学びすとの夢へのチャレンジレポート

夢に向かって学び実践し続ける<学びスト>でありたい。
学びは全ての経験・出会いの中にある。
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琵琶湖西岸断層帯地震と草津市

2006-06-28 01:35:54 | 学びスト2「勉強会・交流会・セミナー」
6月21日に平成18年度草津商工会議所女性会、総務グループの企画事業として無料で開催された「地震災害の予備知識と防災について」の講演。

講師は滋賀地震防災市民ネットの 円山忠昭氏 
   京都大学名誉教授     藤原悌三氏
   滋賀県土木交通部住宅課  宗像幸男氏

琵琶湖西岸断層帯が引き起こすとされる地震はマグニチュード7.8で兵庫県南部大地震と比べて5倍も大きいとされる。
そのことをまずは地域の人に知ってもらい意識の向上と、防災対策を進め、何より地域のコミュニティを作り上げ、いざという時に助け合える土壌を作ることが何より重要であり、その為の活動をボランティアで行われているのが「滋賀地震防災市民ネット」である。
「滋賀地震防災市民ネット」についてはこちらの記事に詳しい。

地震の怖さ、防災対策の必要性について、良く分かった。
地震の実験の模様をビデオで見せて下さり、被害の予想を草津の場合という身にしみる数値データで示して下さった。
最初に簡単な問題をみんなで解いて驚きをまじえて、意識を向上させてから、本題に入っていく講演のもっていきかたもプロ級である。
この活動をし始めて3年でこのくらい詳しくなられたと藤原教授が円山氏のことを紹介された。
円山氏はボランティアで活動をされていらっしゃるようだが、何よりみんなに知って、防災対策を小さくても自分の家族を守り地域を守るために実行してほしいという熱い思いがあってこそであり、それがしっかりと伝わってくる。

円山氏はこのような活動を大津市瀬田小学校で、理科の「大地のつくり」と「総合的な学習の時間」の合科として行われた。
その内容についてはこちらに詳しい。

地域の意識を子供から家庭へと伝えて向上させていく。
私達大人が子供から学び、子供の将来についてもっと真剣に考えていかなければならない時代だ。

そして、もう一つ地震の時に隣近所のおつきあいがあると無いでは大きく違ってくる。
兵庫県南部大地震の時に、近所づきあいがあるところでは、つぶれた家のどの部屋に誰が寝ているという情報を頼りに救出されるということもあったとのことだ。
地域コミュニティの重要性が日々の生活にも災害の時にも防犯の意味においてもますます高まっている。

地域に目を向ける。
「安全と安心」をつくる。
「暖かい心」を育む。
「子供の未来」を真剣に考える。
「高齢者が一人でも心豊かに暮らしていける地域」をつくる。

そういうことを真剣に考えるきっかけをくれたとっても良い経験となりました。
ありがとうございます。






 


平成18年草津市ゆうゆうびと講座

2006-06-21 00:50:51 | 生涯学習インストラクター・ゆうゆうびと
以前こちらのブログで予告させて頂きました草津市主催「ゆうゆうびと講座」が以下のとおり決まりました。
7月1日と8月1日のくさつ広報で公募されますが、それよりも早くお知らせ致します。
どうぞこの夏から年内に開催される講座を通じて、新しい趣味・教養との出会いを新しい自分の発見をしてみませんか?
    講 座 名               会  場        日  時(曜日は同じ)
1.和紙によるちぎり絵(定員15名)草津第二公民館 7月20日(木)8月17日・9月21日・10月19日・11月16日・12月14日
  全6回 10:00~12:00 材料費 1回735円

2.楽しい囲碁講座(定員15名)  草津アミカホール等 7月22日(土)29日・8月5日・12日・9月9日・16日 全6回 10:00~12:00 材料費合計100円程度 
 
3.日舞にチャレンジ(定員10名) 草津アミカホール  8月18日(金)9月1日・15日・10月6日・20日・11月3日 全6回 10:00~12:00 材料費なし

