まえのりちゃん、読み聞かせとかもろもろ。

田んぼのことや、小学校での読み聞かせ、たまに仕事の事など書いています。

今月のチョイス

2017年11月01日 | 絵本
10月末に続き、11月は1日に当番!

今日は6年生で読みました。
またまた紙芝居です「はちかつぎ」

これも、いろんなバージョンのあるお話ですが、
この紙芝居はかなりあっさりしたお話で、そんなに辛くない(笑)

娘の幸せを祈ってお母さんが死ぬ間際に姫の頭に大きな木鉢をかぶせるんですが
それが取れずに、周囲に忌み嫌われてひどい目に会い続けるけれど、
中納言の若君がその献身的な働き方を見て・・・

というシンデレラストーリー。

それにしても、本によっては、これでもかというほど、ひどい目にあうんです。
これは子供に読んでどうやろ。。。みたいなんもありますが、
この紙芝居は今まで読んだ中で一番あっさりストーリー。
本人も、一度は自殺未遂をしますが、まあそんなに辛いとは思ってないです。
割合、周囲の圧力も小さく若君との結婚もスムーズです。

これは私が再話をしたいお話のひとつですが、
どこまで過酷な試練を与えるかは、難しい所ですね。
読めば読むほどわからなくなってきました^^;

今月のチョイス

2017年11月01日 | 最近の事
9月の末に3年生で「さるとかに」の紙芝居をよみました。

やはり古典の昔話はいいです。
保育所の時、発表会の劇で「さるとかに」をしたそうで、
懐かしい!と聞いてくれました。
これが絵本や紙芝居のいい所ですが、
「なーんだ、知ってる」とはならないんです。
「やったー」ってなるのは、嬉しいですね〜!!

読んだ後、「思い出した?」って聞くと、もう4年も前ですからね、
案外と、自分の役のことは覚えてるんだけど、お話として筋道立てて
覚えてる子ばかりでないのです。大きくなると、大きいなりにきちんと
理解をして聞けるのは、昔話に限らず、お話を繰り返し聞く良い所。

「うしのくそは、劇にはでてこなかった!」
そうなの?
「出てきたって!!覚えてないだけやろ」
そうなのー^^

きっと、どの本でも、うしのくそはかなりメジャーキャストなんで
必要やんね。「うしの、く そ だ ぞぅ」
これ、本当にすごいインパクトですから!!みんなここでゲラゲラ笑うやん!
いやいや、もしかしたら、保育所の劇だもん、
もしかしたら。。。意図的にはずしちゃったのかもね。