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東京理科大、尿で発電紙製電池

2015年05月18日 | 新技術
東京理科大、尿で発電紙製電池
介護向け下着センサー安く
2015/5/18 3:30 日経朝刊

 東京理科大学の四反田功講師らは尿に含まれる糖分で発電できる紙製の電池を開発した。簡単な電子回路と組み合わせて下着に敷くと、尿が漏れたときに無線で知らせるセンサーになる。100円程度で作れる。介護現場や病院などでの利用を見込み、5~10年以内の実用化を目指す。

 開発した電池は酵素を紙に染み込ませた。酵素が尿中の糖を分解する際に電子を出す。これを印刷した銀粒子の配線で集め、電気として使う。
 一般の乾電池と同じ1.5ボルト以上の電圧が得られる。実験では尿と同程度の糖分の入った溶液を紙製電池にかけ、発光ダイオード(LED)を点灯することができた。
 電波を発信する電子回路と組み合わせて使うことを想定している。介護施設などで入居者が尿漏れを起こすと、職員に連絡が入るシステムが構築できる。尿漏れを起こしていないか定期的に確認しなくて済み、介護側の負担軽減につながる。
 今回の電池はセンサーと電源の役割を兼ねており、大部分を印刷で作れるため安くできる見通しだ。

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