KALEIDOSCOPE - Back in Japan!!

マキコです。
中国・深センでの3年弱の生活を経て、日本に戻ってきました。
私と家族の日々のツレヅレを記録しています。

銀の混合ワクチン

2011年11月27日 23時37分42秒 | ワンコ
27日(日)は、銀の混合ワクチンを受けに行って来ました。
…そう。これまた中国で!?のパターンですが。

でもワンの予防接種のたぐいは中国内で受けるしか選択肢がないので、仕方がありませんネ

近所には2~3軒獣医があるし、ちょっと離れた場所には獣医が集まっているエリアもありますが、
どこの獣医でも同じような混合ワクチンを接種してくれるのかどうかとか、
証明書のたぐいを発行してくれるのかどうかなど、
知りたいこともたくさんあったので、少し下調べをしました。

すると、割と近所にある獣医さんが、国外へ出たりする際に必要な検疫証明書も発行してくれ、
ワクチンも日本で接種していたのに準ずるようなものを接種してくれ、
白人もたくさん出入りしていて、片言の英語も通じることが判明

さすがに中国語オンリーの獣医さんでは、こちらが心許ないため、
この獣医さんに行くことに決めました。

この獣医さんまでは徒歩で15分くらい。
ちょっと暑いくらいの日でしたが、えっちらおっちら歩いて行きました。

到着してすぐ、銀を指して
「この子に混合ワクチンをお願いしたいのだけれど」
と言うと、獣医さんが銀に触れて開口一番、
「この子は尋常じゃなく体温が高い。
熱があるとすると、寄生虫か何かがいるかもしれない。
そういう子にワクチンを接種することはできない。」
と言いだしたのです

きききき、きせいちゅう~???????
そんなこと今まで一度も言われたことはありません

それに、銀は常日頃から颯と比較しても体温が高いのだけれど、
それが問題になったことも今まで一度もありませんでした。
必死にその旨を獣医さんに伝えるも、
「でも、39.5度以上の熱があったら接種はできない」
の一点張り。

こちらもほとほと困り果てました。
でも、二人いる獣医さんのもう片方の先生が、
「ここまで歩いてきましたか?
もしかしてそのせいで体温が上昇しているだけかも。
10分間ここで休んでみて、その後に体温を測りましょう。
それで熱がなければ接種できます。」
と言われました…

そう言われれば、待ってみるしか選択肢はありません
仕方なく、院内のベンチに座って待ちました。
とはいえ、病院大嫌いの颯はすっかりブルブル震えているし(今回は颯の用事じゃないのに)、
銀は先生やらやってくる他のワンコが気になりすぎてウロウロぴょんぴょん。
こんなんでちゃんと体温が下がってくれるのか、気が気ではありませんでした

そして運命の10分が経過。
先生がおもむろに体温を測り始めると、先生の危機迫る様子がただ事ではない雰囲気だったのか、
それとも体温計が日本で使っていたものよりも太かったのか、
銀は怯えてか、痛かったからか、大騒ぎ

実は日本では獣医さんであっても先生に会えるのが嬉しすぎて大喜びだった銀。
こんなに怖がっている様子は初めて見ました
それでも、その銀を必死になだめ、抑えて、ようやく計測完了。

…すると、体温は39.2度
あぁぁぁ、良かった~

というワケで、無事ワクチンを接種してもらえることになりました。
実は、ここまでの顛末はすべて、院内の廊下で行われていました。
奥には「診断室」とか「注射室」と書かれた部屋があったので、
当然そちらに移動するのだろうと思ったら…

なんと、廊下にあるちっちゃなワゴンのような所に銀を乗せろと言うのです
え?と思ってとりあえずそこに銀を乗せると、
先生が注射を持ってやって来て、そこでワクチンをぶすりと接種。

…えココで??????
でも驚いている暇もなく、注射も痛かったようで、銀がまたしても大騒ぎ。
さすがにこれはもう一人の先生が抑えてくれましたが…

接種が終わって銀を床に下ろすと、後からも痛みがあったのか、
聞いたこともないような切ない声できゅんきゅんきゃんきゃん。
わ~、痛かったんだね…
中国では人間も注射針が太いから、もしかしてワンのも太かったのかも…
でもそんなところを見る余裕は、私にはまったくありませんでした

