富士山に行こう、南アルプスに行こう、温泉にも行こう

思い入れのある富士山と南アルプス。自己満足的な情報を羅列します。ついでに麓の温泉のレポートも。

パノラマ台

2006年12月31日 16時53分50秒 | 富士山
今日も快晴だ。冬型の気圧配置が強まって北日本は大雪になっているらしいが、太平洋側は本当に雲一つない晴天。東京からこちらに来るまで、ずっと真っ白の富士山が見え続けていた。

相変わらず道志村を通るルートで帰って来たのだが、途中山中湖から小山町に抜ける三国峠の手前にあるパノラマ台まで来ると、駐車スペースに車が溢れていた。

皆携帯やデジカメで、富士山と山中湖を背景に記念写真を撮っているのだ。それ程今日の富士山はすごかった。更に山中湖越しに雪化粧した南アルプスまではっきり見えていたのだ。

一番右のとんがった山が北岳だ。それから順に間ノ岳、農鳥。そして真ん中のポチが塩見岳、左側は荒川三山と富士山の斜面で半分切れているのが赤石岳だ。

やっぱ富士山もいいけど南アルプスもいいなあ。今年の最後にすばらしい光景に出会った。この一年を綺麗に締めくくれたような気がした。

まあ今年は色々な意味で結構ひどかったので、来年は良い年でありますように。

パノラマ台はここ

上河内岳

2006年12月24日 21時54分07秒 | 南アルプス
赤石温泉白樺荘から実家へと車を走らせていると、ちらちらと白い山が視界に入ってきた。ちょうど井川大橋を過ぎて車を止めるスペースを見つけると、そこから携帯で一枚。

その時は山の名前が判らなかった。おそらく前衛の山だろうぐらいで、ただ井川湖と吊橋と白い山の雰囲気が良かったのだ。

ところが、実家に戻って「カシミール」という、数値地図を3Dの風景に描画してしまうパソコンソフトで一応確認したら、奥の白い山は上河内岳であるのがわかった。せっかく山が見えていたのに、それと判らずにさっさと戻ってしまっていたのだ。

これではいかん。で、東京に戻ると早速シルバーコンパスを買い、久しぶりに紀伊国屋書店の地図のコーナーで2万5千図と20万図を仕入れた。これで次からは山を確認出来る。

上河内岳はここから

井川峠

2006年12月23日 01時40分44秒 | 南アルプス
井川峠は静岡市内から北へどんどん、途中梅ケ島への県道と別れて約40km。南アルプス前衛の山脈を乗越す峠だ。

ここにも南アルプスの展望台がある。さすがにこちらの方が近いだけあって雄大な山容を望む事が出来る。

しかしここも何度となく訪れたが、いつも空振りであった。曇っていたり、霞んでいたりである。で、今回初めて目にする事が出来た。

一番左が上河内岳で、その後ろに隠れてピークだけ見えるのが聖岳。真ん中はやはり赤石岳で、右が荒川三山だ。

さて、ここからは井川ダムに向けての下り道になるのだが、驚いた事に、この斜面に点在する集落からも、やはり南アルプスの山々がちゃんと見えるのである。

ここら辺に家を建てるか借りるかして、老後をぼんやり山を見ながら過ごすのもいいかもしれない。今すぐやりたい気もするが。

ここから南アルプスが見える

ここから富士山その4

2006年12月20日 04時50分41秒 | 富士山
仕事で藤沢の湘南台に行った。内容は非常に腹のたつもので、今思い出しても気分が悪いのだが。

それはさておき、某ゼネコンが現場事務所として借りているマンションから、しょぼくれて帰ろうとして階段の踊り場まで降りたとき、暮れなずむ街の風景に「ピン」と立つ富士山が飛び込んで来た。

箱根と丹沢のちょうど間だ。藤沢からはこんな見え方をするのだ。

湘南台のここから見えた

南アルプス展望台

2006年12月19日 21時17分10秒 | 南アルプス
本栖湖から身延に抜けるR300の途中に南アルプス展望台がある。
この夏から何度となくこの道を使い、その都度立ち寄ってはがっかりしていた。全然見えないのである。

最近は「本当に見えるのだろうか」と、半分訝りながらも、でも今日こそはと思いながら、いつも車を向わせていた。

で、この土曜日。「逆さ富士」に感激して、今日はもしかしてと期待に胸を膨らませながら走ったら、予感が的中。南アルプス展望台を名乗るだけあって、遥かではあるが鮮やかに見えたのだ。

雪を被った左が赤石岳で、真ん中が荒川三山。右側は塩見岳だろう。南アルプスの南部の山々だ。懐かしい山にまた再会して、もう一度登りたくなった。が、はたして実現出来るだろうか。

展望台はここ

ここから富士山その3

2006年12月18日 00時41分42秒 | 富士山
意外な所から見える富士山を紹介しようと思っているのだが、定番中の定番、富士の勇姿が湖面に映える「さかさ富士」と偶然遭遇してしまった。

夜明け前に東京を出発し、道志から河口湖に抜けるために、山中湖の北面の湖岸道路を走ったら、湖面越しにあまりにも見事な富士山が現れた。

通りがかりの車はことごとく路肩に停めて、皆携帯で撮っている。それ程の今日の富士山だった。

逆さ富士はここから

ここから富士山その2

2006年12月17日 16時44分46秒 | 富士山
日の出前に東京を出発して道志村経由で山中湖に向かう途中、頭だけ顔を出した巨大な富士山に出っくわした。
あまりにも大きくてそして低く見えるので、別の山かと錯覚してしまう程の違和感がある。

夏の夜、高速なんかで走っていると、夏祭りなのだろう、遠くで花火が上がっているのをよく見る。
自分にはあれは不気味で苦手だ。近くで見る花火には特に思わないのだが、あれはだめだ。

これと同じ感覚が今日の富士山を見て襲った。鳥肌がたつのが解るのである。
ここからの富士山は唯一苦手だ。

不気味な富士山はここから

カモシカ出た!

2006年12月16日 21時19分40秒 | 南アルプス
また今日も赤石温泉白樺荘へ。
12月も中旬となり、井川雨畑林道はとっくに冬季閉鎖となってしまったので、しかたなく静岡市内から上がっていった。

今日は朝から大快晴で、途中の富士山も、本栖湖先の展望台からの南アルプス南部も、朝のぴりっとした空気でびっくりする程鮮やかだった。

実は夜のうちに出発するつもりだったが、さすがに起きてられなかった。で、仮眠して朝5時50分に東京を出発したところ、大正解であった。今日は一年でも何日もないであろう位の撮影日和である。

そしておまけがこれ。もうすぐ井川峠というところで、奴に出くわした。
車を少しずつ近づけてそして停めると、別に恐れるでもなく、相変わらずじっとこちらを見ている。携帯をたぐり寄せて、カメラを起動させると慌てて一枚。

以前梅ケ島林道をチャレンジした時、鹿と猿を見かけたが、カモシカは初めてであった。イメージとは違って結構黒く地味な奴だ。

カモシカはここに