日限山4丁目日記

横浜市港南区日限山4丁目は美しい町です。美しい庭・家は町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

自治会運営の仕組

2012年06月30日 | 日記
横浜市港南区日限山4丁目の西洗自治会には班が28あり、1年交替当番制で住民が班長をつとめます。
この班長職以外に総務部、庶務部、防犯防災部、生活環境部、福祉文化部、経理部、会館部と部が7あり、班長はどこかの部に所属して部の仕事を兼務しています。
この自治会組織は町の歴史の中で形成されたものです。

ところが町の住民が高齢化したということで役職を軽減する動きが生じました。
仕事を軽減することは現実的対応ですが、行き過ぎますと自治会の存在価値が低くなります。
自治会役員の責任感も低下します。
実はできることなのに気持ちが消極的になり自治会の仕事をやらない雰囲気が出ます。

この問題を解決するため近年西洗自治会はアドバイザーを置く、ボランティアグループを設けるなどの工夫をこらし、納涼大会、防災訓練などの町の行事をこなしてきました。

この仕組はよくできていると思います。
アドバイザーやボランティアが動くと自分まで忙しくなってしまうと思う役員もいるようですが、役員、アドバイザー、ボランティアが協力して町の行事や問題を処理すると、やった後、やってよかったと思う役員の方が多いと思います。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

できないと思ってやらないのではなく、できると思ってできる方法を考えた方がいい

2012年06月26日 | 日記
自治会に防犯防災部、生活環境部、福祉文化部など町の行事や問題を処理する組織があるのに役員が1年交替当番制であるから行事や問題を処理できないと勝手に思い込んで自治会長が行事を縮小したり、やめたり、問題に取り組まないのはよくないことです。
対策としては経験知識の少ない役員を助けるためアドバイザーを置く、ボランティアグループを組織化するなどの方策があります。

自分勝手な思い込みを捨て、自治会長はアドバイザーを活用し、ボランティアグループを組織化して真剣に町の行事や問題の処理に当たるといいと思います。
自治会長が、自分の「一番の仕事は、このような立場にある役員さんの業務を少しでも軽減」することだと言っているようではいけないと思います。

町の住環境問題は、自分(自治会長)が港南区と相談して処理すると言っていますが、このような方法で処理することは不可能です。
この問題も、経験知識のあるボランティアをアドバイザーとして置き、町の住環境保全を考えるボランティアグループを組織化し、問題を起こす土地所有者、不動産仲介業者、建築会社などと対抗しなければなりません。
近所だけでなく、町の住民を動員して町の住環境を軽視する人と対抗しなければ町の住環境保全はできません。
恒久的対策として地区計画を検討することが必要ですが、自治会長が港南区長と相談してできるような簡単なことではありません。

自治会長が動かない場合は、ほかの役員、ボランティア、一般住民が動いて町の行事や問題を処理するといいと思います。
自治会長がやらないからと言ってほかの役員や住民までやらないと元気のない町になります。

自治会長は、できないと思ってやらないのではなく、できると思ってできる方法を考えた方がいいと思います。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自治会長の考え

2012年06月22日 | 日記
横浜市港南区日限山4丁目の西洗自治会ですが、役員名簿が配布されました。
1ページに自治会長の挨拶が載っています。

その中で自治会長は、「私の一番の仕事は、このような立場にある役員さんたちの業務を少しでも軽減し」と述べています。
自治会長の一番の仕事は町の人々のことを考えることではないでしょうか。
そして最後に「重い課題を負いながらも役員一同精一杯の努力を続ける所存でございます」と述べています。
役員の仕事を軽減することと、重い課題を負って役員一同精一杯努力することは整合しないのではないでしょうか。

最初の町の大きな行事は6月3日の自治会の防災訓練でした。
これは防犯防災部、そのほかの役員とボランティアが協力して素晴らしい防災訓練になりました。
町の人々のために有益であったと思います。

