精密板金の丸井工業ブログ

精密板金加工の会社を経営。丸井工業を例にして皆さんに分かり易く精密板金加工を紹介するブログ-精密板金の丸井工業ブログ

精密板金・NCT加工機のニブリング加工とは

2011年10月04日 | 精密板金 全般
精密板金の丸井工業

―ISO9001&ISO14001取得 若さとパワーで革新を続ける企業です―


精密板金・NCT加工機のニブリング加工とは。

神奈川県 横浜市 精密板金 丸井工業(株)専務の井手野です。

精密板金はアルミ・ステンレス・鉄板など薄い金属板を使っていろいろな形に加工する事ができます。欲しい形に加工する為には材料からそれに合った形を取り出す必要があります。精密板金で材料から必要な形を取り出す加工方法は、金型で打ち抜くかレーザー光線で切るのが一般的です。

金型を使って加工する場合、欲しい形通りの金型が必要になります(クッキーの形抜きを連想してください)。物が大きくなればなるほど専用の機械と専用の金型が必要になります。いわゆるこれがプレス加工です。精密板金も金型を使いますが専用の金型を使うプレス加工とは少し違います。いろいろな形をした小さな金型を順番に使う事により、欲しい形を材料から取り出す事ができます(NCT加工機)。

NCTは金型をずらして打ち抜くニブリング(追い抜きとも言います)加工ができます。これによって専用の金型を作る必要がなく必要な形を材料から取り出すことが出来るのです。コストが掛からない便利な加工方法ですが、材料の切り口にニブリング跡と呼ばれる金型の継ぎ目が出来てしまうのがこの加工の特徴でもあります。


精密板金 丸井工業 ニブリング加工
▲ ニブリング加工を行った材料です 金型の跡(ニブリング跡)が材料表面に残ります


精密板金 丸井工業 ニブリング加工
▲ ニブリング加工をした材料の切り口にもニブリング跡が出っ張りとして残ります


おすすめ関連記事:精密板金の丸井工業ブログの 「抜き」 をテーマにしたブログ一覧

 製造業ブログランキングにエントリーしています 
気に入った記事や参考になったと思った時は応援のポチを頂けると嬉しいです。→ にほんブログ村 企業ブログへ (ランキングの投票です)

精密板金の丸井工業
公式WEB:http://www.marui-k.co.jp 精密板金の丸井工業へメールe-mail
プロモーションムービー:http://www.marui-k.co.jp/About_the_Company.html#marui_cm

Copyright(C) 2011 Marui Industrial Coporation.,Ltd. All Rights Reserved.(文章・画像の著作権は丸井工業株式会社に帰属します)

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ロボットの部品を加工する精... | トップ | ニブリング跡(追い抜き跡)... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

精密板金 全般」カテゴリの最新記事