そよ風に乗って

過ぎ去った思い出や、日々の事を
そっとつぶやいています。

一人暮らしは無理だった姉のこと

2016-03-04 00:00:08 | 日記

伴侶を失う寂しさは、計り知れないものがあるようです。
昨年夫を亡くした姉が申しておりました。

「特に仲の良い夫婦だと思っていなかったのに
こんなに寂しくなるなんて」と。

昨年春、夫を失い、一緒に営んでいた仕事もやめました。
住んでいた借家を出て三男家族の家の近くのアパートで独り暮らしを
始めておりましたが

家に引きこもり、何かしたいと言う気力を失っていました。
近くのスーパーまで買い物にも出掛けないというのですから
体も弱りますね。

三男のお嫁さんが食事を届けておりましたし
四人の息子たちも毎日のように誰かが訪れては
何かと世話をしておりましたから
外に出なくてもすべて間に合ってしまったのですね。

今にして思うと
うつ状態になっていたのではと思います。

もっと気持ちに寄り添ってあげなければいけない時期でした。

動かないと筋力がどんどん落ちていきます。
そして、少し動くと息切れがする状態になり
肺が元々弱いこともあって入院となってしまいました。

鼻からチュウブで酸素を取り入れています。
もはや、一人暮らしは無理と思われます。

長男が同居することになり、部屋を借り換えて引っ越すことになったそうです。
お嫁さんと小学生の男の子が一人の家族です。
退院後はしばらくデイサービスのショートステイにお世話になり
その間に引越しをするそうです。
現在は、退院してショートステイのお世話になっている段階です。

一人暮らしが楽しめればよかったのに残念ですが
寂しさから脱出して元気になってくれることを祈りたいです。
長男のお嫁さんにはお世話を掛けることになるでしょう。

一人で生きてくのは大変な事なのだなと改めて思います。
誰にでもできるわけではありませんね。

まず健康。自立して生きていける体力と気力を持って
何よりも趣味など、お金を掛けずに楽しめるものをもっていることが
大切だと思います。

明日は我が身かもしれないと思いつつ・・・
健康の維持に努めなくてはと思います。

 


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