結局、しばらくダッコしていたら、銀のきゅんきゅんも落ち着きました。

落ち付いたところを見計らって、
(これまた廊下で)先生に、2ワンの健康状態も見てやってほしい、とお願いしました。
すると、ズラリと書かれた検査の一覧を指差して、
「どれがいい?」
と聞くのです。

でもそのリスト、もっぱら重病系の精密検査が列挙されていて…
懸命に、そういう病気の検査じゃなくて、一通りの健康チェックをしてほしいと訴えました。

すると、先生はちらりと2ワンを見て、
「大丈夫。さっきから見てる限り、とっても健康。
全然問題なし。」
と言い放ったのです

え…颯には触ってもいないんですケド…
体重すら測ってないし…
そりゃあ見た目は健康そうだとは思うけど、それはあんまりでは…
とすっかり泣きたい気分になるのをこらえ、
「いやいや、まだ触ってもらってもいないし、様子を直接見てやってください」
と食い下がると、ちらちらと歯を見たりして、
「うん。やっぱりOK」
とナゾの太鼓判を押されました。

まぁ、ね。
結局精密検査でもしない限り、見えていることはあまり変わらないのかもだけどね。
2ワンの健康状態は、所詮家族が日々見守るしかない、というコトかしら。
少しでも様子がおかしければ、こちらが食い下がって見てもらうしか、きっとないんでしょうね。

こうして、結局すべての行程は廊下で完了しました。
(なんのための個室だ)
病院側では、ワンコの接種記録手帳を用意してくれました。


これは裏を見るとファイザー社が提供しているもののよう。
なので、日本で人間が持つような、「お薬手帳」みたいなものかな?
中はこんな感じ。


そして接種記録がこちら。

日本では予防接種のたぐいは、その都度ペラッと一枚紙をもらうだけだったので、
これはとっても便利!
どうやら狂犬病の記録も、別に冊子をもらえるらしい。

そうそう、最後に颯だけ爪を切ってもらいました。
爪を切るのはこちらです、と言われて付いて行くと、隣接するトリミング室に連れて行かれました。
まぁ、ソコソコ清潔ではありましたが、やはり日本のトリミングサロンに比べると、
臭いし、毛があちこち落ちていて、気になる…

そしてそこで待っていたのは、むくつけき男の人。
…え
優しげなお姉さんでも対応してくれるのかとすっかり思い込んでいた私はちょっぴりショック。
怖がりの颯はもっとショック。
いや、別にむくつけき男性だって、立派なトリマーには変わりないとは思うのですがね。

でもその男性、終始むすっとしたまま、
一言も発さず(まぁ、私が言葉が通じないと思ったみたいだったけれど)、
ジェスチャーだけで
「どの足だ。犬を抑えてろ。」
と指図。
仕方なく震える颯を私が抑え、男性はぶっきらぼうにバチバチと颯の爪を切ってくれましたとサ…

なんていうか、ここで愛想をふりまくという発想自体が存在しない、そんな感じでした。

ふと部屋の奥を見ると、鉄製の箱の中にポメちゃんがいました。
その箱は、どうやらドライヤーボックス(?)だったようで、
中でポメちゃんの毛がぶおおおおーーーと吹きあげられていました…
暑いからか、毛が吹き上げられるのが嫌なのか、ポメちゃんは必死に出たがっていましたが(当たり前だ)、
もちろん誰も取り合わず。
…我が家はトリミング自体行かないので知らないのですが、これって、日本にもあったかな?
ま、合理的と言えば合理的ですが。
でもさぞかし暑いだろうなぁ、と不憫に思わずにはいられませんでした…

そんなてんやわんやの顛末で、ようやく銀のワクチンも無事終了しました。
タイヘンな目にあった2ワンには、帰宅後にご褒美
馬アキレスにむしゃぶりついています。





そうそう、今回一つ収穫だったのは…
イタグレの中国語での正式名称が『意大利大灵缇(yì dà lì dà líng tí)』であることがわかったことでした!

そして、こんな風に書いていますが、それでも、先生方はごく真摯な印象で、
颯と銀もすごく可愛がってくれていました。
だから、次もここに来よう、とは思います。
…きっと、この全体の流れは中国特有のものなのでしょう…
こればっかりはどうしようもないですものネ
でも、次回は診察室には入れてほしいなぁ!!!!


