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本日は午後、桐生地域地場産業振興センターで行われた、産業イ
ノベーションフォーラム２０１１に参加しました。
主催は北関東産官学研究会で、産学の共同研究成果発表です。
数多くの成果の中から、５件の発表がありました。
テーマは発表順に
１．任意形状物体表面の圧力・流体力の非接触計測システム
２．グリセリンの改質反応による水素製造技術開発
３．尿素を原料とするオンサイト水素製造技術の研究開発
４．プラスチック射出成形品の不良発生率の低減に関する技術開発
５．メッシュ状織編物の開発と商品化に関する研究
最後に基調講演として、群馬大学 共同研究イノベーションセン
ター の伊藤教授による
「事業化事例を通してみる産学連携のポイント」の講演がありま
した。
発表テーマのタイトルはなにやら難しそうですが、いずれも現実
的なテーマを扱っています。中身は以下のようです。
１．車のミラーその他の周辺の空気圧を測定する方法の開発で、
特に高速走行時にミラーが振動するなどの問題解決のための
測定方法です。
２．食用油の廃油利用に関した研究で、いっぱい生成されるグリ
セリンの有効活用として水素を作ろうとする研究です。
３．水素は金属還元や不純物除去等に広く活用されているが、普
通は重たいボンベを使用した高価な高圧縮水素を使用してい
る。これを簡単に手に入る尿素で、しかも利用現場で製造し
ようという研究です。
４．プラスチック成形の金属型もガス焼けの原因になっているの
では？という研究です。
５．防虫ネットとして、織物、編物が応用できないか？という研
究です。
発表会となるとテーマ名が難しくなりますね、サブタイトルが
あった方がよさそうです。
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