竹村マリオ 科学的根性主義

水泳をこよなく愛し続けるコーチのひとり言 継続は力なり...

国体予選

2006年07月31日 | swimming

 国体予選が終わり予選関係のレースは、大学の関東インカレを
残すだけとなりました。成年の30歳以上(往年の名選手達)の
レースもあり、和やかな雰囲気のうちに終わりました。随分体型も
変化をし、昔の姿がイメージできないような進化?をしている
選手もいました。国体ならではの楽しみの一つですが。

  images  images  images
  小さな体に大きなファイト、おつかれ!!体型を整えて再度挑戦を!

 そんな中、高校3年生の最後のレースもありました。
アリサ(帝京長岡)も最後のレースにのぞみました。結果は
残念ながらベスト更新は出来ませんでしたが、精一杯泳ぎました。
身長は人一倍小さいですが、こつこつと努力を積み重ねて来ました。
今年の冬は練習がうまく行かず、レースに出るたびに記録が悪く
涙を流してばかりいました。しかし、あきらめずに本当にひた向きに
頑張りました。県高校では1分8秒06のベスト記録でした。
才能があるわけでもなく、体力的に恵まれているわけでもなく、
しかしもくもくと努力するその姿が私は大好きでした。スポーツの
基本があるように思いました。彼女の学校には水泳部はありますが
チームが組めるほど部員がいるわけでもありません。リレーや
メドレーリレーなど当然出場しません。自分のベストだけをひたすら
目指すわけです。高校生や中学生にとってかなりきついと私は
思います。同じ目標を持つ仲間の存在は、やはり大きな支えに
なると思っています。スイミングの仲間がきっと彼女を支えて
たのだと思います。彼女の努力は今後きっと大きな花を咲かせると
思います。そのときまで今の努力を、続けてください。お疲れ様でした。

 ほかの中・高校生はメインの大会後のためか記録はあまり良く
ありませんでした。気持ちを切り替えてインターハイや国体に
向かってください。

 さて、久しぶりのレースとなった社会人コンビは、アツミ
50フリー26.65、マイ100バック1:03.15
まずまずの記録でした。4~5日は実業団に初めて挑戦します。
こちらの挑戦はまだまだ続いています。高校生に負けないように
頑張ってください。
 
  images  images  
  気迫と貫禄がにじみ出ていますね。一人のレースにやや照れ笑い。


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2 コメント

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Unknown (青木)
2006-07-31 11:04:03
全国や世界を目指せる選手がそこを目指して努力することより、ただベストを目指して地道に努力するほうが、はるかにきつく辛い事だと思います。ご褒美と言えるものが何も無い状態で、ただただ自分の可能性だけにトライするわけですから。でもスポーツの真髄はそこにあるようにも思います。勝負の世界、自分との勝負ですよね。でもそこで努力できる選手は、どの世界でも努力できると思います。私も、そんな選手のほうが すごいなぁ・・と感じています。
Unknown (まい)
2006-07-31 16:10:18
ありさ!お疲れ!

ありさのアドレスが分からないので

この場をお借りしてしまいました。



本当に良く頑張ったね!

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