人間ドック@深圳

2011年11月26日 22時59分16秒 | 日記
26日(土)に、深圳市内で人間ドックを受けました。

クリニックのそばで、なぜか放し飼いにされている鶏を発見。

一応この辺は深圳の中でも都会のエリアなはずなんだけど…
ナゼ鶏が放し飼いに…?

気を取り直して。
当地の駐在員家族は、もっぱら人間ドックは香港で受けたり、中には日本で受けたりする人も多い中、
Kちゃんの会社は深圳での人間ドックを受けられる体制を整えてくれている(?)ため、
私は深圳市内で人間ドックを受けることになりました。

皆さまには色々ご心配いただきまして…
私も心配でしたが

結果から言うと、まぁ8割方問題ナシでした。

行った先のクリニックは、誘導したり診察したりするスタッフおよび医師はすべて日本人のクリニック。
なので、基本的には日本で人間ドックを受けているのとほとんど様子は変わりません。

とはいえ、末端のスタッフはどうしても中国人になるし、やっぱり細かいところはチャイナ・ウェイ

例えば、採血の針はやたら太いとか(これはどうしようもないのはわかる)、
心電図を取るために寝るベッドの上が髪の毛が一杯落ちてて気持ち悪かったとか、
さらにその心電図後に服を着ていたら、一番見られたら困るタイミングでスタッフがドアを開けて出て行ったり
(その人はどうやら自分が出た方が私が着替えやすいと思っていた雰囲気でしたが、開けるタイミングがなんともゼツミョーでした(汗)…

でも、極めつけはバリウムを用いた胃の検査。
中国では(というより日本以外は)バリウムでの胃の検査はあまり一般的ではないらしく、胃カメラを勧められたのですが、中国で初・胃カメラというのはどうしても気が進まず、いつも通りバリウム検査を注文。

すると、指定クリニックにはバリウム検査の設備がないため、その部分だけ移動してもらいます、との連絡が来たのです。
当日になっていざ移動してみると、行った先は現地の大病院のようなところ。

そして、中国の技師さん?お医者さん?が通訳を伴って私の検査をしてくれるのでした。

日本と違ったのは、日本では発泡剤を飲んだ上でバリウムを一気飲みして検査に挑むのに対して、
中国では発泡剤は飲まず、バリウムを少しずつ飲み足して、その都度希望の場所にバリウムをひろげて検査をする点でした。

発泡剤がないのは、ゲップを我慢しなくて良い(失礼)のが良いのですが、全体として飲まなければならないバリウムの量が約1.5倍になって苦しい上、
一旦バリウムを口に含んで、台がある程度回転したところで飲みこんで下さいと言われたりするのも結構ツラくて、まぁ、五分五分と言ったところでしょうか…

さらに、通訳がどうにも中途半端で…
もう台が動き始めているのに、途中になってからようやく
「台が動くので気を付けて下さい」
と言ったり、
うまく言葉が出なくてあうあうしてたり…
自分が駆け出しの頃にたまに通訳をして苦労したシーンを思い出して、ミョーに気恥ずかしく感じたり、頼もしく感じたり…複雑な心境になってしまいました。

まぁ、そんなワケで、一応大きな問題はなく人間ドックは終了しました。
終了後は前日からの絶食で空腹だったため、インドカレーを食べに!!

まずは(一人だけど)インドビールで乾杯!


そしてランチセットのスープと、ナンとチキンカレーを



クリニックのあるエリアが、私たちが渡航する前にKちゃんが住んでいたエリアだったため、お勧めのインドカレー屋さんを教えてもらって行って来たのでした。
ナンがパリパリで美味しかった~

ちなみに、会社によっては年に1~2回、日本で健康診断なのか人間ドックなのかを受けられるよう、航空運賃まで負担してくれるところもあるのだとか。
ワンがいなかったら羨ましいかな。


ネイル!