役員一同は自主的に精一杯努力しました。
つまり役員の仕事を軽減することと、重い課題を負って役員一同精一杯努力することは整合しません。

次の町の大きな行事は7月21日の納涼大会です。
納涼大会についても自治会長は、役員の仕事を軽減するためと言って従来毎年2日やっていた納涼大会を今年は1日にしました。
しかし2日を1日にしたからと言って準備の仕事が半減する訳ではありません。
それから納涼大会は従来から役員の負担を軽くするためボランティアが協力する体制になっています。

自治会長は役員について心配しすぎではないでしょうか。
仕事を減らしすぎると反対に役員は仕事に張り合いがないのではないでしょうか。

町の大きな行事や新しい大きな問題は、自治会長、ほかの役員、ボランティア、一般住民が協力して処理するようにすることが大事です。
自治会長だけで、役員だけで、あるいはボランティアだけで処理しようとすることは望ましいことではありません。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

納涼大会の準備

2012年06月18日 | 日記
横浜市港南区日限山4丁目(西洗自治会)の6月3日の自治会防災訓練は、昨年に続き、よかったと思います。
今年は50名弱の防災ボランティアが一般住民に対する訓練指導に当たりました。
防犯防災部、そのほかの役員、ボランティア、一般住民がよく協力した成果と思います。

次は7月21日(土)の納涼大会の準備です。
今年は自治会長が主となって自治会役員が納涼大会を企画したそうです。
役員だけで企画したためでしょう、いろいろな準備作業でも役員が主担当ということになっており、役員の負担が重くなっているようです。
ボランティアは心配していろいろと意見を言うのですが、この意見がさらに役員の負担を重くしてしまっているようです。
役員は1年交替の当番制ですから慣れない作業のため大変苦労しています。
自治会長は役員の負担を減らしたいと言って納涼大会を1日にしたのですが、反対に役員の負担を重くしてしまったようです。

企画段階からボランティアの協力を求めておけばボランティアもいろいろな作業を分担したと思います。

町の大きな行事、あるいは新しい大きな問題は、自治会長だけで、あるいは自治会役員だけで企画実行、あるいは解決すると考えることは望ましいことではありません。
自治会長は、役員、ボランティア、一般住民が協力して企画実行、あるいは解決する形を考えるようにするといいと思います。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

住民による土地をめぐる争い

2012年06月14日 | 日記
平成24年度5月西洗自治会定例会記録が回覧で回ったきました。
その中に住民による土地をめぐる争いについて自治会長方針として次の記述がありました。

「今後、住民同士による土地をめぐる争いがあったら、(自治)会長が(港南)区役所と相談しながら対応するので、班内で問題が発生したら、班長は直ちに会長まで報告し、指示を待たれたい。>>住民から個別に相談があったら、一旦班長が受け会長へ話を上げるルートとする。会長は、区と相談しながら対応する」

とありました。

従来横浜市港南区日限山4丁目で起こった土地をめぐる争いで自治会長と区役所が相談して解決したものは一つもありません。
自治会長は現実認識ができていないか、町の住民の思いを理解できていない恐れがあります。

問題を班長経由自治会長にあげた人は失望することになると思います。
土地をめぐる争いが生じた時、今年度の自治会長に相談する住民はいなくなるのではないでしょうか。

従来の土地をめぐる争いを調べると、大半の町の住民が町の住環境保全を求めているのに、土地所有者、不動産仲介業者や分譲住宅会社などの不動産会社が自分の利益のために近所の人々が反対することを強行することから生じています。
この問題を既存の成文法だけで解決することは不可能です。
区役所が成文法を越えて町の住民を支援することはないと思います。

対策は、近所の住民、さらには4丁目の住民がまとまって町の住環境より自分の利益を優先する人あるいは業者に断固反対して反対運動を行い、それでもその人あるいは業者が強行するなら裁判を覚悟して反対運動を継続することです。

