ま~ゆ~ブログ

女声DUO「ま~ゆ~」のページ。時々「The Soul of C」所により「Bouix Loge」に変身!

Red Score’s 本選結果!

2013年05月12日 17時30分32秒 | ま~日記
ふたつ前の日記に書いた、
「Red Score's」が出演する「TEENS ROCK」の、今日が本選。
”ギタリストくんのお母さんが、私の生徒さん”という、薄い(笑)関係ながらも
知っている高校生がバンドを組んで、地区予選を勝ち上がり、本選に出るってことで
だんだん自分の甥っ子が出場するくらいの「濃い」気持ちになって、
ヤキモキしながら結果報告を待っていたら、
今それが飛び込んできた。

「審査員特別賞」が贈られたらしい。
パチパチパチ
このブログを読んで、応援してくださった方々、
ありがとうございました!

グランプリは千葉のバンドで、
実力・人気ともに相応しかったようだ。

愛知の地方予選でグランプリを取ってから、
ドラム担当くんは大好きな「パズドラ」を消去して
ドラムの練習時間を増やしたらしい。かわいいな。
こういうちょっとしたことを聞いて、
より「がんばれー!」と思っていたのだ。

きっと茨城もお天気は良かったはず。
青空の下、どんなドキドキと期待とで演奏したのかなぁ。
「やった!」と思ったところもあれば、ミスもそれぞれあっただろう。
でも熱中して一緒に楽しんで作ってきた音楽を、
精一杯表現して、演奏の直後、その演奏をみんなで喜べたならそれが一番だ。

演奏し終わったとき、彼らは笑っていただろうか?
願わくば、舞台袖に戻ったときが、
みんなで笑顔を交わす時間になっていたことを・・・

昔、地区予選までは残るのに、いつもそこから上へ行けなかったバンドにいた私は
本選で演奏しきっただけでもまぶしい思いがする。

ギタリストくんのお母さんから
次のレッスンで詳細を聞くのが楽しみだ。

Red Score'sのみんな、
本選出場おめでとう!
審査員特別賞バンザイ







4月の読書とドラマと。

2013年05月12日 16時44分20秒 | ま~日記
急に仕事が立て込んできて、レッスンばっかりやっている。
好きでやっている仕事だけれど、
オーバーワークではやはりストレスはたまるのだ。
家に帰っての楽しみは、本と録画しておいたドラマ。
さんざん人に勧められて、今年の初めから見出した韓流ドラマ2本。
NHKの「トンイ」とBSプレミアムの「太陽を抱く月」は、
韓流ドラマと言えば「冬のソナタ」の恋愛モノイメージしか持っていなかった私にとって、
どちらも王朝時代の話で、大河ドラマみたいで実に面白い~!
すっかりハマっているのだ。

読書の方は、先月は大当たりとハズレ両方あった。
大当たりと当たりだけご紹介。

■仏果を得ず (双葉文庫)☆☆☆☆
一言で表すと「文楽青春物語」。
へえ~なんて、のほほんと読み始めたものの、
ラストに向けては、主人公・健に同調し、のめり込むようにして読了。
どれだけ長生きしてもたかが100年足らず。
芸の大河において、ひとしずくで流され消えるのみか、
小さくても自らの流れを作ることができるか、
願いに裏打ちされた鍛練と深耕が、運ばれる先を決める…。
軽妙で楽しいけど、とても深い物語だ。
読了日:4月8日 著者:三浦 しをん

■県庁おもてなし課 (角川文庫)☆☆☆☆☆
映画公開に先駆けてか、待望の文庫化。
期待通りに「有川浩」で、期待以上に面白かった。
お役所・高知県庁の、「脱・お役所」にあがき、「光を観る観光」にせんと奮闘する
掛水くん・多紀ちゃんはじめ「おもてなし課」と、そのモチベーションになる、ある家族の物語でもある。
ワクワクしながら読み進め、幾度かふいに目頭が熱くなり、
余分だけど頭の隅で「やられてるな~うまいなぁ」と感じたり。
高知へも行きたくなったけど、我が町京都を、もっとおもてなしの心がけで隅々まで知らないとなぁ…と思った。
読了日:4月12日 著者:有川 浩

■猫のあしあと (講談社文庫)☆☆☆
町田康は情の濃い人なんだな。そのことがよーく分かる一冊。
飼い猫の兄弟なら引き取りたいと、とあるボランティア団体に捜索を依頼し、
どうも全く関係のなさそうな、病気を持った猫まで次々と持ち込まれて、
それを結局全部引き受けるだけでなく、すぐに情を寄せて、喜んだり悲しんだり。
きっと猫だけでなく、人はじめ、あらゆる生き物に同様なんだろうな…
だったらさぞかしこの世では生きにくいだろうなぁ…と感じる。
私は猫と暮らしたことがないので、猫が好きかどうかもわからないが、猫と暮らす町田康のエッセイは好きだ!
読了日:4月12日 著者:町田 康

■オルゴォル (講談社文庫)
これが4月の大当たり作。
東京に住む10歳の少年に「大人になってからでも良いから、鹿児島へ…」と託されたオルゴール。
旅費欲しさに預かった少年と、そのオルゴールの行方は…という話。
朱川湊人の小説には、子どもが登場することが多い。
そしてその子どもに関わる人々、特に大人がイイのだ。
本作も、ちょうど真ん中あたり「見参、電撃ガール」の章から、ぐーっと物語が深くなる。
誰かの悲しみに心が動くことは多々あると思うけど、
朱川作ではそのもっと奥にある嬉しさや喜びに心震えるような、人間への讃歌がある。
子どもから大人にまで勧めたい名作!
読了日:4月28日 著者:朱川 湊人