第２巻

　書籍化サービスというのを使って、このブログを製本したのは去年の10月のこと。あれから半年以上経ったこともあり、夏のボーナスを当てにして「街角から空を見上げて?」を刊行することにした。刊行って言ったって誰かに売るわけでもなんでもないのだからやっぱり製本って言葉の方が正しいのだけれど、ともあれ気分だけは大作家先生になって再度購入をした。第１巻には2004.10.16～2005.6.27までの日記150話分を収録したので、今度も2005.6.28～2006.1.23までの150話分を収録したのだが、前回に比べて写真が多くなったせいなのか、はたまた文章が冗長になったせいなのか、第１巻は232ページだったのに264ページにもなってしまった。文庫サイズ・カラー版で製本すると１ページ当たり27円の料金がかかるので、これだけで864円の出費増で１冊当たりの単価はざっと8,000円くらいになってしまう。こんな高い本はどんないい本でも絶対に買わないとは思うのだが、そこはやっぱり自分だけの思い出だから多少の無理はしてしまう。それにまあ、怪しげな自己出版話に乗って100万円も200万円も騙し取られたなんてニュースに比べれば、何ていうことはない。（念のため、言っておきますが私の利用しているMyBooks.jpはそういう詐欺とは無縁ですので誤解のないように）それでも前回は記念の品ということで知人にプレゼントする分も含めて何冊か注文したが、今回はもうそれはやめて純粋な自己満足として必要な分、つまり汚損等の予備も考えて２冊だけ注文することにしたのである。ともあれ、原稿のPDFファイルをオーダーしてから、暇を見つけては一人でこつこつと校正作業をする。当然何回か読み直すのだが、こんなこともあったなあと自分のことながら妙に懐かしくなったりする。もちろん、それと同時に相変わらずの誤字脱字に恥じ入るのではあるが・・・。
　この投稿で私の日記も726件。このペースでいけば第５巻までは発刊の予定がたったことになる。少し貯金しないといけないかな