月下に杯を重ね

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藤四郎吉光

2005-12-07 02:19:43 | 刀工
 正元年間、山城国の人。本国は越前といわれている。
 鎌倉中期における京粟田口派の名工で、粟田口国吉の門下(あるいは子)と伝えられている。
 通称は藤四郎。
 直刃の短刀を多く作刀し、名工の誉れが高い。享保名物牒に十六口も載せられるほど評価が高い(なお相州正宗40振り(41振り説あり)、相州貞宗18振り(19振り説あり)に次ぐ)。
 短刀作りの名手。