wonderful日和

*november 2012*

あいちトリエンナーレ2010 ①

2010年09月19日 | 名古屋あれこれ



我が愛知県の新しい試み、あいちトリエンナーレ♪

今年2010年から三年毎に開催するらしいのです。

息子が小学校でかなり前からこのトリエンナーレに関するチラシをもらってきていて、開催が楽しみでした
な~の~に、前売りを買わねば買わねば…と思ってたら始まっちゃって(笑)
いつもの事ながら抜かりありな私…ハハハ

会場は名古屋駅周辺6か所程に散らばってるので、チケットもそれぞれ日を換えて観に行けます。



でも、これって地元の私たちは今日はここ! 来週はここ!って出来るけど、
遠方からだとそうは気安く回れないよね…って思いますね~。(万博の時にもそう思ったけど)

この日、出掛けた愛知芸術文化センターのある栄エリアがメインなのかな~。
これ以外にもあちらこちらに関連作品があったり、別料金が必要なイベントもあったりで全体が把握しきれない(笑)
でも、10月末までやってるんで出来るだけ参加したいって思ってます。

ちなみにこのいろいろ回れるチケットは1800円。
一枚買っておけば、6か所は行けるんで全部回れば一か所300円! 
小中学生は無料なんでこれも大助かり!

子供参加型のキッズトリエンナーレっていうのも同時に開催中で
名古屋、頑張ってるな!って親目線で評価大です(笑)



草間彌生さんの「真夜中に咲く花」
これはこのあいちトリエンナーレの代表としてパンフレットやポスターにもなっています。
かなりインパクト大!!
以前、あちきさんのブログでこの人の作品を見た様な…    



ゴローンってしてるクマさん(笑)
この方の作品は本当に可愛らしくって私より大きな動物あり、思わず見落としてしまいそうなのもあり!

なんと太っ腹な事に、撮影可能なポイントがいくつかあって盛り上がります♪

ほんっと、多くの展示! 肝心な作品についてですが…その辺、心得が無いんで控えますね(笑)
単純に、「これいい!!」「んんん…ビミョー」「なんだこれ?!」と、それぞれ感じながら見て回りました
火薬で書いた絵とかもあって、もう凡人の私には奇想天外なビックリアートです!
息子たちは志賀理江子さんって方の写真に釘付け!
ホルガっぽい出来というか、何とも不気味…(ゴメンナサイ)で不思議な空間でした。
どうやって撮ってんの??と、ここでかなりの時間いた様な…おもしろかったです。



正直なところ一番感じたのが、

「現代アート…わかんね~っ」って、事かな(笑)

音も、映像も、パフォーマンスまでもが全部、この芸術展にギューと詰まってるんで、
単純に美術館に来ました~って感覚で見てると、理解不能になってきます。

どの作品にも詳しい説明書きって無いんです。
だから何を伝えたいのか、どう見ていいのか…ってとこから始まる訳で…(笑)
でも、もしかしたらそういうものなのかな~って思ったり。

ただ柔軟にこれも芸術っていうんだ、こんな表現方法もあるんだって見て回ると、最後にはもう一回りしたくなる♪

ただ、気になったのが小さなお子さん連れの中の一部の方のマナーかな…。
たまに「小さいんだから仕方ない」っていう勘違いをする親御さんがいますが、私はこれって違う!って思ってます。
「小さいんだから仕方ない」、これは周りの第三者が大目に見る優しさであって自分たちが使う言葉では無いと。
こういった公共の場など、たとえ小さくっても「ここでは静かに」と、
その場にあった雰囲気を無理でも順に教えていくのが親の務めだと。
偉そうな事を書いてますけど、絶対静かに!!って云うんじゃないんです。
小さい子が泣くのって仕方ないし、言っても聞かないのはそれって仕方ない事!
子供らしくって大いに結構だと思います。
ただ、それをよしとするのではなく、ここではこうするんだよっていう事を教えてくのも必要かなと…。 
走って騒いでるお子さんがいて、注意もせずに放っておく親御さんを見たりするとムッときます。
うう~ん、伝わるかな??

ここ、公園じゃないぞ!っていうお子さん連れを何組か見掛けたのでちょっと書いてみました。
でもそれって、決して若い親御さんとは限らないんですよ。
ビシッと決めてるお母さんでもその辺はぬるかったりします。
私? その辺の事は結構厳しくしてきましたけど…。
他の人から見たら私の気付かない迷惑も、そりゃあ多々、あったことでしょうね~(笑)

ま、子育てってあとで気付く事も多いので…って事で収めましょう
せっかく、小さいうちからこういう芸術に触れる機会を作ってあげてるんだもん。
マナーも一緒に教えてあげたいもんです。
これは私にも言える事よ



それにしても観るとこがいっぱいで飽きないです。
が、日曜はとにかく人多し!
ゆっくり見るなら平日なのかな~



この愛知芸術文化センターの吹き抜けをにビロォ~ンと伸びているきゅうりの様なバルーン…。
この飛び出た部分は風に吹かれてゆ~らゆら♪



会場の中からもガラス越しに見れますが、実際この中を歩く事もできます。
んが、すっごく待ちますよ~っ
私たちは8階と10階の作品を見ている間に順番が回ってきたんですがまともに4時間待ちでした(笑)

これには〝錯覚〟という仕掛けがあって、この緑の空間を数秒、じぃ~と見つめてフッと他のところを見ると、
景色がほんのりピンク色の世界に染まって見る事が出来ます!!!

