こんなタイトルですが、身近にこの様な病状で苦しんでいる人もいます。
先天性の持病を持っている人が鬱などの後天性になったら
誰しも二重の精神疾患に成り得る訳です。
取り敢えず誰しも耳にした事がある鬱病を優先してと思ってましたが
話の成り行き上、前回はアスペに偏ってしまいましたね。
まず最近特に思うのが症状がどの病気とも似通っていて見分けづらい
という事です。
自分でもそうだし、医者でさえも悩みながら診察しています。
健常者はよく言います。
怠けている。甘えている。怠惰だ。だから頑張って自分に喝をいれて
学業や仕事にまいしんしなさい。自分を奮い立たせなさいと。
だが、それが出来れば誰も苦労はしないし、思い悩まない。
鬱病も存在しないし精神科や精神科医やそのような薬も不必要。
だが、なぜ今の世の中にそれが存在しているのか？
精神疾患だからです。やりたくても出来ないのです。
なぜ怠けていないか言い切れるかと言うと、それまで普通に仕事をこなし
生活していた訳です。
それが、突然あるいは少しずつ出来なくなるのです。
顕著に現れるのが朝起きれなくなります。
一日中だるくなります。
集中力が顕著に低下します。なのでなにかすると直ぐ疲れます。
外出が苦手になりやがて出来なくなり、家に閉じこもります。
いわゆる、引きこもりです。
自分は二年間引きこもってました。僅かな退職金でやりくりしてました。
やる気が起きず興味や関心なども無くなります。
炊事、洗濯、掃除、入浴、外出、仕事、庭の手入れ、楽器を弾く
本を読む、ＣＤを聴く、ＤＶＤを観る、ＰＣを開くなどなど
以前は普通に出来ていたし、むしろ楽しかったし刺激を受けていた。
それが全く出来なくなったし、むしろ苦痛になった。
健常者に分かって欲しいのは、やらないのでは無く出来ないという事。
それが病気だという事。
俺だって、そりゃあ、今迄通り生活したいよ。
普通に仕事して普通に生活したい。
でも、普通ってなんだろう？
現在の自分にとって、これが現状で普通である事には変わりない。
見方、捉え方の違いでしょ？
それこそ人それぞれ。
自分も回復したらまた、物事の捉え方変わって普通の感覚変わるかもだし。
だから、尚更健常者には現状を知って欲しいし理解して貰いたい。
実際自分がそう診断されるまで、そう人をなめてたし、理解しようとしてい
なかったし。情けない限り。
最近色々と出来る事増えてきたよ。
次回はその事にでも触れてみようかな。
