映画のせかい

私が最近見た映画 ※ネタバレあり

Wの悲劇 #201

2005-02-02 | た行映画
1984年 日本 110分

作中劇「Wの悲劇」をめぐり、現実と劇がリンクしていく。なによりも女優という憧れの世界をリアルに描き、いかにもありそうな作品となってる。薬師丸ひろ子が演じるのは、劇団の研究生。健気に頑張るフツーの女が、ある事件をきっかけに女優への道を歩み始める。

大女優の部屋で病死したパトロンが自分の部屋で死んだことにする代わりに、役を貰うんだけど、この大女優役の三田佳子の存在感が抜群!人に押し付けておいて「もう少し若ければ自分が記者会見で涙したのに!」とか、平気で言ってのける。立ち居振る舞いも大女優のそれであるし、カーテンコールのラストをデビューした新人に譲るところも渋い!

しかしこの作中劇、一部しか出てこないのでそう思うのかもしれないけど、なんだか変。唐突な展開、ありえない殺人。おいおい、と思っていたら、満員の観客からは大拍手。劇と同じことが現実で起こるってのもねえ。あ、劇の内容は映画と関係なく楽しめるので気にしないでください。


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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは~ (Ray)
2005-02-02 12:44:28
この映画は大昔に観て、はっきりとは覚えてないのですが、三田佳子が凄かったと思い出しました!

「すごい女優根性!」を演じておられましたね。

主題歌が

「もう、行かないで~、そばにいて・・」とかではなかったでしょうか(笑)



当時、原作も読んだのですが、夏樹静子だったような気がするのですが、ウロ覚えです(汗)

「W」「Y」「M」の悲劇のシリーズではなかったですか。
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Unknown (映画のせかいマスター)
2005-02-02 18:22:51
Rayさんどうも!コメントありがとうございます。

三田佳子さん、女優してるところをあまり見たことが無かったのですが、この作品はインパクトがありましたねー。実際こんな感じなのかも、なんて思ったりして。



主題歌と原作はあってますよ。原作とは違う話みたいですけど(読んでない^^;)主題歌はメインテーマと探偵物語とこれ、記憶がかぶります。つーか全部同じに聞こえる・・。



ではでは!
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Unknown (samurai-kyousuke)
2005-02-06 00:22:10
確かレンタルビデオで見て以外とおもしろかったという記憶があります。

薬師丸ひろ子さんの「顔はぶたないで、私女優なの!」という台詞を覚えています。
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Unknown (samurai-kyousuke)
2005-02-06 00:35:26
すみません。

"以外"ではなく"意外"でした。恥ずかし・・・。
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Unknown (映画のせかいマスター)
2005-02-06 09:03:14
samurai-kyousukeさんどうも!コメントありがとうございます。



タナボタで転がり込んできた役をもらって、丁度その気になってきたときのセリフでしたね。その後記者会見でのなりきり演技!あのあたりがこの映画の最高潮でしょう。



セリフと言えば「わたしがおじいさまを殺したの」ってのも痛烈に覚えてます。公園で大声で叫びながら歩いてたりして(笑



では!
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