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長寿を科学する・・・・サーチュイン遺伝子の発見

2012年02月26日 | 日記

 

長寿の秘訣は「適度な運動」と「腹八分目の食事」だと

言われていますが長寿を科学してみたいと思います。


皆さんは、サーチュイン遺伝子という遺伝子をご存じでしょうか。
この遺伝子は1999年にMITのレオナルド・ガレンテのグループが
発見しました。


このサーチュイン遺伝子を活性化させることで合成されるタンパク質は

ヒストン脱アセチル化酵素といいます。この酵素は、ヒストンDNA
結合に作用し
遺伝的な調節を行うことで寿命を延ばすと考えられています。
このサーチュイン遺伝子を活性化させるには、飢餓やカロリー制限を
することが必要だと分っていますので、冒頭に書いた「腹八分目」と
いうのは根拠があるわけです。


この他に、赤ワインに多く含まれるポリフェノールの一種である

レスベラトロールによってもサーチュイン遺伝子が活性化されることが
分っています。

ただし、グラス1杯の赤ワインに含まれるレスベラトロールの量は大変微量
ですし、ワインを1
日に何本も飲むことは物理的に不可能ですから

レスベラトロールを効率的に摂取するには、現時点ではサプリメント

から取る以外には方法がないようです。


*当社はレスベラトロールEXという商品を健康補助食品として
 ネット通販で扱っていますので
ご興味のある方はご覧ください。


また、サーチュイン遺伝子については、現在、米国を中心に寿命や老化以外の
作用の研究も進んでいるようです。
MITの研究チームは、アルツハイマー病筋萎縮性側索硬化症の動物モデルで
神経変性疾患治療への応用を研究しています。


サーチュイン活性化物質(Sirtuin-activator)を積極的に開発している米国の
Sirtris Pharmaceuticals Incは、サーチュイン遺伝子活性化物質の一つである
SIRT1-activatorが
アルツハイマー病などの神経変性疾患、動脈硬化、心不全、

慢性閉塞性肺疾患、炎症性腸疾患、2型糖尿病、肥満、筋肉減少症、廃用性萎縮症

などに効果が見られたと報告しています。

これはあくまでも米国における研究の話ですが、もしこれが医学的に認めらられた

場合、万能薬が誕生するかもしれません。大変楽しみです。

尚、このSirtris社は2004年に設立されたベンチャー企業でしたが2008年に

大手製薬会社のグラクソ・スミスクラインに買収されています。


                             以  上



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1 コメント

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Unknown (浅野 真)
2012-02-28 19:53:13
ツイッターのフォロアーさんから
順天堂大の白澤卓二教授の話も分かり易くて面白いと教えて頂きました。 (前半) http://bit.ly/A2NeNP (後半) http://bit.ly/wNaCm4
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