メンインブラック２ #290

2002年　アメリカ　85分　ウィルスミス

5年ぶりの続編。エイリアンたちはよりコミカルに、そして奇想天外にパワーアップ。対するMIBは・・。

前回MIB入りを果たした美人検死官はあえなく頓挫（登場しな～い）、Jは次々にパートナーの記憶を消し、三行半を叩きつけていた。そこに現れたのは下着のモデルに身を変えた宇宙人のサーリーナ。ＭＩＢ本部は大ピンチ！Jは地元の郵便局で働くKにMIB復帰を要請する。記憶が消えていたKを友人の怪しい古道具屋に連れて行き・・・。

まあ、ストーリーはどうでもいいと言えばどうでもいい。人間の形をしたエイリアンたちが服を取ったらおいおいこんな格好だったの？とか、頭を銃で爆破したあと、また生えてきたりとか、首が二重になってるエイリアンの存在とか、街中エイリアンだらけだったり、で笑っているうちに時間が過ぎてしまう。作中番組（安っぽいつくりでおかしい）に出てくるMIBメンバーたちの怪しさとか、絶対狙って作ってるとしか思えない計算された笑いがちりばめられている。Jが一目ぼれしたローラが実は・・・で、最後にああなっちゃうとか。パグ犬のフランクは今回も活躍したり、地下鉄エイリアンが意外と活躍したり、ずっと活躍してたJがKの復帰後すっかり手下になるのを嬉しそうにしていたり、とにかく面白い。

バリー・ソネンフェルド監督がトミー・リー・ジョーンズの娘との家族役でこっそり出演。ウィルスミスが「娘さんをお大事に、ジャンクフードをたっぷり食べさせてあげてくれ」なんて言い残してる。こっそり出演と言えば、大物歌手Ｍ・ＪがMIB志望のエージェントM（候補）として出てくる。一瞬あれっ？と思うけど、やっぱり本人。どこだかわからないがウィルスミスの娘も出演してたみたい。目が離せない90分だ。