これは反対色の緑をこうして持ってくる事で、このトリエンナーレのテーマカラ―であるピンクの世界を!という事から。

↑ 末っ子、実践中です。

ちょっとした不思議体験、大人でも声を出して「おおおおお~っ!!」ってな大盛り上がりでした(笑)



実はこれが一番見たかった私♪
以前ここで出したオアシス21の水の宇宙船が、こんな事になってるなんてなんとも可愛い~っ

普段は普通にシルバーのオブジェがあるんですけど、
どうやら期間中はこのてんとう虫みたいなのもあるらしいよ(笑)



いやぁ~芸術ってのは実のところよく分からんのですが(笑)
 
でも好きなんだよね~

それでよくない?

って事で~

by 元・美術部員 まぁみでした~(笑)


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6 コメント

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Unknown (おんわ)
2010-09-19 14:17:36
えぇ~、元美術部!?

>「現代アート…わかんね~っ」
同感です。全く分からんですね。
それぞれの分野が確立されてきて、新しい分野を開拓する想像力もなく、
行き場を失うと離合集散を繰り返すものです。
それは化学の分野を見ても同じですが、それを「分野の垣根を越える」
って言う事が多いですね。
だから観衆としては「ぐちゃぐちゃ」に見えるのかも。
でもそんな「勝手な芸術」って心の行き場としてあるべきなのかも知れません。
完全な秩序が混沌を生むのは、あらゆる高度なシステムの創成の初期段階で見られる事です。
そしてそこから「何も生まない」という結果について、芸術家は答えを持っているべきだと思います。

by 元バスケ部 おんわ
Unknown (水鵬)
2010-09-21 21:29:36
(。・ω・)ノ゛ コンチャ♪
こんなイベントやってるんですね~
知らんかったっす。
まぁ、おいらにはゲイジツは良くわからないのですがw
どちらかと言えば造形美より自然美を愛するタイプなので・・・
おいらも子供のしつけに関する事は全くの同感です。
>「小さいんだから仕方ない」っていう勘違いをする親御さんがいますが、私はこれって違う!って思ってます。
「小さいんだから仕方ない」、これは周りの第三者が大目に見る優しさであって自分たちが使う言葉では無いと。

ほ~んとうに同感です!
「小さいからわからない」とは子供をバカにしてるように思えます。
わかるように話をすれば小さくてもわかる子はわかるのです。
たまに躾と勘違いして親が大きな声で怒っているのも「お前の方がうるせーよ」と突っ込みを入れたくなります。
子供って大人が思っている以上に判っているんですよね~それに気がつかないのは、親がアフォなんでしょうね。
もちろん注意もせずに、「子供らしくて元気で良い!」なんて思っている勘違いの親はもっと問題外ですがw
本当に教育と言うのは難しいですね~
おんわさま (まぁみ)
2010-09-23 16:23:03
おんわくん、こんにちわ。

そうです! 摸写し続けただけの美術部員(笑)
好きなんだけど…どうにもできないので見てるだけ~が最も好きなのかも^m^
でも現代アート…どこからどこまでが芸術なのか、難しい…っていうより分からないんです。
正直、退屈なのもあるのも確かで…。
でもいろんな角度で非日常な空間に入っていくのは面白いですね。

下から3行の部分、たしかに!とも思いました。
これって答えが無いに等しいですからね…

そういえばバスケ部でしたね!
腰を痛めた長男はおとなしく情報部になりましたが、
次男がなぜか興味のなあったはずのバスケ部に!
不思議な程、すっかりハマってます(笑)
水鵬さま (まぁみ)
2010-09-23 16:31:50
水鵬さん、こんにちわ。

芸術…私もわかんないんですけど、好きですね~♪
自然も好きなんですけど、あまり自然過ぎると怖くなるんですよね~^^;
分かりますか?

しつけの話、分かっていただけましたか^m^
うまく伝わって良かった!
書き方によっては避難ばかりになっちゃうかなって思いながら
この日の事をどうしても書きたかったんで…。
常識、非常識、これもまた難しい問題です。
私の持ってる考えの中にも他から見れば…って事もあるでしょうしね~。
この間違いをはっきり言ってくれる身内や友達が必要です
Unknown (rina-oha)
2010-09-26 20:45:49
お久しぶりです。

私も現代アート好きですよ。
理解不能・・・わかります!

でもそういう組み合わせをする?とか、そう表現する?とか、そういうことしちゃうか??という感覚が好きです。
現代アートを見ると、「普通」とか、「現実」とかにすっごい縛られてるなぁとか勝手に感じたり。

草間さんの作品、コレです。
http://blog.goo.ne.jp/rina-oha/e/2b1ced6d5fd24e57800237a3f477425e
いつか行ってみてください!
rina-ohaさま (まぁみ)
2010-09-28 05:10:37
rinaちゃん、こんばんわ。

そうそう!
この黄色のカボチャ(笑)

かなり本人さんも斬新…っていうか奇抜よね~^^;

現代アートって自由過ぎて分かんない…。
でもrinaちゃんの表現がぴったりなのかも!
何だか分かんない…しか出てこなかったけど、たしかに見ながら私も↑の印象が口から出てくることあるよ~(笑)

いつか絶対行ってみたい!!
それに今我が家では鳥取へ行きたい人が4人も!!
水木しげるロードにコナンが目当てです。
rinaちゃん、車でどんくらいかけて行ったの?? あの姉妹旅♪