太田市3月議会の概要をUP

  ３月議会は２月12日から３月11日までの28日間の会期で開会され、新年度予算を含む市長提案の52議案を可決し、請願では、政府が進める農協改革にあたり、農協の事業の見直しは協同組合の基本的性格を維持し、農協・連合会の事業方式・制度については協同組合としての事業・組織を制約する一方的な変更を行わないことなどを政府に求める請願を採択。

　議員提案議案では、政府の農協改革に関連して採択した請願に基づく政府への意見書や市議会と議員の責務と活動原則を規定する議会基本条例案、すべての核兵器の廃絶と永遠の平和の達成を願うため、「平和都市宣言」を市長に求める決議など５議案を可決しました。

　日本共産党市議団は、一般会計、後期高齢医療保険、八王子山墓園、介護保険、水道、下水道の各会計予算、65歳以上の人の介護保険料の総額６億円、23％の値上げ、存続を求める1,200人以上の署名に背く第２老人福祉センターの廃止、教育委員長と教育長を一本化し、議会の同意は必要としながらも、首長が直接任命する新教育長を教育委員会のトップにしたうえで、教育委員会の教育長に対する指揮監督権を奪う地方教育行政法の改悪を受けた３つの条例改定、元気おとしより課と介護サービス課を統合するための事務分掌条例の改定、野球場建設基金を制定するための議案に討論を行い反対（反対はいずれも党市議団のみ）。

　他の議案は、予算を含めて全会一致で可決されました。

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