2011年11月25日 23時10分00秒 | グルーミング
久しぶりのペディキュア リニューアル。

フットだもん、たまには冒険をしよう!と決めてサロンに行きました。
今日は黒とレパード柄を交互にし、親指には色とりどりのストーンの置いてあるデザインをチョイス。
あまり今までにない雰囲気で満足~

ちなみにハンドは…
二胡のこともあり、前回のを外してみたらやっぱり薄くなっている、ということもあり、でちょっとお休み中です

少し養生したら、また綺麗なネイルをハンドにもしたいな~


その後の二胡

2011年11月23日 23時51分44秒 | 日記
新しい挑戦、ということで始めた二胡ですが、その後、私なりに練習するも、なかなかギコギコステージからは脱却できず、苦心惨憺しておりまする…

それはさておき。
そもそも二胡にはニシキヘビの皮が使用されていて、本来ワシントン条約により日本への持ちこみが禁止されているのは知っていたのですが、
日本に持ち帰るには、何らかの証明書が必要だとか、どこかに申請が必要だとか、まことしやかに噂されていたものの、その詳細までは知りませんでした。

先日、ひょんなことから急にそのことが気になり始めて、その手続きを調べたみました。
すると、日本に二胡を持ちこむには、「中国管理当局発行の輸出許可書(CITES)」を取得しなければならないことが判明しました。

そしてそのCITESの取得のためには、
・中国語の申請書(プリンターで作成、フォーマット自由、二胡の購入、 外国へ持ち込む経緯等の内容が必要)
・『允許進出口証明書』申請書
・二胡収蔵証(原本・写し1部)
・発票(領収書)(原本・写し1部)
・旅券(原本・写し1部)
が必要であることがわかったのです。(参考:在広州日本領事館のサイト

私を二胡の道へと導いてくれたお友達が、「允許進出口証明書」申請書はどうやらダウンロードできるものらしいことを教えてくれました。
購入したときの領収書もあります。

でも私の二胡弓には『二胡収蔵証』がなかったのデス…
あったのは、『合格証』なる書類だったけれど、良く見てみると、楽器本体との照合をするような番号のたぐいが何もない…

そこで早速、お友達と一緒に再びレッスンセンターへ行きました。
実はお友達も楽器をリニューアルして同じレッスンセンターで購入していたのです。

二人で、私たちが将来日本に二胡を持ちかえるには、「収蔵証」がなければいけないが、今の私たちの楽器にはそれがないことを必死に訴えました。
なんせ話している内容が複雑で…言いたいことを伝えるまでにかなりの苦労をしつつ…
(それでも大半の会話はお友達がしてくれたの。ありがとう!!!!)

どうやらようやく理解していただけた模様。
そしてさらに判明したのは、比較的高価な二胡でなければ、この「収蔵証」が付与されていない、ということ。

それを踏まえてさらなる交渉を経て、結局私は前回無料でいただいた二胡の、本来の価格との差額を支払って、「収蔵証」の付与されている、新しい、高価な楽器を入手したのでした。

(こういうトコロが、なんとも中国のユルイところですねぇ。最初に無料でくれたのもビックリだけど、一度誰かの手に渡った楽器でも、差額で交換してくれるなんて…私はありがたいですが

というワケで、私の手元には現在、新しい、以前よりハイグレードな二胡があります…

あぁっ!!颯~!くんくんしないの~!

ちょっとアップ。


う。銀まで…

どうも、このヘビ皮が野生の匂いがするらしく、2ワンは二胡を取り出すたびにコーフンしてしまうのよね~(汗

ちなみに、背面はこのような透かし彫りになっています。


…あまりに2ワンがくんくんするので、「ダメよっ!」と言ったところ、すっかり2ワンとも拗ねすねモードに



そしてこちらが例の収蔵証。


ちゃんと番号も合致してるよ~!



ちなみに、レッスンをしている場所のそばには、美味しい餃子屋さんがあります。
本来はお店で食べるべきだけれど、ゆでる前のものをダーパオ(持ち帰り)してきました♪

今回買ったのは、
・肉三種(なんだろう?鶏、豚、羊、ってとこかな?)
・セロリ入り
・トマト入り(!!)


タレは手前のように、袋に入っています。

どれも絶品でジューシー!!!
特にトマト入りは新鮮な味わい
癖になりそうです。
今後は二胡の日は毎回晩御飯は餃子かな


ウィグルのナッツケーキ?