4.防犯防災を学ぼう(定員10名) 草津アミカホール  8月12日(土)9月2日・10月7日 全3回 14:00~16:00 材料費なし

5.健康マージャン入門(定員12名) 市民交流プラザ  8月20日(日)27日・9月3日 全3回 10:00~12:00 資料代1回300円

以上5講座が7月1日の広報で公募されますので、ご覧下さい。
申し込みは、草津市役所の生涯学習スポーツ課になると思われます。

私達ゆうくさつネットサポーター(生涯学習支援ボランティア)は、この講座の運営をサポートし、取材、学習ボランティア通信「ゆうネットくさつ」で内容をお知らせしていきます。
「ゆうネットくさつ」は市内の公民館・図書館・市役所・公共施設で配布しています。
お楽しみに。

近畿商工会議所女性会総会参加

2006-06-14 01:05:46 | 学びスト3「実社会からの気づき」
近畿商工会議所女性会の総会が京都ホテルで開催された。
初めての草津商工会議所女性会の会員としての参加だった。
草津からは20名の参加。全体で800名を超える女性陣。
まさに女性パワー爆発!
先輩女性経営者の方々から、これからも多くを学んでいけるかと思うと本当に光栄だ。
ご自身が経営をされている方、企業の幹部の方、自営のご主人を支えていらっしゃる方。
いろいろな立場の方がいらっしゃる。
経営は生き物だ。
その本質は人間からしか学べないと思う。
オムロンの立石会長の講演も素晴らしかった。
大勢の女性を前に講演は苦手とおっしゃりながら、素晴らしい聴衆の惹きつけ方だった。
これからの経営の牽引力は個人の創業家ではなく、経営理念だとおっしゃりながら、やはりこの方だからこそ、オムロンの成長があったのだと思えた。
人から学ぼう。
頭を下げて学びに行ったのは、中国の・・・。
その精神を持ち続けよう。

続長崎はいいよ~。

2006-06-06 19:10:14 | お気楽日記
 さて、昨日の続きは、「長崎歴史文化博物館」からね。
 一回りすると長崎に愛着が湧いちゃうね。
 海外との交流拠点。
 江戸時代末期に多くの人が学問・交易を求めて集った地。
 そして人を育てた地。そこから多くの遊学者が旅立っていき、日本に影響を与えた。
 大好き坂本龍馬もその中の一人。
 勝海舟との出会いが、海外への夢、日本に対して自分自身がやるべきこと、使命そういうものに火をつけた。
 亀山社中跡も見たかったなぁ。
 キリスト教徒が密かに自分の信仰を命がけで守り通した。
 多くの殉死者を出した地でもある。
 ここから多くの日本文化も世界へ旅立って行った。
 それに影響を受けたゴッホ、ミュシャをはじめ、海外のトップアーティスト達。
 ヨーロッパの有名な陶器も日本の焼き物から影響を受けている。
 「日本ってすごいじゃん」って高校生の声が聞こえる。
 
 また、来たい博物館です。お薦めよ~。
 その時はもっといろいろなことが分かって来たい。
 次回は自分の成長が喜べるような気付きを得れるようにしたいな。
 焼き物のこともなんにも知らないし。
 せっかく日本人なのに残念ですよね。

 シャトルバスで空港へ向う。
 降りる時になんと昨日私に「長崎歴史文化博物館」を薦められた江橋教授が、いらっしゃって、出発までの30分ほどお話を聞く機会に恵まれた。
 さすが、教授の熱い語りを直接お聞きできたことが嬉しい。
 知の領域を楽しむ術を身につけられたプロは、専門(法律)外でも、徹底的にのめりこんでお調べになるんですね。
 麻雀、カルタ、焼き物、江橋教授の引き出しから、たった30分でもいろいろなお話が次々と飛び出してくる。
 
