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時間の使い方

2009-04-07 00:32:26 | 雑記(知恵)
〔時間の使い方〕
日記経済ブログにも書いたのですが、なるべく他人のブログを訪れたらコメントを残すようにしているのですが、時間がないと読むのだけで手一杯です。意外とブログを回るのも結構しんどくて、限られた時間(1時間)だと如何に効率よく回るかに焦点がいき、結果的に情報の取捨選択を迫られる。ただ、困ったことに必要な情報というものが意外なところにあったりするので、これが余計に混乱を招く。


〔無駄な時間の短縮〕
むろん、余計な時間を削り、無駄を少なくし、必要なところ(ブログ巡回など)に時間を集中させればいいのだが、問題は「精神力」である。当然、無駄な時間(辛い仕事)を短縮するにはそれだけの集中力(根気)や能力がいる。また、「必要なところ=気分がいい」とは限らず、むしろ不愉快なことや辛いことも少なくない。となると、どうしても楽しいことや面白いことに時間を割くようになり、結果、嫌なこと辛いことには時間を割かないようになる(いわゆる「後回し」というやつだ)。問題はこれがあとでネックになることだ。


〔どうやって問題に取り組むか?〕
時間の確保は言うに及ばず、精神力の確保も問題になってくる。「若いときに苦労すればあとで楽ができる」とは昔の話であり、あくまであとで報われると確約されている場合の話だ。今のリストラや不況をみれば分かるように、必ずしも現在の苦労があとで報われるとはいい難い。実際、それで自殺している大企業のエリート社員や最近問題になっている大学院生(博士号卒)の自殺がある(目的の場所に就職できず、仮に就職できても力量を超えたキツイ仕事をやらされる)。


〔これから必要なのは先見の明?〕
つまり、これから必要なのは未来を予測する能力であり、さらにそれに対してどう対応するかにかかっている。これこそまさに究極の節約であろう。物事が起きてから対応するよりも、事前に準備していたほうが遥かに有利なのは一目瞭然だ。初期行動(予防行動)がその後の結果を大きく変えるのは想像に難くない。ツララが大きくなって人を貫いてから動いたのでは遅い。水滴のうちに除去したほうが安全でかつ有利なのだ。しかし、問題が起きてからしか動けないのが人間なのだろう‥。それでは全てが遅いというのに。


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (恩義(Oblige347))
2009-04-07 03:49:53
>大学院生(博士号卒)の自殺

これは小生のブログでも紹介しましたね。 どうも、日本政府が「あ~、博士号取得者増えれば国益になるんちゃう?」ってことで大学に各自、博士号取得者を増やすように激励したために、過剰供給になっちまったんですな。 欧米、特に北米、だったら博士専用の受け皿を各企業が用意していたり、行政に特別枠を設けたりしているから需給のバランスが整っているんですね。 それに、日本の大学院の質および、企業の見る目ってものの問題ですな。 欧米では非常に人間資本開拓に重きを置いているから、大学研究の事業への還元ってことができています。 しかし、日本の場合は、正当にアカデミックな能力を仕事で発揮させようとする甲斐性が無いんですね。 学歴社会の中国だったら、かえって学歴が高ければ高いほど評価されますし、外国教育の有用性にかなり評価おいているから外国の大学院を卒業した人への扱いはまっとうですね。 その点、日本は中国よりも人間資本開拓への見解が悪いってことになりますね。 んまぁ日本の大学院を出た方々にいえることは、日本の大学院のレベルなんて高が知れているから仕方が無いとしか良いようがないですが。 っていっても、小生のように外国の大学の学歴を日本ではまっとうに評価されませんけどね。 んまぁ、小生だったら、外国で職探しをするというオプションがあるものの、日本人大学院卒業者は本当に哀れとしかいいようがないですねw。 

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Unknown (ブログ主)
2009-04-07 09:14:53
日本が欧米と同じ完全な実力主義の社会なら問題なかったんですが、日本はコネ社会なので、必ずしも実力があるからといって就職できるとは限らないんですよね(現に私がそれで転職しましたし…;)。結果、優秀な人間がどんどん海外に逃げてるんですけどね…;

>日本は中国よりも人間資本開拓への見解が悪いってことになりますね
これ、私もひしひしと感じているんですが、どうしてこんな風になってしまったんでしょう?あとで調べようかなとは思っているんですが、なかなか遅々として進まないのが現状です…;

>中国
中々どうして意外と中国は抜け目ないというか、結構、英語(外国語)教育にも力を入れていて、実は識字率と英会話能力はアメリカ国民より多い(元々人口が多いとはいえますが)と言われてますね。むろん、その背景にはアメリカに代わって国際社会のリーダーになるという野望があるんでしょうけど、国際社会への影響力行使は日本人より上手かもしれませんね。

>外国での就職
留学の醍醐味はやっぱりこれですよね!何しろ、活躍できる場が2倍になるんですから他人より生き延びられる可能性(生存確率)が2倍になる。英語が読めるだけでも世界が2倍、いや実際アメリカ・オーストラリアを始め「世界中」の言語を読めるようになるんですから3倍にも4倍にもある。これはでかい。
 私も留学したかったんですが、親に大反対され(ついでに作家になりたかったんですが、文系大学への変更も大反対)、今じゃケチな数字を打ち込むだけのプランナーです。
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