2011年11月16日 23時39分08秒 | 日記
用事があって、最寄りの駅近くまで出かけた時のこと。
普段見たことのない行商人の人達がいました。

リヤカーに、何か不思議な食べ物を乗せて売っている。
近づくと、行商人は明らかにいわゆる中国人ではなく、トルコとか…?
中央アジア的な顔の人達。

そして、リヤカーにどーんと乗っていたのは、どうやらナッツ類をヌガーのようなもので固めたもののようでした。

初めて見たので、あまりに驚いて、吸い寄せられるように近寄ってきて、結局うすーいスライスを一片買って来ました。
これがそれ。

このうすーいスライスでも、高さ20センチくらい、奥行き15センチくらい、幅2センチくらいあります。
食べてみたら、ナッツ好き、かみなりおこし的なものも大好きな私にはドンピシャ!
…でもカロリーはすごーーーーーく高そう…

売っている光景もとても面白かったので、やっぱり写真を撮らせてもらおう、と帰宅後に2ワンの散歩ついでに同じ場所に行ってみましたが、もう行商の人達は帰った後でした…
残念!

ネットで色々調べてみると、おなじような行商人の、こんな写真を発見。

そう!まさしくこんな感じでした!!!!

そして、このお菓子は新疆ウィグル自治区の、「新疆切糕」とか、「琥珀蔴糖」などと呼ばれているものの様子。
じゃあ、あの行商の人達はウィグルの人達だったのね。
トルコからは大分遠かったね。でも中央アジア的なのは、当たりか。

行商の人達はこのお菓子を「スーチーマ」だと言っていたけれど、調べたらそれはちょっと違っていた模様。
いかんせん、お互い中国語もたどたどしいし、英語も全然通じないし…

しかもね~…結構お高かったです。
こんな薄い切れ端(?)でも1.3キロもあって、50グラム5元で、合計130元(日本円にして1,600円弱)も!!
それって、中国の食べ物の値段としては驚異の高さです…
むーーーーー…ボラれたかな…
確かに、色々なサイトでは、そもそも結構高いようなことが書かれていたけど、
それにしても高いかも。
まぁ、面白い食べ物だし、次回以降値段は用心する、ということでもいいか。


南山登頂wと四海公園

2011年11月15日 09時45分02秒 | 日記
颯の誕生日を迎える直前の週末、今度こそは南山に登頂しよう!
と意気込んで、家族全員で行って来ました。
私としては前回引き返したイヤな思い出があるので、ちょっと心配だったのですが…

今回は無事登頂しました!!!!!
前回引き返したポイントは、頂上までのルートの2/3くらいだった模様
そして、ここまでのルートはすべて階段(一部鉄製の階段もアリ)。
むー。やっぱり「登山」をしたっていう感覚はあまりないかな…(汗

山頂に到着すると、展望台があって、それを登るとようやく周囲の景色が見えます。



この日はちょっと空が白くかすんじゃってて、写真では遠くが見えづらいね。

初めて肉眼で深センの「裏側」も見ました!

(人の合間から撮影しているから、どなたかの腕が写り込んじゃった…)

展望台は階段が狭くて急なので、人間が交代で登ったのですが…
戻ってみたら、颯と銀の周囲に黒山の人だかりが

皆、イタグレが珍しいらしく、口ぐちに
「何て言う犬種?」
「何歳?」
「名前は?」
と聞いてきます。
中には日本語がしゃべれる人もいて、日本語で颯たちにも語りかけてくれたり。

本ワンたちは何が何だか…という雰囲気でしたが

颯「この人たち誰~?」

中国の人達は、何かにつけて「高い場所に登る」というのが好きなのだそうで、
前回の国慶節のときほどではありませんでしたが、この日もたくさんの人達が登山をしていました。
「山」としてはそんなにきつい場所ではないので、中にはサンダルで来たり、
デートの延長線上で来ているような人達もいたり、と色々です。
そして、中国人はとにかく食べることが好きらしく、
そこかしこで休憩しながらみかんを食べたり、おやつを食べたり。
こういうのもお国柄が出て面白いですねぇ。


さて、週が明けて、颯のお誕生日だった月曜日。
当日の記事にもちらりと書きましたが、以前にも行った『四海公園』までお散歩に行って来ました。

前回には入らなかった奥の方まで足を伸ばしました。

広いね~。ドッグランもあったら良かったのにな~。

前回は遠くから見ただけの、チャイニーズ風の橋も渡りました。


橋の向こう側の池では、ボートに乗ることもできます。


さらに奥へ進むと、何やら牛の像が。

深センには、山地だったこの土地を切り開いた象徴として、「開拓の牛」なるものがあって、その銅像が深セン中心部にあるのだけれど、それとは違うのかな~。
ぱっと見ただけでは良くわからなかった…

さらに奥へ進むと、蓮がたくさん植えられた池と、その中心には島らしきものも!


