ま~ゆ~ブログ

女声DUO「ま~ゆ~」のページ。時々「The Soul of C」所により「Bouix Loge」に変身!

早くも来年の話が・・・。いや、やっとか・・・。

2013年11月03日 21時29分44秒 | ま~日記
寒くなってきました。
もう11月なんて信じられないけど本当だ。
こないだ今年の年賀状を整理したばっかりなのに・・・(遅)

先月16日に、久々に雪絵ちゃん・みっちゃんが京都に来てくれて
(下呂liveは今年もないけど)
THE SOUL OF C が集合したのだ。

そこに昔なじみのギタリスト三好さんを
半ば強引に呼びつけて(笑)2次会をご一緒し、
名古屋組二人は初対面だったんだけど
来年3月にliveをやろう~!と盛り上がったのだ。
ずーっと計画だけ温めてきた内容が、ようやく前に進むかも・・・。

さて、ついでに先月読んだ本・7冊の内
おすすめできる・続巻ものでない3冊についてメモっておきます。

■ヒア・カムズ・ザ・サン (新潮文庫)
7行のあらすじをもとに紡がれた二つの物語。
真也、カオルとカオルの両親を軸に、本筋とパラレルを読めるのが本作の目玉。
どちらにより惹かれるかは、読者の父親像や年齢で分かれるのかなぁ。
パラレル篇はイライラしながらも、台詞や心情描写が良いし、
現実にありそうな物語になっている。
本筋の方が読後感はすっきりだけど、有川浩らしさはパラレルの方かも。
読了日:10月9日 著者:有川浩

■マリアビートル (角川文庫)
バイバイ・ブラックバードあたりから、
伊坂作には序章くらいで、挫折しそうになることが多いのだ。
「巻き込まれ型」の人物が出てくるのが、理不尽かつ不快な気持ちになり、
ページを繰る指が重くなる。
本作も七尾が巻き込まれ型の代表格で、中々気持ちのスピードが上がらなかった。
着地にはすっきりとはいかないまでも納得、
そして読み物としてとても面白かったけど、
読んで良かった!と思えたのは実は「解説」のお陰。
伊坂幸太郎は何を描こうとしているのかが解説されていて
ここのところ伊坂作に抱く、重かった気持ちが
「そうだったのかぁ!」と深く納得。
悪を知るには悪を描く。悪に対抗できるのは正義ではなく勇気!
ならば今後も読まねば…と思えたのだった。
読了日:10月23日 著者:伊坂幸太郎

■陽だまりの彼女 (新潮文庫)
感動!泣ける!ベストセラー!の煽りには、買うのが恥ずかしくなって、
気にはなっていたけど、中々手を出さなかった一冊。
映画化をきっかけに、とりあえず書店で購入は出来た。
ふんふん、恋愛ものね…と思いつつ読み進め、
ミステリーの匂いに引き込まれ、
金魚が一匹いなくなったくだりで
「ん?まさかファンタジー方向じゃないよね?」
ファンタジーオチなら、どんな破天荒な物語も着地は出来るだろうし
どうなの・・・?と色々思いながら、すいーっと読了。
案の定…だったけど、まぁ一途さに心温まる、かわいい物語だった。
映画のキャスティングも悪くない感じ。
将来に夢を抱きづらい今、現実ばかり突きつけられる現代の中高生女子たちに、
必要な恋愛テキストでもあるんじゃないかな。
読了日:10月31日 著者:越谷オサム



コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする