日記☆はじめてます

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初めてのペット火葬…

2008年01月06日 12時10分46秒 | 我が家のウサギ☆

前の続き。

12月30日にウサギのプー太郎が亡くなり、その後の話。


年末年始なので、プーの亡きがらをどうするか考えた。

人間と同じ様に、ゆっくり悲しむだけでもいられない。

万が一、プーが死んだ時は、ちゃんと火葬してあげようとは考えていた。

先代のパピが死んだ時、市役所に「死骸引き取り」として頼んだら、
ゴミの様に扱われ、かなりのショックを受けたからだ。


ネットで探してみた所、近くにペット火葬をやってくれる所があった。
しかも、出張車で来てくれて庭で火葬をして貰えるとの事。

31日の昼に電話したら、その日の夕方6時に来てくれた。

この日を逃すと、新年2日からになるらしく、
やはり年内のが良いと思い、決めました。

だからバタバタだったけどね。


仕事で来れず、看取れなかった妹2も昼過ぎに来た。
ブーケを買って来てもらい、プーを見た瞬間、泣き始めていた。
「抱っこしていい?」と意外な言葉が出て来て驚いたが、
「思う存分、抱っこしてあげて」と私は言う。

妹2だけ、ウサギアレルギーで近づくとクシャミと鼻水が凄い。
好きなのにあまり触れないって、可哀相だ。

でも長時間も抱っこしながら、グジュグジュになってて、
悲しみでなってるのか、アレルギーでなってる方が多いのかとか、
こんな時なのに変な事を考えてみたり。


太陽があがってる時に焼いて貰えたら良かったが、夜で良かったな。

最期のお別れもゆっくり出来たし、もう1匹のペコにも見せてあげたり。
踏みつけてたけど…(苦笑)

ペコも、これから1匹になって、
急な変化で体調がおかしくならなきゃ良いのだが。


夕方6時になり、業者の人が来た。
女の人だったので、なんとなく安心したな。

手続きをして、プーを火葬するためトレイに載せる。

お骨にする場合、色んな物を一緒に入れるとキレイに焼けない為、
少しのフードと大好きなリンゴを2・3切れ入れてあげた。

仰向けにして箱に入れていて、そのまま死後硬直したから、
火葬も仰向けの状態で。

業者さんに「これで、い、良いんですか?」と言われたけど(笑)

良いのです。
プーらしくてね。

そこから1時間30分。
玄関の扉を開けて、凄い寒かったけどずっと見ていた。

始めに火を入れる時、火の粉が空に上がる。
「お月様に帰って行くのかなぁ…」と、ぼんやり見てた。

月は残念ながら、見えなかったが、星がキレイに瞬いていた。


業者の人も中の様子をモニターみたいなので何度も確認し、
火の強さとかを調節してた感じだった。

火が強すぎると骨って無くなっちゃうからね。
大変なお仕事なんだろうな…。

業者さんも同じ位に愛猫を亡くした様でした。
やはり年末って人間もだけど亡くなる率が高いのかな…。

聞かなかったけど、自分で焼いてあげるのかもね。



焼き終わり、冷まし、骨壷に入れるまでは業者さんにお願いした。

火葬コースには種類があって、
お骨を自分達でお箸で骨壷まで入れるのもあったんだけど、
悲しみが込み上げ、うまく掴めないと思い、お願いした。

でも遠くからその作業も見ていた。
丁寧にやってくれて、トレイに残った骨粉さえも小さい箒で集めて入れてくれた。

「人間と同じなんだな。」と思ったよ。
業者さんも喪服姿で来てくれてたし。
捜せばあるもんなんだね。



作業が終わった後、焼き上がって壷の中に納めたお骨を見せて貰った。

小ちゃくなっちゃって…

あんなにプリプリとお肉ついてたしなぁ。
片手に乗っちゃうよ…。

骨と言うと、真っ白や少し黄色いイメージがあるが、
プーの骨は黒い部分が多々あった。

火葬失敗?とも思ったが違うのだ。
凄く驚いた話なのだが、骨から病気がなんとなく分かるらしい。
「この子は下腹部に何か病気してました?」と言われたのだ。

プーの下腹部の骨は、本当に黒く炭のようなシミがあった。
骨に面してる組織に何か異常があると、その部分の骨が黒くなるらしい。

凄く興味深い話だったんだけど、
私が正常な状態では無かったので詳しい話は聞いてないが、実際そうなんだって。

確かに、レントゲンを撮った時、丸いテニスボール程の空気の影。
そして、その接っする内蔵が「ガンの可能性も考えられます」と先生に言われていた。

「病院でガンの可能性もあると言われたんです」と業者さんに言うと、
「それかもしれませんね」って。

・・・凄いね。



「この子は歯はキレイですね」と褒められた。
歯切り手術したからねー。
術後2ヶ月でも伸びてなかったんだな。

逆に麻酔で命を削ったのも考えられるんだよな。

話を聞くと、ウサギは火葬すると歯が不正交合である事が多いそうだ。


骨壷は人間の様に、それを包む銀色の紙製の巾着みたいのに入れられた。

そしてゲージにプーを帰す。
周りには、お花や、プーの写真で共演したウサギぬいぐるみ達。

ちょこんと小さくなったプー。


そのゲージを見た違和感。
7年間いつも居た場所に、もう元気なプーは居ない。

今もまだ、家のどこかに逃げて隠れてるんじゃないかと思う。


プー出て来てよ。

もう隠れんぼはいいから。



命あるモノ、皆終わるのは分かっている。
しょうがない事なのだ。

だけどプーとは、長く一緒に居すぎた。


また不意に突然涙は出るが、
(現に思い出して泣きながら書いてますが…)
大丈夫です。

もう1匹ペコが居たのが大きいかも。
人間達は悲しんでいる中、変わらずに居てくれてる。

ありがとうペコ。



まだちょっと情緒不安定かも知れないけど。
ペットロスにならない様に頑張ります!

これがもうペットロスなんかなぁ?


『月にウサギ』って事で、ウサギの飼い主さんは亡くなると、
「お月様に帰った」と言ってます。

なんだかそれが物凄く素敵で。
でもプーが月に帰ってから、月が見えない!!
だから「お月様になったプー」をまだ見てないの。

昨日も「プー!プー!」と小さく言いながら探してた。
空に行っても、かくれんぼしてんのかな(笑)


7年8ヶ月ありがとうね。
自慢の息子でした。
また生まれ変わったら、ウチの子になってね☆
素敵な思い出ありがとう!



かなりの長文でしたが、
読んでくれて本当にありがとうございました!!!




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2 コメント

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 (椿)
2008-01-16 01:10:26
ブログ読ませて頂きました。
同じうさぎ飼い主としては、胸が痛くなる思いで
読んでいて涙がこぼれそうになりました。

あれからお月様は見えましたか?
きっと、お月様の中からプーちゃんが見守ってて
くれてますね☆
>椿さん (maripapi)
2008-01-16 21:19:47
コメントありがとうございます!

同じウサギの飼い主さんだったんですね。
事細かく書いてしまったので、読んでて辛くなったでしょうに。
最後まで読んで頂きありがとうございます。

おかげ様で、数日前にやっとお月様が見れました!
三日月が寝転んだ感じの月で、
妹と「笑ってるみたいだね」と喜んで見てました。

椿さんの言う様に、見守ってくれてると嬉しいです☆

こんなブログですが、また遊びに来て下さいね

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