豊中市ブログ「マチカネくんのとよなか草子」マチカネくんと魅力文化創造課職員が、豊中のさまざまな魅力を紹介していきます!

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はじめての野点に参加してきました!

2017年10月11日 | きむらとしろうじんじん野点レポート

 はじめまして今年から魅力創造課に参りました、下中です

みなさん、どうぞよろしくお願いします 

  

突然ですが、豊中で毎年開催している「野点(のだて)」って知っていますか?

2014年から始まり今年で4回目を迎える野点。その野点の中心にいる方が

アーティストのきむらとしろうじんじんさんです

野点とは、野外でお茶席を設けてお抹茶を楽しむことをいいますが、じんじんさんの野点はちょっぴり違います。

じんじんさんご自身が作られた素焼きのお茶碗にお客さんが絵付けをして、その場でリヤカーに乗せた移動式の窯で焼きあげた、世界に一つのマイお茶碗でお抹茶をいただける、とっても創造的なアートプロジェクトです。

この内容を初めて聞いたときの私の感想は「野点?移動式の窯?なんだか想像できないけれど、とにかくじんじんさんのインパクトがすごい!!」といった感じでした 

そんな時に、六甲山でもきむらとしろうじんじんさんの野点が行われることを知り、百聞は一見に如かず!ということで行ってきました

その日の様子をレポートします

 

9月24日(日)に「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2017」で行われた、きむらとしろうじんじんさんの野点に参加してきました。この日はとっても暖かく、絶好の野点日和でした11時頃に六甲ミーツ・アートの会場のひとつである六甲高山植物園に着くと、すでにじんじんさんの野点に参加する人が集まっていました

そしていよいよじんじんさんの登場です 

「みなさん今日はのんびり楽しんでいってくださいね~」と、じんじんさん。

まずは、たくさん種類のある素焼きのお茶碗の中から、順番に好きなかたちを選びます。たくさんあってとっても迷います、、

お茶碗が決まれば、次は絵付けをしていきます。釉薬(ゆうやく・うわぐすり)という、やきものに色を付けたり光沢を出すためのものを塗るのですが、これまたたくさんの色があり迷ってしまいます。

出来上がりを想像しながら絵付けをしていると、つい夢中になってしまいますね

「ん~、こんな感じかな?

絵付けが終わったお茶碗をじんじんさんに預け、窯に入れて焼いてもらいます。

 こちらがリヤカーに乗せた移動式の窯です一度に釜に入るお茶碗は大きさなどによって異なり4~5個程度なので、釜に入るまでものんびり順番待ちです。豊中野点では「とよなかプチ妄想屋台」という個性豊かな屋台が出店していますので、待ち時間はぜひのぞいてみてください

そして窯に入れて30分程が経つといよいよ窯出しです。窯から出てくる瞬間は、本当にドキドキしました窯内の温度は約800~900度にもなるそうで、真っ赤に燃えたぎるお茶碗が出てきました、、、

 

ここからさらに、新聞紙を詰めたブリキ缶に入れて蓋をし、30分程、燻(いぶ)します。お茶碗を酸欠状態にすることによって、化学反応が起き、お茶碗の発色がよりよくなるそうです

そして燻しの工程が終わると、すすで真っ黒になって出てきたお茶碗を丁寧に磨きます。完成したお茶碗がだんだん見えてきました

ついに、完成したお茶碗がこちらですじゃじゃ~ん

どうでしょうか??絵付けをしている時には、ピンクで可愛いお茶碗をイメージしていたのですが、少し渋めの仕上がりになりました本当に、どんな風に出来上がるのかわからないのがおもしろいですね次はああしてみよう!あの色をもっと薄くぬってみたら次はどうなるかな‥?また作りた~い!と私もはまってしまいました

このブログを読んで興味を持った方や、私もやってみたい!じんじんさんに会いたい!という方は是非、豊中野点にお越しください

 

                       

日程は、2017年11月23日(木・祝)2017年11月26日(日)の二日間です。 

1回目の11月23日(木・祝)は、千里園ポンプ場前道路敷(蛍池南町1丁目)
2回目の11月26日(日)は、山ケ池公園(刀根山6丁目)で行います。

時間はどちらも11時ごろから日暮れまでです。

※お茶碗は数に限りがありますのでご了承ください。もちろんお茶席だけを楽しんでいただくこともできます。

 

                       

 

 


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