「 神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。
それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」 ヨハネ 3章 16節
信じ、希望し、愛する。この三つは昔からキリスト教が人間にとって最も大切なこととして教えてきたことです。
「 こういうわけで、いつまでも残るものは信仰と希望と愛です。その中で一番すぐれているのは愛です。 」 Ⅰコリント 13:13
心の深いところで強く信じ、広やかで肯定的な希望を抱き、心身を費やして人を愛することを忘れてしまったのでしょうか。
その結果、多くの現代人が、人としてこの世に生を受けてきたことの有り難さ、尊さを感じ取れなくなっているような気がします。
イエス・キリストはの誕生を祝うクリスマス、この日には二千年以上にわたって、世界中の人が
「あなたはこのちじょうにせいをうけたこと、そして今もここにいることはよいことだ 」 と祝福します。
イエスは、信じること、希望すること、愛することの大切さを、命をかけて教えて下さったのです。
それはこのことを始められたのは、神です。その御子を贈られたのは神であり、神がその御子を贈ったのは、
神が私たちを愛されたからです。すべてのことの背後には神の愛が満ち満ちています。
「 神は私たちの一人ひとりを、あたかも私たちのただ一人だけを愛されるように愛したもう」 アウグスチヌス