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東京からマレーシアペナン島→また東京に戻りました

美しい人 NINE LIVES 

2006-07-12 | 映画のこと
「彼女を見ればわかること」の監督ロドリゴ・ガルシアの最新作。
9人の女性を描く9編の短い話から成る。
それぞれを錚々たる女優たちが演じている。

それぞれの話が10分間のワンカットで撮られているのがすごい。
演じる側にとっては大きな挑戦だったという。
ワンカットなのでカメラはずっと回りっぱなし。
動き回る出演者をカメラが追い、周囲の風景もぐるりと回る。
カットされていない10分間はかなり濃密。

女性のデリケートな心の動きや
ほとばしり出てしまう感情を
豊かな演技で魅せる女優さんたち。
ロカルノ映画祭では
9人の女優全員に最優秀主演女優賞が贈られたというのも納得。

ここのところ私的には
女性の生き方を描いている映画が心にずんとくるので
そういう意味ではこの映画も必見だった。
どの話も日常を切り取った形にはなっているが
一人一人の背負う人生があまりにも重くて痛い。
「痛みは光と化す」
これはこの映画のプロモーションの言葉ですが
うまく言ったものだと感心してしまう。

個人的に好きなのは
第8話 乳癌の手術を受ける妻カミールが夫の愛の深さを知る話
第9話 墓参りに行く母マギー
この2つですね。
両方とも最後のシーンで涙どわっと出ます。

以下出演者たちです。
 第1話 エルピディア・カリーロ Elpidia Carrillo asサンドラ
 第2話 ロビン・ライト・ペン Robin Wright Penn asダイアナ
 第3話 リサ・ゲイ・ハミルトン Lisa Gay Hamilton asホリー
 第4話 ホリー・ハンター Holly Hunter asソニア
 第5話 アマンダ・セイフライド Amanda Seyfried asサマンサ
 第6話 エイミー・ブレネマン Amy Brenneman asローナ
 第7話 シシー・スペイセク Sissy Spacek asルース
 第8話 キャシー・ベイカー Kathy Baker asカミーユ
 第9話 グレン・クローズ Glenn Close asマギー
     ダコタ・ファニング Dakota Fanning asマリア
 
コメント (2)
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M:I:Ⅲ

2006-07-12 | 映画のこと
こういう大音響・大アクション映画は絶対映画館で観たいもの。
先行ロードショーで見てきました。

評判どおり2作目よりは数段面白いが1作目には劣る、といったところ。

最初から息つかせぬ展開で
例の変装マスクにもまた騙された。

マギーQっていう女優さんがものすごくきれいで
吸い込まれそうだった・・・。
フランス&アイルランド系米国人の父とベトナム人の母をもつ
国籍不明なエキゾチックさがとてもよい。

でもやっぱりイーサンに家族はいらないよー。


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ステルス

2006-07-10 | 映画のこと
ただ映像と音がすごいやつを見たかった。
まったく期待しないで見た。

出だしからステルス戦闘機が轟音で登場!
大迫力!

CG使いまくりだしストーリーも大体先は読めちゃうけど
でもでもそれでいい。
恥ずかしげもなくものすごいドキドキして見入ってしまった。

主演女優の水着シーンで筋肉隆々に感嘆し
人工知能の気味悪さは2001年のHALを彷彿させ
ステルスの渓谷をぬいながらの追い掛けっこはスターウォーズさながら。
北朝鮮に墜落した女が追手から必死に逃げまどう姿は
アンジョリナジョリーを思い出す。
最後はターミネーター2の終わり方に似てるといったところか。

そう言ってるとこの映画何の独創性もないみたいだけど
結構好きです。こういうわかりやすいエンターテイメント。

ストーリーや状況などよく考えるとひどく無理のある映画ですが
いいです、そういうこと考えてないで見てください。

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