黒毛ぱぎゅ~ぅ化のなれの果て… ?

2010年10月13日 | パグの健康
黒豆さんは パグにしては スレンダーな体型。

福豆さんに比べても 足も細くて長い。

ついでに 妙な姿勢で シッコをしたがる(こやぶん 困る)

ちなみに 立って歩く事も 若い頃は やった。

ただ 散歩は あまり お好きではない(単に福豆さんのペースで歩くのがイヤなだけ)

そして ヤマトのにぃ~ちゃん&や郵便局のオッちゃんなどには ダッシュして  
日頃の運動不足を解消すべく 手荒く歓迎します(本犬曰く、腹筋を鍛えるとの事)


常に… 日々のほとんどを、 まどろみ過ごす 黒豆さん 7.98kg。
黒毛ぱぎゅ~ぅ化した 黒豆さんには こちらが必要ではないかと こやぶんは思う。




そして とある早朝5時、こやぶんも経験した アレ 黒豆さんにもやってきた。




背中を丸めて… どうにもならん? ってカンジの、黒豆さん。

色々 修羅場(?)をかいくぐって来た こやぶん、今回は 『何がど~悪いのか』 が 


皆目 検討がつかん! 


朝の5時半だったけど T動物病院に相談しようと思い― 電話(本当に判断できなかったですよ)
 

(後で知ったけど) 夜遅くまで○○していたT院長先生は夢の中 
留守電に入れても返事がなくて、待ちぼうけ の こやぶん(早朝だからねぇ…  )  。



とりあえず 福豆さんの散歩して ご飯の用意をはじめたら、



歩き方は変だけど 食欲はある様子(なので こやぶん 少々安心した)
 ※ 検査をする前提で― 朝ごはんは抜きましたけどね。



この場合 黒豆さんにとって 楽な姿勢でいる事が一番なので
目の届く範囲で 好きなようにさせていました(冷えないようには注意したけど)



ただ 黒豆さん シ○コ&ウ○チはお外派なので、
人通りが少ない場所を選んで 黒豆さんのペースで散歩した(ついでに 尿検査用の検体も採取)。

朝一番でT動物病院に乗り込んで、
速やかに検査できるように段取っておこう、こやぶん 思った訳です(だって返信がないからさぁ~)

てな事で 一路 T動物病院に向かう中、黒豆さん麗しのATHさんから連絡がありまして―

今回 黒豆さんの身に起きた事を簡単に説明…

 ●発見時 腰かストンと抜けた感じだった。
 ●時間の経過と共に背中を丸めて 動けない(動いても 恐る恐る 金ちゃん走りの様に移動)
 ●痛くても 食欲はある。
 ●シ○コは出るが、ウ○チは― 体勢に無理がある様子(気張れない?)
   

とりあえず、早めに診察してくれるよう手配してくれた。



イザ T院長先生の診察
 
背骨(脊椎)に沿って触診していくと― とある場所で 黒豆さんが 痛そうにする。

また 後ろ肢の状態を確認する為に「踏み直り」や「跳び直り」反応をみたり

例えば…

 

※足先の反応を診る診断だそうです。
 症状が出ていた時は、つま先に感覚がないらしく(診察時はL字状態のままだった)、
 正常であれば― 不自然な状態なので、肉球でしっかり地面をとらえる姿=いつもの状態に戻ります。

黒豆さんは免れた(?)けど― 
鉗子で強く摘む事も、あくまでも反応を診る為― 決して虐待ではありません。
(反応しない = 痛みを感じない状態 → 深刻な状態を意味します)

脊椎になんだかの以上が起きた様子なので、血液検査と尿検査(通院中もあってね)を実施…

結果は感染症等を示す異常な数値はなかった。


よって 診断は…  軽度のヘルニア

ヘルニアはレントゲンやCT撮影では判断が難しい(骨の異常ではないから)。
MRI画像診断がBESTだけど、わんこには麻酔リスクも伴う。 
こやぶんも昨年夏に激痛が伴うヘルニアでMRIを初体験、工事現場にいる様な轟音凄まじい検査機器の中を30分弱拘束される


