。
すると、多くの方が見物にやって来るようです。
ピンク色の日本桜草の可憐な花は魅力ある野草です。
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