クリープゾーン エイリアン急襲 #125

2002年 アメリカ 84分 TERMINAL INVASION

アメリカのSF・ホラー専門ケーブルテレビ、Sci－Fiチャンネルの「クリープゾーン」シリーズ第2弾。

吹雪で外部と接触が不可能になり地方の空港に閉じ込められてしまった人々。そこへエイリアンが急襲する。彼らの目的は人類を奴隷にすること。だったらもっと都会に行けよと思うが、それを言ったら始まらない。閉鎖空間の中で誰がエイリアンなのかわからない状態で人々は疑心暗鬼に陥っていく。

登場人物は15名。パイロットで航空会社の社長でもある美人キャシー、その事務局長的なおばちゃん。太ったガードマンと係員。そこへ殺人犯を車で輸送中、事故を起こし駆けつけた刑事2名と犯人。乗客は8人、1組の夫婦、その子どもと思われる男の子女の子。一流企業の重役と自ら名乗る偉そうな男、ヤンキー風の黒人、牧師、か弱そうな女性、だ。

殺人犯ジャックがトイレに行くと、牧師が話しかけてきた。ジャックはいち早く異変に気付くが警官二人は牧師に殺されてしまう。牧師は人類を支配するためにやってきたエイリアンだったのだ。ジャックの攻撃により牧師エイリアンは死亡、消滅する。一方、待合室では足止めを食らった乗客たちが混乱しキャシーが必死でなだめていた。危機を知るジャックは全員を抑えようとするが、銃を奪った重役が、係員をはずみで撃ち殺してしまい事態はますます悪化する。そこにきてか弱そうな女性がエイリアンとなり、ジャックが撃ち殺して事なきを得るが、事態の深刻さを理解した全員はジャックの元にひとまず服従する。
まだエイリアンが潜んでいるのではないかと空港の手荷物検査用のレントゲンを使って一人ずつ調べようということになる。そして意外な人が引っかかり、ガードマンを襲う。レントゲンにガードマンを捕獲する像が写り、2人は死亡。残りは8名となる。エイリアンもだんだんと本性を表し？巨大化したり凶悪な姿に変わったり、がっぷり四つで戦っていく。

誰が生き残っていくかという点では面白かったが、エイリアン多すぎ、しかもすぐ出て来すぎ、もっと「ため」があればよかったかもしれない。その分、ストーリー展開は飽きさせないスピード感があった。

クリープゾーンシリーズ
クリープゾーン　聖剣伝説
クリープゾーン　エイリアン急襲
クリープゾーン　洗脳モルモット　#229
クリープゾーン　恐怖のウイルス