豊中市ブログ「マチカネくんのとよなか草子」マチカネくんと魅力文化創造課職員が、豊中のさまざまな魅力を紹介していきます!

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「奇跡の一本松」の保存に願いをこめて、岩手県陸前高田市から久保田崇副市長が来られました!

2013年01月16日 | とよなかInfo

おはようございます

冬なので仕方ないですが、毎日寒いですね私は、カイロとブランケットで万全な防寒対策をしている今日この頃ですみなさんも風邪をひかれませんよう、お気をつけください

 

さて、1月15日(火)、陸前高田市の久保田副市長が、これまでの本市からの支援へのお礼とともに、あの「奇跡の一本松」の保存への協力要請のため、本市にお越しくださいました

 

 

陸前高田市は、東日本大震災で、総人口2万4,246人のうち死者・行方不明者等2,213人(平成24年10月23日現在)、被災戸数3,368戸と甚大な被害を受けられました。
本市は、東日本大震災の発生直後から陸前高田市へ53人の職員を派遣し、給水支援活動を行うなど、現在に至るまで様々な支援を行っています。

一昨年8月には、支援の一環で、消防音楽隊30名が陸前高田市立横田小学校を訪問し演奏会を行ったり、市職員や桜塚高校の生徒のみなさんなど35人がボランティアバスに乗り、現地を訪れたりするなど相互の交流もはじまっています

(豊中市消防音楽隊東日本大震災応援きゃらばん隊と陸前高田市立横田小学校のみなさん) 

 

 

久保田副市長は、こうした本市の支援に対し、お礼を述べられた後、現在取組まれている「奇跡の一本松保存プロジェクト」の経過報告をしてくださいました。

ここで、奇跡の一本松について、少しご説明を

一昨年の大震災の際に、白砂青松の名勝・高田松原の七万本の松も大津波に襲われました。その中で一本だけ耐え残り、市民だけでなく世界中の人々から、復興のシンボルとして親しまれたのが、この“奇跡の一本松”なのです

(保存される前の一本松)

残念ながらこの一本松は、根から海水がしみ込んだことによって、枯死が確認されたとのこと

しかし、今後も復興の象徴として残していくため、市が保存処理を行ってモニュメントとして整備していくことになったそうです

久保田副市長は、「この保存整備は、約27mもある松の木を分割して中にカーボンの芯を入れ表面を樹脂コーティングする、という大がかりなものです。これほど大きな松の保存作業は世界的にも例がなく、多額の資金が必要なため、奇跡の一本松保存プロジェクトを立ち上げ募金をお願いしています。

 松原があった場所は、保存処理が終わった一本松を設置して、復興を象徴するような公園として整備したいと考えておりますので、この一本松の保存の取組みに、引き続きご協力をお願いします。」と保存整備への熱い思いを語られました

淺利市長も、「7万本の中から1本だけ残ったというのはまさに奇跡。市が行うイベントなどで市民の皆さんに寄付をお願いするなど、できる限り協力していきたいと思います。」と応じました。

私も、一本松が再び復興のシンボルとして戻ることを願ってやみません

復興には継続した支援が必要ですよね引き続き、被災地の復興と一本松保存を応援していきたいと思います

 最後に

一本松保存にご賛同くださる方は、陸前高田市ホームページ(アドレス:http://www.city.rikuzentakata.iwate.jp/)か、Facebook「がんばっぺし陸前高田」(アドレス:https://www.facebook.com/RikuzentakataCity)をご覧くださいこちらに、募金方法や一本松保存についての内容が詳しく掲載されています

                                              

                                 以上、都市活力創造室の笹久保がお届けしました



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