茶の湯 徒然日記

茶の湯との出会いと軌跡、お稽古のこと

日々是修行

2008-12-25 18:25:24 | 茶の湯エッセイ
 禅の言葉や精神は、茶の道の根本を流れるものとして、大切にされる。  習い始めた頃には形を学ぶことに必死で、そこまで思いが至ることはなかったが、長く続けていると、形の奥に潜む禅の言葉や精神が少しずつ見え、訴えかけてくるようになる。  朝日新聞で連載されている花園大学教授の佐々木閑さんの”日々是修行”には日常忘れかけていたことを思い出させ、なるほどと感心させられる話が多く、楽しみにしている。先日の . . . 本文を読む
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破魔弓と羽子板の由来

2008-12-22 11:27:52 | 日本マメ知識
 もうすぐお正月。最近はお正月ならではの遊びや飾りというのも少なくなってきました。それでも、私たちの頃は、双六や羽子板、福笑など祖父母のところに行くとやっていた記憶があります。  今日は初めてお正月を迎える子供たちに贈られてきたもの、男の子=破魔弓、女の子=羽子板についてご紹介しておきます。    まずは、破魔弓・矢の飾り物について。  弓には武勇を表し、さらに邪悪をはらい、目に見えない精霊を退散 . . . 本文を読む
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友 来たりて

2008-12-18 09:59:18 | m-tamagoの物想い
 今年は新居を構えたせいか、友人を招く機会が多い一年でありました。中高、大学、職場、趣味などなど、自分と相手と両方の友人達と楽しい時間を過ごすことができ、また違った世界が広がったように思います。  主人は仲間作りがとても上手で、人の役に立ちたい、人を大切にしたいと常に思っているタイプなので、長く続いている友人が多いことを感じます。私も見習わなくてはいけません。  先日は、主人の会社の先輩や同僚5名 . . . 本文を読む
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利休百首13 とにかくに

2008-12-16 09:53:13 | 利休百首
13.とにかくに 服の加減を覚ゆるは 濃茶たびたび点てて能く知れ  濃茶を習うようになると、薄茶以上に服加減が難しいということを感じる。薄茶ももちろんクリーミーな仕上がりにするには鍛錬が必要だが、お稽古や茶会で点てている間にそれなりになっていき、今ではよほどのことがない限り、お客に出してまずい薄茶ということはないだろうと思える位にはなった。  が、自分でも未だにうまく点てられたと感じる(自分で飲 . . . 本文を読む
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身ごもりて

2008-12-09 14:34:04 | m-tamagoの物想い
 実は妊娠9か月に入りました。  これまで、少し疲れやすい位でつわりらしいつわりもなく、旅行に行ったり、友達と出かけたり、お茶のお稽古にも休むことなくでかけ、マタニティライフを満喫してきましたが、さすがにお腹の膨らみが急に大きくなり、身動きがとりずらくなってきました。  結婚して半年ほどした頃、コウノトリはやってきてくれました。若くはない結婚だっただけに、授かるのかどうか、授かったとして大丈夫なの . . . 本文を読む
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日本人の自立

2008-12-01 10:42:19 | m-tamagoの物想い
 皆さんは日本が好きですか。どこがいいところだと思いますか。  日本で生まれ、日本で育った私は、生粋の日本人。どこの国よりも日本を愛していると自信を持って言える。そして、最近は日本の良さ・美しさを一人でも多くの国内外の人に感じてもらえたらなあと願っている。その思いは日本文化のひとつである茶道を大学時代から今まで学び続けたことで尚更深いものとなりました。  日本人は海外との交渉・交流に不器用 . . . 本文を読む
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