あにえす・えふ

もうそろそろ日本へ帰国します

台湾人の中の日本

2006-11-20 23:16:01 | Diary
台湾は昔日本の植民地だったけれど、台北にいるとまるで日本の何処かの都市にいるような錯覚を覚える。
もちろん、区画整備の段階で日本人が設計をしているから、日本の街のようになってくるけれど、だからといって町並みだけで“日本みたい”って感じるかな?と思っていたら、今日、友達から教えてもらった事で納得が入った。

というのは、友達のSさんが日本語世代の人と話している中で、台湾語の中に“気恥ずかしい”とか“気後れする”という言葉がそのまま残っていて、それは中国語の表現にはない、日本ならではの一歩ひいた謙虚な気持ちから発する言葉で、その気持ちを表現するには日本語しかないらしく、そのまま台湾語に輸入されているとの事。
これは言葉と一緒に日本人の心も受け継がれているのだな~と納得をして、より台湾を身近に感じた。

日本の心といえば、日本の絵本“シバワンコ和の心”という本が中国語に訳されて台北で購入できたりする。

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