 知の旅は、あまりにも楽しすぎる。際限無い、いつまでも魅力的。
 とっても素敵な一人旅の閉めとなりました。
 江橋教授、ありがとうございます。

長崎はいいよ。

2006-06-05 23:59:43 | お気楽日記
健康マージャンについてパネルディスカッション参加(&全雀連+全段審総会)の為、長崎へ
6月4日(日)朝早くに伊丹空港から長崎空港へ
      長崎空港は海を埋め立てて作ったのかな?
      海の中の空港(大村)。
      私の前の席の方が着陸寸前にこう言われた。
      「当機は~まもなく~潜ります
      もう笑い転げそうになったのをこらえるのに必死。
      本当にそんな感じだったのよね。
      そこから名古屋市内のホテルへ
      長崎・・・傘要るよね。と思っていたらなんと晴れ。
      珍しいことなんですよ。私は雨女だから、雨がふることが多いんだけど。
      パネルディスカッションの様子は別にお知らせするとして、
      同じ業界の方、それも女性経営者達とお話すると刺激大でした。
      好奇心旺盛で、自分磨きを忘れない。そんな方が多かった。
      いつまでも若々しさを忘れない。それがお店の魅力にもなっているんですね。      
      お客様への気遣いも忘れない。とっても素敵な出会いで嬉しかったです。

6月5日(月)昨日と全く違って一人旅
       「自然と動物、文化と歴史と美術」に触れる旅となりました。

       最近出来た施設を巡りました。
       まずは「長崎ペンギン水族館」駅前から40分くらいバスに乗る。
       大好きなペンペン。
       ヒロユキがいっぱい。(これが分かる人は漫画好きだね)
       可愛い~。大好きな岩とびペンギンもいる
       可愛い写真を昨日あった女性にメールでお送りすると「1匹もらって帰ったら?」
       ホントそうしたいくらい。
       でもみんなでいるから幸せなんでしょうね。
       歩き方とっても可愛い。泳いでる様子も見れるし、土・日・祝にはペンギンパレードも見れるらしい。
       さて、ペンギンを堪能したら、次は「長崎県美術館」へ。
       今長崎は4月1日から10月29日まで「長崎さるく博’06」を開催中。
       日本ではじめてのまち歩き博覧会。
       まち歩きのガイドツアーや体験メニューがいっぱい用意されている。
       そうだからだけじゃないと思うけれど、ここへ行くにはどうすれば?とか、どのくらいかかりますか?とか質問しても大抵丁寧に、地図まで用意されて対応して下さる。
       観光都市どこへいってもこの気持ちよい対応がされているでしょうか?
       長崎、一人ぶらぶら=さるく=散策するのに、本当にとっても素敵な街ですよ。
「(彫刻家)富永直樹氏追悼展」
       ブロンズの「好日」と「大将の椅子」(⇒リンクで見てね)はどちらもペルシャかヒマラヤン?(猫)が題材の一部になっている。
       ずっと見ていたいくらい可愛く、癒される~。
「鴨居玲展」       ではやはりパンフレットに載っていた「私の話を聞いてくれ」が最高でしたね。(→リンクされたページで見れます)
       思わず足を止めて惹き込まれてしまいました。
       人物に黒をよく使われるのですが、この作品は背後が白。これがまた良い。
       人物(老いた男性)が横(右)を向いて上半身傾けて、口を開いた表情で、右手が印象的に描かれていてしわしわの指が自分に向けられているのです。
       私の感じたところ恐らく左手は無いんじゃないかと思われます。
       それまでの作品で取り上げられた題材に「廃兵」などがあったので。
       口を開いているけれど、恐らく声は出ていないそんな気がします。
       でも、叫んでいる。心の底から叫んでいる。
       でも声になっていない。そんな感じ。
       その声を貴方が聞いて下さいと作者が言っている。
       そういうタイトルのつけ方じゃないでしょうか。
       そしてそれは本当は「貴方の口にしていない叫びなんですよ。」と。
       老人ではなく、貴方の。

 次は前日にお会いした法政大学の江橋教授がお勧めだった「長崎歴史文化博物館」(2005年11月3日開館)へ。
       そうそうこのルート長崎駅前から「長崎市コミュニティバスらんらん」に乗って巡っています。
       1回100円で1週15~20分で都心部を循環しています。とっても便利ですよ。

 「続きは明日へ」
 
       
       
       

自分に合った勉強法(大学・大学院での学び)

