五歳児レッスン→六歳児レッスンに変わりました☆
小学一年生と年長の差って、ほんとうに一才違うだけなのか?と疑いたくなるようなものがあります。年長さんのSくんもおそらくこの一年で、大きく成長するんだろうと予測しつつも、床にひっくり返ったりすると「やっぱり人それぞれなのかなあ?」なんて考えたり・・・
だったのですが、6才の誕生日を迎えた前後に、やはり成長伸びしろがグーーンと飛んでいきました!人間て、すごいですねぇ~~
ぐっと体も心も成長して、小学校に上がって、社会の中で「勉強」が始まるわけですね!
今までリントを使ったボーイングのプ練習をご紹介してきましたが(
全弓、
真ん中から先、)第三回目は“元から真ん中(半弓)”を取り上げました。
作りながらSくんの好みも分かってきたので、ちょっと工夫をしてあります。
◎S君好みに、今回は文字を多めにしてみました→多すぎて今ひとつだった・・・笑
◎ぼーいんぐ という新しい言葉を教えた
◎レッスン中のふとした会話から足し算がブームということが分かったのでさいころ&足し算で弾く回数を決めた→ 足し算の計算をするときには、机にもぐって隠れて指を折って数えていた(*^^*)
良かったこと・・・
以前の復習として、真ん中から先を30回ずつ4弦でやり、それに時間がかかりました。それプラスこの課題を10回以上やるとへとへとになってしまうので、多くても12しか出ないさいころシステムはペース配分としてよかったです。
さて、これだけ時間をかけて、ボーイングをやった成果は濃厚です。
やればやるほど体に沁み込み、自分でどんどん学習していきます。
持ち方、バランス、取るのはすごく難しいことなのですが、子供はいとも簡単にこなしていきます。
《 レッスン風景 》
① 普段色を塗ることにそれほど興味のないSくんですが、「ぴょんたに色塗って」とイロエンピツを渡すと塗り始め、自分で「バイオリンも塗る」と言って塗っていました。塗り絵って、やり始めると結構楽しいんだと思うのです。
なんとなく、“色を塗ること(塗り絵の達成感)と練習の達成感を重ねる”、“音を出すときに色も扱っていたという経験”、“色と音は言葉いらず”、ということが、発育によい、音楽教育によいと直感的に感じ、取り入れています。
② さて、さいころを振るときにS君がズルをし始めたので、「じゃあ、先生がさいころ振るから、『ストップ!』っていって。そしたら転がすから」と言って、出た数が、今までの中で一番少ない数でした。私はそれが誇らしく、先生がサイコロふるといいでしょうなんて言っていました(少ない数を出して喜んでいる先生はおかしいですね・・・^^;)
と、一緒に私も楽しみながらやって(根が子供なんです・・・)飽きっぽい子供にもしっかり正しいボーイングの仕方をマスターしてもらうことに成功しました!
「レッスンが楽しい、練習が楽しかった」ことが増えてくれば、あとはお父さんお母さんからの絶妙なたたみかけで自宅練習ができるようになります。S君の場合は:「ピアノやったら一時間、バイオリンやったら一時間、勉強やったら一時間DSやっていいよ」でがんばっているようです。
もちろん体の発育や、経験値も関係するかもしれませんが。
(つづく)
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