1月より3月初めまで一之江名主屋敷で茅葺屋根の差し茅工事を
行っているとのこと、
⇒一之江名主屋敷差し茅工事のお知らせ(江戸川区サイト 更新日:2016年1月15日)
気が付けば3月に突入!もう終わっちゃったかな?
前回平成18年の葺き替え工事の見学から10年
関連ブログ⇒平成18年4月一之江名主屋敷葺き替え工事見学会
はやいね。。
前回(平成18年)の葺き替え工事とは違い、今回は、差し茅工事というもの。
痛んだ部分を取り除いて新しい茅を葺いていくことにより屋根の内側まで
傷んでしまう前に行う補修するというもので、工事は2月中に終了したとのことでした。
今回の差し茅工事は前回のような見学会はなかったようですし、工事を終え補修したての
様子を写真に収めたことでよしとしましょう。
屋敷林側(※一番下の図を参照)から撮影
差し茅をほどこされた部分がはっきりわかる。
下からの図
畑地跡側(※一番下の図を参照)から撮影
手前は麦畑、こう見ると東京ではないみたい。
長屋門側(※一番下の図を参照)から撮影
囲炉裏
区民から寄贈されたという昭和40年代のお雛様が飾ってあった。
きょうは薄い春コートでも大丈夫な暖かさ
春爛漫♪
鳥がさえずり梅がきれいだった。
※一之江名主屋敷・・・江戸川区 文化財・史跡>一之江名主屋敷 サイトより説明文と図を引用
一之江名主屋敷は、江戸時代はじめにここへきて新田を開発した田島家の居宅です。江戸時代を通じて一之江新田の名主(なぬし)をつとめてきました。現存する主屋は安永年間(1772年から1780年)に再建されたものです。
屋敷全体は、周囲に堀をめぐらし、屋敷林、屋敷畑、庭園をそなえた、中世土豪風の屋敷構えです。
平成元年から平成5年にかけて建造物の復元修理をおこない、一般公開をはじめました。平成10年から11年に敷地景観の整備、平成18年に主屋の屋根の葺き替えをしました。平成23年9月に江戸川区の所有となっています。
もっとも整備されたと思われる江戸時代から明治時代にかけての様子を、長く後世に伝えていきたいと思います。