茶の湯 徒然日記

茶の湯との出会いと軌跡、お稽古のこと

四ヶ伝・相伝稽古 ノート作りのポイント

2020-05-27 20:02:45 | 茶の湯エッセイ
 私は、”炉” と ”風炉” のノートをわけることなく、
習った順番に点前を書いていったので、昨日の写真のように、
後から、炉は黄色、風炉はオレンジ色のインデックスをつけました。
 
 でも、いちいち探さなければならないので、使いづらい。
 
 それで、やっとwordでまとめる決意をしたわけです。

 これから四ヶ伝・相伝のお稽古に入る方は、
最初から ”炉用” と ”風炉用” のノートは分けて、
順番も「唐物」から順に、ページをたっぷりあけて、
書いていく方が後々よいと思います。


 そして、個人的には最初からパソコンで打つより、
手書きの方が頭に入っていくように思います。
 wordだと書き加えるのは楽ではありますが。


 ノートの中身

① 点前の名称(例えば 風炉 唐物)

② どんな点前か、ポイント

③ 必要な道具 

④ 水屋仕事(準備)

⑤ 点前座に運び込まれた状態の図

⑥ 具体的な点前の順番を細かく。

⑦ 点前の特徴的な部分、自分が間違いやすい点を列挙。

⑧ お点前もさることながら、最後の拝見道具の出し方、
客の拝見の仕方も書き留める。

 
 ノート作成時のポイント

●  書き込みできるように、行間に余白を多めにとる。

●  書き換えたり、加えたりできるように、鉛筆で書く。

●  自分が間違えやすい点前の部分をメモしたり、マーキングしたりする。

●  点前の順序は、詳しすぎるくらい細かく書く。
 (おおまかに書いていると、大事な部分が抜け落ちたり、流れがわからなくなります。)

●  しっかり自分で頭の中で復習しながら、お稽古後、すぐに書きとめる。

●  <初級>の稽古にはない道具や配置、扱い方ばかり出てくるので、
道具の配置や配置を図解にして、記録。


 とにかく、ノートは、お稽古が終わった後に、
記憶が新しいうちに書きとめるのが大事です。

 すぐ忘れますから( ´艸`)

 まだまだ私も発展途上。

 書き込みはこれからも増えるでしょう。

 1回1回のお稽古を大切に。


 私のノート、あまり参考になりませんし、お恥ずかしい文字ですが、一部公開。
 自分にわかりやすく書けば、レイアウトはお好みでよいと思います。




 ブログを読んで下さっている方、
ノートについて、いいアドバイスがありましたら、是非コメントにて追加をお願いします!


コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 四ヶ伝・相伝稽古 ノートまとめ | トップ | 邪払のど飴 »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お稽古帳 (tyako)
2020-05-29 09:55:59
おはようございます。
熱心にノートに記録されておりますね。
私も、お稽古帰りの電車の中が、二度目のお稽古になっております。
頭の中でお点前をして、注意されたところを記入しておきます。そして、その週のお稽古の時に、皆さんに伝えます。
人に見せる物ではありませんので、整理はされておりませんが、自分ではすぐにわかります。
この辺がいい加減なところです。
お家元が代るとお点前も微妙に変わりますので、そのことだけは丁寧にに記録しております。
見習って整理したいと思います。

お稽古帳 (m-tamago)
2020-05-30 15:40:46
こんにちは。
お稽古帰りが二度目のお稽古、
自分ではすぐにわかる、
そうですね。
私も前の師匠のところに行くときはバスだったので、帰り道が二度目のお稽古でした。今は車なので、行く前帰ってからが勝負です。

お家元が代わるとお点前が微妙に変わるというのも、気を付けたいと思います。
少しずつ細かいところを付け加えて、自分だけのノートを作っていくようにします。
ありがとうございました。
Unknown (鈴木宗静)
2021-07-07 15:28:35
つぼつぼ検索していて拝見💕
📔機会作り私のも見せたいの
7種の菓子を出される先生 尊敬します。
お互いに勉強していきましょう🙇。
一昨日正午茶事稽古しました❗
亭主と指導とで忙しく、反省❗
又、チャレンジしたいと思っています。
Unknown (m-tamago)
2021-07-07 20:44:22
コメントをありがとうございました。
茶道はやり始めると色々あって楽しいながらも忙しいですね。
お互いに精進していきましょう。
お稽古帳 (YKUMI)
2021-07-19 10:45:31
まだ小習の身ですが、ある時から毎回のお稽古を記録することにしました。その内容が主様とほぼ同じ(イラストの描き方までも)!でしたので驚きました!!
教科書のない四ヶ伝もされているとのこと、私にはまだまだ先のことですが、お稽古帳の作り方、とても参考になりました。
また、帰りは疲れ果てて電車で放心状態ですが、”帰りが2度目のお稽古”を心がけるようにしたいと思います。鉄は熱いうちに打てですものね。
お稽古帳 (m-tamago)
2021-07-27 15:08:56
YKUMIさん、コメントをありがとうございました。
少しでもお役に立てたなら幸いです。
私は小習の時は、何のお点前をしたかだけの記録、今思えばもったいないことでした。
是非続けて下さい、きっとすごい力になります。
帰りが二度目のお稽古も無理のない範囲で。
私もノート作り、頑張ります。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

茶の湯エッセイ」カテゴリの最新記事