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2011-

トロイアの女たち

2012-12-14 21:14:28 | 日記
ギリシャ悲劇で

俳優がイスラエル人のなかの
アラブ人とユダヤ人てことで
意義ある公演なんだそうで。

一応
ギリシャにも
イスラエルにも行ってる身としては
多分旅前だったら深さを理解出来てなかったろうなと。

ま、イスラエルって
ジョージ・ブッシュと名付けられた
場所があって
めちゃアメリカの庇護のもとにある印象で
(パレスチナはもちろん別で)
そのアメリカのイヌ的な
日本でユダヤ人とアラブ人とってやられても
ってな感じが少し。

意義があることだから、
…とわかっていても

アンサンブルたちが
同じセリフを

日本語
ヘブライ語
アラビア語で

繰り返し繰り返し言うわけさ。

日本人のアンサンブルが話しだすと

また繰り返すんだなあと
げんなりする器の狭い私。

そこを
げんなりさせないのが
蜷川幸雄の仕事なんじゃないのかいとか
少し思ったりして。

…まあそんなことは思いましたけれども

白石さんの演技は
言語とか国籍とか
関係ねえなあ
すさまじいなあって感じ。
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