2006-06-02 15:59:17 | 学びスト1「大学・大学院での学び」
私は随分前に短大を卒業し、OL生活を随分長い間やっていました。
その中で、必要な技能に関する資格(昔懐かしいワープロ・簿記)資格の学校に通って取得していきました。
途中で脱落した勉強が社会保険労務士
総務の仕事で社労士さんと会社(従業員の方々)の連絡・事務の担当などをやっているうちに、どうしてもきちんとした知識が必要になったもので、結構役に立ちました。そうか社労士さんって法律家なんだって、自分が勉強しだして分かりましたね。みなさん法律に基づいて動かれているわけですものね。
この法律ってやつがやっかいで、解釈すること事例で理解すること。なんだかコツがいるみたいなんですよね。ちょっと私には向いていなさそう。
専門学校の夜の部で習いだしていたのですが、残業で通いきれなくなりました。
短大時代に授業にあった「秘書」については、それを思い出しながら独学+面接対策の1日講座を受けて秘書検定準1級を取りました。あらためてOLとしての基礎を振り返るのに良い機会でした。
そうそう資格については、「ホームヘルパー2級」通信教育+実技(通学)で取っています。これも実技の講習がたいへん面白かったですね、実際にディケアセンターでの実習もありました。お昼を一緒にする仲間ができたのも楽しかったですね。

もうひとつの出会いが、放送大学。昔は京大まで通ってましたね。
まだ京都駅前のセンターが無かったときですから。
大学の授業ってこんな感じなんだ。いいなぁって思って、こんど京都の大学の公開講座を受けることのできるシティカレッジ」のシステムで、(いわゆる科目受講=単位ももらえる)京都精華大学の心理学系の授業を受けました。
これがまた面白くって、社会人の方が大勢受けていらっしゃいました。
本当に京都にはいいシステムがあるなぁと滋賀県人になって羨ましく思いました。
なんてったって市内にある大学数が世界的にもトップなんですものね。

そして近くの立命館大学(滋賀県)、ホームページを作るって内容の公開講座に参加して、リッツ(立命)いいなぁ。キャンパスも広いしと思っているところへ、草津市広報に立命館大学への「草津市社会人特別推薦」の制度があるというニュースが目に飛び込んできたんです。
普通、今から大学入試って無理!って感じだけれど、推薦で作文と面接と書類なら受けてみるかってことで草津市の推薦に通って、第2関門の立命館大学の書類と面接と論文の試験に挑戦!そして無事パス!
そこから社会人大学生生活のスタートだったんですねぇ。

まぁ勉強大好き人間なんですけど。
どこかへきちんとした時間に行って授業を受けるという「学校システム」が私に合っていたみたいです
適度な刺激と強制力。
経営という学問の面白さ、そしてそれを教えて下さった教授陣。
そして同じ社会人学生の仲間たち、現役学生との年齢を忘れたお付き合い、留学生との触れ合い、ゼミ仲間。
みんなからいろんなことを学びましたね。
それと大学に真剣になれた理由の一つに「良い成績をとらないと奨学金が借りれない(日本学生支援機構=旧日本育英会)し、立命独自の奨学金(授業料半額)をいただけるチャンスが無くなる」という経済的理由があったんですね。
これは中学生の時の高校受験の時からかかえていたことなんですけれど。
改めて今思うと、こういう重~い荷物が実は自分を鍛えてくれていたんだなってこと。
もし、悠々自適の生活を送っている<マダムの私>だったとしたら、きちんと授業を受けていただろうか、試験前に勉強をしていただろうか、レポートをきちんと提出していただろうか?
はななだ疑問???

今、最後の挑戦としてお借りした日本学生支援機構のお金の免除申請の結果待ちの状態です。
だめもとで「学位申請論文」や「学会発表」や「発表論文」や「成績」「スポーツ」「ボランティア活動」その他に「優れた業績をあげた人」の返還免除する(半額か全額)制度の申請をして、大学内ではかろうじて通ったようでした。
私の場合は外部(学会や論文発表)での活動ができるレベルにはなかったので、「学位申請論文」と「成績」だけの申請だったんですけど。
大体昨年で修士の貸与者のうちの約4分の1の430人程度の人がこの免除を受けられているようです。
それまでは研究者や教員にならないと免除は受けられなかった制度が昨年から変わったようです。

社会人の方でも、経済的な問題で「大学・大学院」を諦めていらっしゃる方がいらっしゃったら、こういう借りて行くということも可能ですからね。
頑張ってチャレンジしてみて下さい。