あるいは、いちいち反対運動を展開するのではなく、地区計画を設けて争いの元を絶つことです。

現在の4丁目のすぐれた町の住環境はこれまでの住民の保全努力のおかげです。
既存成文法だけでは保全することはできません。
自治会長はこの住民の保全努力を無視してはいけません。
現在の美しい4丁目の住環境は西洗自治会が大切にすべき町の資産です。
自治会長はこの素晴らしい資産を守るべく工夫努力すべきです。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

公園管理

2012年06月11日 | 日記
横浜市港南区日限山4丁目には西洗第三公園という規模は小さいが公園らしい公園があります。
樹木が生い茂り、美しい公園です。
しかし管理ができていないところがあります。

公園は港南土木事務所の管轄ですが、お金と人手に限界があるからでしょう、すべてを管理できません。
しかし放置が望ましくない問題もあります。

今一番の問題は園内の排水です。
排水用の雨水ますがありますが、泥で埋まり、排水機能がありません。
雨が降ると大きな水たまりができ、水が引いた後もぬかるみになっています。
6月3日にこの公園で西洗自治会防災訓練を行い、低い方の広場で消火栓を使った初期消火訓練を行いましたが、放水した水の行き場がなく、水は大きな水たまりをつくりながら公園入り口から道路に流れ出ました。

横浜市には公園愛護会という仕組があります。
地域の住民が身近な公園管理を行う仕組で、横浜市は全国に先駆けて1961年に始めました。
西洗自治会も公園愛護会があります。
昨年の役員名簿を見ると、愛護会会長は自治会長、副会長は生活環境部長、ほか愛護会会員は生活環境部の役員2名となっていました。
しかし自治会役員だけからなる公園愛護会が公園管理をやるというのはちょっと無理があります。
そこで生活環境部は毎月1,2回、1回当たり自治会の2班を割り当て各回1時間ぐらい清掃、草刈りなどを行っています。

西洗自治会のやり方は大勢動員できていい方法と思いますが、これでも草の刈り残しが出ています。
公園愛護会を再編し、ボランティアにも参加してもらって公園管理を補強することを考えてみてはどうかと思います。

地域住民が町の住環境保全に一生懸命になると行政も動くという面がありますので、公園もまずは西洗自治会あるいは公園愛護会が一生懸命管理するようにするといいと思います。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家庭防災員

2012年06月07日 | 日記
近年の横浜市港南区日限山4丁目の防災活動で重要な役割を果たしたのが家庭防災員です。
西洗自治会防犯防災部に所属した役員の中から毎年2名家庭防災員になり、港南消防署で家庭防災の研修を受けてきました。
近年は一般住民の中からも家庭防災員になりたいという人が現れ、家庭防災員になっています。
今年は5人も家庭防災員になりました。

4丁目の住民はすべて家庭防災員になる。
これが理想です。
町の防災は個人防災、家庭防災から、だからです。

横浜市は2004年から家庭防災員自主活動に補助金を出すようにしました。
4丁目では2005年から家庭防災員が横浜市からの補助金を得て防災講演会、防災センター訪問、防災訓練、火災警報器の取り付け促進などを行ってきました。

ところが西洗自治会は日限山中学校地域防災拠点の運営に力を入れ、拠点の防災活動を重視しました。
拠点の運営委員会は3丁目の港南プラザ自治会と4丁目の西洗自治会の役員からなる合同委員会で、1年交替でどちらかの自治会が中心になって防災訓練を企画実行してきました。
拠点運営や防災訓練に協力するためボランティア組織として3,4丁目合同の日限山中学校地域防災拠点協力員会(防災協力員会)が編制されました。
前年度の両自治会役員と3,4丁目の防災ボランティアの中から拠点運営や防災訓練の経験者が防災協力員会に参加しました。

防災拠点は大きな備蓄庫を持ち、防災資機材や食料を備蓄しており、西洗自治会は防災拠点活動を重視しましたから4丁目の一般住民は防災活動とは防災拠点活動と思いました。
4丁目の一般住民は防災協力員会が災害時救出、救命、食料・水の確保等を考えていると思っていました。
したがって家庭防災を重視する家庭防災員の防災活動は西洗自治会の中では小さな活動でした。
2005年から3年続いてきた家庭防災員自主活動は2008年には実行されませんでした。