こやぶん調べによると…
ヒトとわんこの違いは 発生部位が違うことでしょうか?(こやぶんのヘルニア体験談はこちら


 ※教育用画像素材集から お借りしました。

わんこは胸椎でヘルニアを発症するらしい(ヒトは頸椎や腰椎・仙椎)。
そして発生部位の構造上… まともに脊髄内の神経を圧迫、腰がストンと抜けたようになるらしい。
 ※ヒトの場合(腰椎)は抹消神経あたりを圧迫するので腰が抜けるより、足が動かせんカンジだった(by体験者)


ここで 注意してもらいたのが

ヘルニアは軽度(グレード1)~重度(グレード5)までの段階(※獣医さんよっては4段階とする場合有)があり、
素人では判断ができません(厳禁です)。
 
何よりも 放置しておくと… 急速に症状が悪化する事もあるらしい。

 ●歩けない
 ●排尿できない(←最後のシ○コから どれだけ排泄していないか?)
 ●足先の感覚がない                         のなど 思いあたるフシがあれば―

お近くの獣医さんを叩き起こしてでも診察(48時間以内)、 様子見は厳禁です。
 ※排泄障害は尿毒症などを発症する恐れもあり、脊椎が壊死し融解する脊髄軟化症など… 最悪の事態も考えられます


治療は… さしづめ ヒトと変わらず。
炎症を抑える内服薬(ステロイド剤の筋注)と 黒豆さんの得意技 絶対安静

最初の3~4週間が肝心、

 すべる床禁止 →T動物病院の待合室の床はよく滑るけど… ?
 上り下り厳禁 →上げ膳下げ膳生活の黒豆さん、図に乗っておりますよ(泣)
 ケージに閉じ込める → 逆に『暴れるからなぁ~』 とT院長に云われた。
 ヒトに向かって立ち上がらせない → これが本当に難しい(特に、ご飯&オヤツ)

などを注意しつつ安静にさせる事が大切な治療となりますが、
10月の連休中、黒豆さん… 鴨川で勝手に水中療法を始める始末(暑いとはいえ…)。

運動させないと ぱぐぎゅ~ぅ化してしまう(この頃はムチムチ気味)、頭を抱えるこやぶんであった。

 ※こやぶん自身は 地道に運動して― 身体を鍛えるように心かげています、たぶん。


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4 コメント

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Unknown (お多福)
2010-10-14 16:32:14
いくら親戚だって、同時期にならなくてもいいのにね~。
萬君とは膿皮症仲間だし(苦笑)・・・・・。

私も、今回はまさかのヘルニアでしたよ。
二足歩行もしないし(笑)床も滑らないってのに・・・。
動画の黒豆さんと同じ様に足がもつれていました。
焦りますよ~パグ脳炎か?なんてことも考えたし・・・・・。
早めに判ったことをよしとして、お互い大事にしましょうね。
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お多福さんへ (飯使い こやぶん)
2010-10-15 09:48:17
実は 黒豆さん… 膿皮症もあったりする。
ただ 暑い時期に 気合いのシャンプー療法+αで改善させたカンジ?

親戚とはいえ 病気も― って 笑うしかないですね。

それにしても ヘルニアの症状はおっかないですよね。
一瞬 『何がおきた?』ってぐらいの症状ですからね。

大吉さんも黒豆さんも 筋肉つけて再発防がないとね 
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Unknown (つき)
2010-10-15 21:00:47
黒豆さんの「弱ったなぁ…」って顔と
歩き方…う~ん辛そう…(泣)
これでも軽度なんですね。
重度ってどんだけ辛いんだろ?

薬が効いて少しはよくなったのかな?
それにしても、勝手に水中療法って…(笑)
さすが黒豆さん?
10月でも暑い日がありましたもんね。
ほんとに、お大事にしてください!
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つきさんへ (飯使い こやぶん)
2010-10-16 08:57:14
黒豆さんのヘルニア発症から― 約1ヶ月。

今じゃぁ~ 普通に歩いていますので、
ご心配不要ですよ。

ただ イザって時に、参考にしてもらえればと思い、
動画ものせてみました(診察の参考にとったモノですが)。

萬さんも ダイエット&筋力UPで ヘルニア予防に励んで下さいな。
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