上松美香アルパ演奏「風」

2018-10-26 22:14:22 | 音楽(音楽動画・コンサート・オペラ) 

 

  こんにちは。

  アルパという楽器をご存知でしょうか。

  日本ではマイナーな楽器なので、ご存知ないかたのほうが多いと思うのですけど、ラテンハープ

  とも呼ばれている、ハープに似た大きな楽器です。

 

  スペイン語ではハープのことをアルパと言うそうです。

  主に、ラテンアメリカのパラグアイやペルー、メキシコ、ベネズエラなどで演奏されています。

 

  今日は、アルパ奏者の上松美香(あげまつみか)さんの演奏を下に載せましたので是非お聴き

  になってみてください。

  「風」というタイトルの、素敵な演奏曲です。

 

  実は7年ほど前に一度、上松さんの生演奏をコンサートで聴いたことがあります。

  その時の曲目は、Tesorito、コンドルは飛んでゆく、牛乳列車、コーヒールンバ、光の記憶。

  演奏者の激しく速く動く指に感心し、36弦を指の爪で弾いているそうなのですけど、なるほど

  ラテン音楽に似合う音色・・と聴き入り、印象深い演奏でした。

   

  上松さんは、ご実家が長野県で楽器店をやっており、お母さんもアルパ奏者ということで、ご自身

  も演奏者になられた、ということでした。

  そんな特別の環境でもなければ、なかなかこんな珍しい楽器を弾くようにはならないでしょう、と

  思っていたのですけど、なんと日本には「全日本アルパコンクール」があり、毎年千葉県で開催さ

  れているのだそうです。今年は11回目。

  

  今年、偶然にそのコンクールをテレビで観て、びっくりでした。そんなに日本で広がっていたとは。

  最後に、参加者全員だったと思うのですけど、アルパの大合奏を聴きました。

  上松さんはそのコンクールの第二回目の優勝者です。

                          


                                「風」

         

 

 

 

               

  ↑上の写真は、スペインのバルセロナにあるグエル公園で聴いたアルパです。

  西洋楽器のハープとは違って、このように屋外で気軽に大道ライブなどもする庶民的な楽器の

  ようです。

  余談ですけど、背後にある象の脚のような気味の悪い柱(個人的な感想)は、サグラダファミリア

  を設計した建築家のガウディのデザインによるものです。天井はカエルの卵の群生でした。

  ずいぶん以前にこのブログにも載せましたけど、グエル公園は、タイル張りの巨大トカゲがいたり、

  ガウディがノリノリで楽しく創作したという、天才の夢想公園でした。

   

  お天気予報によりますと、今年は秋が深まるのはゆっくり、ということです。 

  皆さん、いい秋の日をお過ごしください。

  アルパのお話でした。

 

 

              
                      もうすぐハッピー・ハロウィーン~♪

 

 

                              

 

             

  

 

                                


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