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~ナースえいや三十にして立つ~
アメリカでCNA→ICU RN→NP

出産レポ④全身麻酔による帝王切開

2018-09-18 05:45:00 | 【アメリカ】2人目妊娠出産
前回(出産レポ③)の続きです。


④全身麻酔

全身麻酔による帝王切開が決まったら流れは早いです。
再度、手術台の上に横になって手足を固定されます。
Foley(尿道カテーテル)は入っているし、
SCD(血栓防止のフットポンプ)も装着されてるし、
バイタルサイン測定のモニターにも繋がれています。

ここからはDr.B(産科医)や麻酔科医、
その他スタッフが同時進行で準備を始め
【Dr.B】
お腹にIodine(消毒液)を塗りたくると同時に
ナースへ投薬のオーダーを出す
【麻酔科医】
気管挿管と静脈麻酔の準備を始める
(全身麻酔だと挿管されて人工呼吸器に繋がれます)
【ナース】
Dr.Bから指示された薬(産科ではあまり使われない薬)が
手術室に無かったので薬剤部に電話で依頼
【ORテク】
手術器具の再カウント&チェック

私が気が付いたスタッフの様子はこんな感じ。

この中で一番様子がわかるのは
手術中の定位置が頭上である麻酔科医。
気管挿管の器具が整ったのかな?と思ったら
「今から麻酔入れます」の声が聞こえて
左手に入っているIVから薬が入ってきました。
何の薬かは不明だけど










(▼皿▼#)クッソ痛えぇぇぇ(`Д´メ)
汚い言葉使いでごめんなさい<(_ _)><(_ _)><(_ _)>










あまりにも腕が痛くて仰け反っちゃいました∑( ̄[] ̄;)
血管を内側からビリビリと刺激されている痛みで
血管&腕が熱を帯びて痛いとも言えるし
電気ショックを与えられたような感じとも言える。
とにかく腕が半端なく痛かった(ノ◇≦。)

でも5-10秒くらいで意識吹っ飛んだよ( ˘ω˘ )スヤァ…

ちなみに全身麻酔だと立ち合いが出来ない方針らしく
私が手術室に入って以来、
準備出来るまで中に呼ばれるのを待っていた主人は
いきなり
 ・全身麻酔になったこと
 ・立ち合いが出来ないので外で待機
の旨を告げられてそれは不安になったそうです。
(そりゃそうだ)

そんなわけで夫婦ともに
次女が誕生する場にいることが出来ませんでした(ρ_;)


⑤意識がないうちに次女誕生

ここからは主人から聞いた話ですが
手術開始して割とすぐ(10-15分位)に次女は産まれたようです。
2回目の帝王切開なので
癒着などで少し時間かかるかも?と思ってたけど
意外とスムーズにいった模様。
最初に次女が手術室から出てきて
私はその20-30分後に元いたLDRに戻ってきたそうです。

やはり全身麻酔だと赤ちゃんの産声も聞けないし
どんな様子で産まれてきたのかわからないし
すぐには抱けないので
何となくシコリが残る感じですね。
母親なのに我が子の産まれた事情を知るのは一番最後。
私の場合は全身麻酔になった理由が情けないので
余計に「あぁぁ...(´Д`|||)ドヨーン」と不本意に感じてしまいます。


次回(出産レポ⑤)へ続く。


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