6/1に保育・学童保育に関わる総会が同日三箇所で開催されそれぞれ参加して来ました。 午前中は第24回「大阪市学童保育連絡協議会」の総会に参加し、この間の運動の到達点と課題について総括し、昼からこれからの方針について討議されました。 大阪市の学童保育は「放課後子どもプラン」で大きく揺れていて、今年は大阪市の学童保育の底力を発揮する年になりそうです!
昼からは第21回「大阪市保育運動連絡会」の総会に、区の保育連役員をしている関係で参加して来ました。 大阪市の保育現場も行革の大きな渦の中、民営化や直接契約・府のPT案による福祉・教育軒並み補助金廃止の動き等課題が山積みです。 東淀川区の相川保育園の父母と下新庄保育所の父母も発言され、それぞれ保育料の減免請求運動の実践と昨年東淀川区で行った入所保育相談会の活動とインターネットを使った情報活動について発言されていました。 途中、弟48回「大阪保育問題研究会」の総会で、戦後不発弾で両手と両目を失った元大阪市立盲学校高等部教諭の藤野高明先生の「未来につなぐいのち」と題した記念講演に市保連総会としても全員参加しました。 名古屋でイラク派兵は憲法違反であると裁判を起こした全盲の女性が戦争で①障害者が増える②始まると障害者差別が助長する③福祉が削られ軍事優先になる④かけがえのない子ども達が戦場に送られる・・・とおっしゃっていたと言う発言が心に響きました。 憲法13条の「幸福追求権」について述べられ、今すべてが逆行している「生きていてよかった」と思える「幸福になりたい」と言うすべての国民の生活の目的を奪っている世の中も言及しておられました。 様々な視点から、保育・教育・福祉の今・現在・未来について考えた一日となりました。