蓮がとっても綺麗。


あ~、望遠レンズ持ってくればよかった…

島にも渡ってみました。

颯「この公園広いね~」


銀「にぃたん、池に落ちないで…」

島側から振り返って見たら、牛の手前のあずまやのような所では、
たくさんの中国人が将棋を楽しんでいました。
…で、でもさ、月曜のまだ4時前くらいだったのに…皆さま、お仕事は?????
こういう光景、ホントに多いのです。
真昼間でも、将棋やトランプ、そして麻雀にふける人達が。
まぁ、のんびりしていていいとも言えますネ

公園の反対端には、元・舞踊場、今・ゴーカート(?)乗り場がありました。


そして、元来た道を戻ると、途中茶館も。



あ、ちょっとボケてる…(汗

家からちょっと距離があるけど、ゆっくり散歩するにはなかなか良い公園です。
我が家周辺よりはローカル色も強いので、中国人の様子を見るのも楽しいし

ただ、ちょっと遠出をすると憂鬱なのが…
中国はとにかく野良犬が多くて…
でも当然、2ワンを連れて歩くと、向こうも興味津津で寄って来るし…
時には、こちらが道路を渡るときにもついてきたりして、
車に轢かれたりしないかハラハラドキドキ。

実際、先日はカイのスクールバスが戻って来るのを待っていたら、
目の前で野良子犬が車に轢かれてしまい…
でも、そのワンコは不幸中の幸いで、轢いた人がちゃんと病院にも連れて行き、
その後マンションの警備の人達がゆるーく飼っているようなことになったみたいですが…
それでも日々道路をうろうろしていて、ホント、危ない…
飼うなら飼うで、ちゃんとリードをしたり、道路に出ないように見てほしいのに…

でも、こちらでは飼い犬がリードをしていないケースも多いのです。
ワンコは皆等しく可愛いと思うし、野良でも飼い犬でも命も大切だけれど、
まずは我が家のワンコを守ることが先決だし、
あまり予防接種なども徹底されていない当地では、何かあって病気をもらっては…と思ったり、
可哀想な状態で生きているワンコを見るのもいたたまれないし、
さりとて、見かけるワンコすべてを私が救うこともできないし、
で、本当に複雑な気持ちで一杯になってしまいます。

中国は急激に発展を遂げて、住宅やインフラなどはかなり良くなってきているのだろうし、
お金持ちの人も増えて、車も増えて、最先端の電化製品も使いこなしているけど、
やっぱりこういう野良犬の多さや、飼い犬に対する姿勢などを見ると、
一朝一夕には習慣や考え方って作り上げられないんだなぁ、と考えさせられてしまいます。

それに、きっと犬猫の問題より先に、人間の中でも貧富の差があったりするのを解決するのが先なんだろうしね…
これからも、この国がどういう風に変わって行くのか、見守りつつ、ここに滞在している間はこの国に住まう者の一人として、どう携わるべきかを考えなければ、とつくづく思います。



颯4歳になりました!!

2011年11月14日 23時15分27秒 | ワンコ
今日で我が家の長男、颯が4歳になりました~
(我が家の実質系列は、長男:颯、次男:カイ、三男:銀なのです

日本でもきっと元気にお誕生日を迎えている、兄弟のルートくん瑪瑙くんも、おめでとう~~~

これまでみたいに3兄弟一緒にお祝いできないのは残念だけど、当地からもいつもルーたんとめのたんのことも考えてるよ~

今日は颯のお祝いの意味も込めて、カイが学校から帰宅した後に、
先日行った公園へ、ちょっと長めの散歩へ行きました~
その公園での颯の一枚。


そして、夜にはお祝のご飯も
こちらでは素敵なワンコケーキはないので、
せめてもの手造りご飯にしてみました。

いつものカリカリの上に、ささみとかぼちゃを乗せただけ…


…だけど、2ワンはそれでも大喜び!!!