しかし、防災拠点活動は何故か年々弱くなりました。
拠点の防災訓練は次第に中身がないものになってきました。

そこで2009年、西洗自治会家庭防災員は、弱体化した防災拠点活動を問題視し、運営委員会を説得して拠点の防災訓練で西洗自治会家庭防災員と家庭防災員が募ったボランティアが三角巾、便袋の訓練指導を行いました。
久しぶりに訓練らしい訓練が行われた拠点の防災訓練を運営委員会も両自治会の一般住民も評価したのですが、防災協力員会は何故か評価しませんでした。

そこで西洗自治会家庭防災員は拠点防災活動から手を引き、2010年から再び西洗自治会の防災活動に注力することにしました。

西洗自治会家庭防災員は、2009年から消火栓を使った初期消火の検討を始めていましたが、2010年になって西洗自治会や4丁目の住民から初期消火活動の要望が強くなったので、西洗自治会の支援を得て新たに防災ボランティアを募り、西洗火消しの会を編制しました。

2011年10月8日西洗自治会家庭防災員と家庭防災員が募ったボランティアが指導員となって西洗自治会の防災訓練を行いました。
この防災訓練では西洗火消しの会会員は消防署から放水訓練を受けました。
ビニール袋炊飯訓練指導グループは、240個のミニおむすびがはけたと言いますから240人ぐらいの住民が参加したと思われます。

2012年(今年)は西洗自治会家庭防災員と家庭防災員が募ったボランティアおよび西洗火消しの会会員が指導員となって再び西洗自治会の防災訓練を6月3日に実行しました。
今年は昨年より参加者が多かったようです。
250人ぐらいだったのではないでしょうか。
自治会役員も一般住民も消防署員もボランティアからなる指導員の一生懸命な訓練指導に応えた形で活気ある防災訓練でした。

このように現在の活発な西洗自治会の防災活動は家庭防災員が忍耐強い活動を続けた結果であることがわかります。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

町の防災訓練

2012年06月03日 | 日記
天気予報は今日の午前中は雨。
横浜市港南区日限山4丁目(西洗自治会)の防災訓練を準備してきた人々は気をもみました。
ところがまさに奇跡が起こりました。
西洗第三公園で9:30から12:00まで行いましたが、前半は曇り、後半は晴れとなりました。
概して気温は低かったので絶好の防災訓練日和となりました。

消火栓を使った初期消火訓練(放水訓練)、心肺蘇生訓練、救出訓練の3種目を行いました。

西洗自治会の防災訓練の特長は、ボランティアがまず指導する訓練を受け、一般住民に対する訓練はボランティアが担当することです。
初期消火訓練は21名の、心肺蘇生訓練は16名の、救出訓練は4名のボランティアが一般住民指導に当たりました。
今日の初期消火訓練と心肺蘇生訓練は上永谷消防出張所の協力を得ました。
心肺蘇生訓練の指導員養成では事前に港南消防署の協力を得ました。

ボランティアが一生懸命訓練準備をしましたので自治会役員も自然力が入り、ボランティアの活動を支えてくれました。
またボランティアが一生懸命指導するので一般住民も自然熱心に訓練を受けました。

防災訓練参加者数は250名前後に達したと思います。
昨年の防災訓練も素晴らしい訓練で、約240名の参加がありましたが、今年は昨年をさらに上回ったと思います。

4丁目の防災ボランティアは西洗火消しの会、家庭防災員が中心ですが、素晴らしいことは今回も9名の一般住民が事前に指導員の訓練を受けてくれ、一般住民指導に当たってくれたことです。

何事もそうですが、町の防災力を上げるためには、自治会役員、ボランティア、一般の人々の協力が大切です。
そして特に指導員は一生懸命指導に当たることが大事です。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする