ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

群馬県吾妻郡嬬恋村にある鹿沢高原の湿原は、現在、ススキが一面に生えています

2017年10月19日 | 旅行
 群馬県吾妻郡嬬恋村田代にある鹿沢高原の湿原は、現在、ススキが一面に生えています。その湿地の背後の山の山麓は、紅葉しています。

 標高が約1400メートルある鹿沢高原は山麓の裾野にシラカバやカラマツなどの林があり、その中に山からの湧き水が流れ出す小さな“扇状地”の湿原があます。ここは山野草などの宝庫です。

 この湿原では、秋の山野草としては、サワギキョウなどが咲くところです。残念ながら、サワギキョウは既に枯れていて、ススキが一面を覆っています。





 枯れた山野草が並んでいます。キオンの枯れたものではないかと推定しています。



 ヤマラッキョウの花が斜めに倒れながら、ごくわずかが咲いています。



 このヤマラッキョウの花の蜜を吸いに、小さなアブがやって来ています。

 いくらか生えていたエゾリンドウは、既に枯れていました。

 ハバヤマボクチも枯れている感じです。



 この一面がススキになっている草原の中に、羽根の色が黒い野鳥が数羽、潜んでいます。時々、ススキの上に飛び上がりますが、またススキのヤブの中に消えます。野鳥の種類は不明です。

 湿原を囲んでいるシラカバやカラマツの林の木の中には、ツタが巻き付き、そのツタ類がよく紅葉しています。





 カラマツの木の上部に、時々、モズが出てきて、鳴いています。



 モズは周囲を警戒していて、すぐに枝の中に消えました。

 カケスも時々、鳴きますが、木の葉の陰にいるため、姿は見せません。

 山麓では、木々の紅葉が始まっています。





 湯の丸高原より標高が低い鹿沢高原の山麓の方が、不思議なことに木々の紅葉が進んでいます。