颯「待ちきれないよ~」
銀「なんで今日はご馳走なのかな~」

Happy Birthday~を歌ってから…
(待て!がいつもより長く感じている様子)


喜び勇んでご馳走を食べてました~


颯と一緒に暮らすようになって、まさか中国にまで連れて来ることになろうとは夢にも思ってなかったけど、
文句も言わず(言えないだけ?)、健康で楽しく一緒に生活してくれていることに、心から感謝しているよ。
そしてもちろん、一緒にいてくれるだけで、愛しい愛しい我が家の一員ヨ
これからも毎日元気に、楽しく一緒に暮らしていけたら嬉しいな~


ゲッソリ(涙

2011年11月03日 23時27分19秒 | 日記
ここに中国での生活を記した記事をアップすると、
「思ったより綺麗で快適そう~
と言われることがあります。

まぁ、ね。
確かに、実際にやって来る前に抱いていたイメージよりは、ずっと快適です。
でも、やっぱりここには良いことしか書いてないの。
時々、「あ~、もう!これだから中国イヤなのよ!」と思うこともあります。当然。

で、先日とってもゲッソリした事件。

我が家のキッチン。
流しの下のパイプから常日頃、水漏れしているのですが…
(ホントはその時点でもかなりゲッソリだけど、これは何とか耐えていた)
この日はパイプから先の排水のシステムがおかしくなっちゃったのか、
流しの下の棚の横から、
そしてL字型に連結しているカウンターの、床と接しているあらゆる部分から水漏れが…


その水、明らかに台所の排水。
(うわーん、汚いよ~
しかも、時間を追うごとにどんどん流れだしてくる!!!

早速マンションの管理会社のおじさんが見に来るも、
結局は根本的解決をするには、このL字型のカウンターすべてを引っぺがして、
中を検査する必要があるとのこと。
(まぁ、その回答は想像の範疇の内でしたが)

で、応急処置として、流しの下のパイプだけをきつく締め直して、
おじさんは帰って行きました。

…しかも、もう勤務時間も終わろうかという、夕食の準備の時間に呼びだしたから、
おじさん怒ってたし。
しかもしかも、(これは中国の業者の常ですが)汚い水を拭いた雑巾を無造作に振り回すから、
周囲に汚い水が飛び散ったし、
作業をしたエリアが汚れたのもそのままにして帰って行ったし…

あ~、こういうコトがあると、心底ゲッソリしちゃいます。
一応、ウチのマンションだって、この辺では高級マンションってことになってるはずだし、
築年数は日本の我が家と同じくらいのはずなんだけど…

でも、翌日にはおじさんの応急処置が功を奏したのか、追加での水漏れはありませんでした。
…でも、カウンターの下なのか、裏なのかで水が通った場所は、結局どうなっているのだろうか…
これを大家さんに言うとなると、ここで生活しながらの修繕は難しそうだし…
さりとて、もしかして今にもあの裏(もしくは下)がどんどんカビてるかも、と思うのもイヤだし…
とっても悩ましいデス。


街中色々観察記

2011年11月01日 17時08分10秒 | 日記
もう中国という国にも大分慣れた気はしますが、
それでも、まだまだ「ひえ~(汗)」と驚くことも多々あります。

最近見た面白かったネタ:
その1…自転車

…それは「うまい棒」の模様では?


何が言いたかったのか、不明



その2…行商の人達

うさぎと鳥、それにハムスターを行商中。

ここで買う人なんているのかな…と思っていたら、先日白人の親子がうさぎを買っていく姿を目撃しました。
うーむ。
長生きしてくれるといいね。


その3…お菓子

お菓子の味付けって、そのお国柄が結構出る気がする。
<キュウリ味>


<ライム味>


<レモンティー味>


ライム味とレモンティー味は初めて見ましたが、キュウリ味はこちらでは結構ポピュラーで、
ミントタブレットとか、チューイングガムでもキュウリ味を良く見かけます。
一度そうと知らずに買ったことがあって、折角だから試してみよう、と食べたところ…
キュウリは普通に好きな私でも、ちょっと抵抗を感じる味付けでした…
お友達でキュウリが苦手な人が少なからずいますが、彼女たちには絶対!無理でしょう、この味…

まぁ、こういうのを見るだけでも楽しいものよネ。