KALEIDOSCOPE - Back in Japan!!

マキコです。
中国・深センでの3年弱の生活を経て、日本に戻ってきました。
私と家族の日々のツレヅレを記録しています。

ウィグルのナッツケーキ?

2011年11月16日 23時39分08秒 | 日記
用事があって、最寄りの駅近くまで出かけた時のこと。
普段見たことのない行商人の人達がいました。

リヤカーに、何か不思議な食べ物を乗せて売っている。
近づくと、行商人は明らかにいわゆる中国人ではなく、トルコとか…?
中央アジア的な顔の人達。

そして、リヤカーにどーんと乗っていたのは、どうやらナッツ類をヌガーのようなもので固めたもののようでした。

初めて見たので、あまりに驚いて、吸い寄せられるように近寄ってきて、結局うすーいスライスを一片買って来ました。
これがそれ。

このうすーいスライスでも、高さ20センチくらい、奥行き15センチくらい、幅2センチくらいあります。
食べてみたら、ナッツ好き、かみなりおこし的なものも大好きな私にはドンピシャ!
…でもカロリーはすごーーーーーく高そう…

売っている光景もとても面白かったので、やっぱり写真を撮らせてもらおう、と帰宅後に2ワンの散歩ついでに同じ場所に行ってみましたが、もう行商の人達は帰った後でした…
残念!

ネットで色々調べてみると、おなじような行商人の、こんな写真を発見。

そう!まさしくこんな感じでした!!!!

そして、このお菓子は新疆ウィグル自治区の、「新疆切糕」とか、「琥珀蔴糖」などと呼ばれているものの様子。
じゃあ、あの行商の人達はウィグルの人達だったのね。
トルコからは大分遠かったね。でも中央アジア的なのは、当たりか。

行商の人達はこのお菓子を「スーチーマ」だと言っていたけれど、調べたらそれはちょっと違っていた模様。
いかんせん、お互い中国語もたどたどしいし、英語も全然通じないし…

しかもね~…結構お高かったです。
こんな薄い切れ端(?)でも1.3キロもあって、50グラム5元で、合計130元(日本円にして1,600円弱)も!!
それって、中国の食べ物の値段としては驚異の高さです…
むーーーーー…ボラれたかな…
確かに、色々なサイトでは、そもそも結構高いようなことが書かれていたけど、
それにしても高いかも。
まぁ、面白い食べ物だし、次回以降値段は用心する、ということでもいいか。