就学援助・入学準備金を増額 支給時期も前倒し 給食は第2子半額に

入学準備金
小学校4万円 中学校5万円に

　市は来年度から、生活保護によらない就学援助制度による入学準備金を小学校40,000円（現行は20,470円）、中学校50,000円（同23,550円）に増額。支給時期も入学準備に間に合うよう2月か3月に早めます。（現行の支給額は国が全国一律で決定）

　なお生活保護による入学準備金は現行で、小学校40,600円以内、中学校47,400円以内の実費（いずれも全国一律）とされています。

　生活保護によらない就学援助制度の入学準備金を小学校40,000円、中学校50,000円に増額すると、小学校は生活保護の額に近づきますが、中学校では生活保護の額より高くなります。

　今後は必然的に、生活保護による中学校の入学準備金を50,000万円まで引き上げたうえで、「上限“以内”の“実費”支給」を「“上限額”の支給」とすることが必要になります。

給食は第2子半額に

　さらに学校や市立幼稚園の給食費をやはり来年度から第２子半額（第３子以降はすでに無料）とします。

共産党の渋沢市議の質問が実る

　他会派の市議の９月議会での一般質問に市長が答えたものです。日本共産党の渋沢市議はこの間、学校給食費の無料対象拡大とともに、生活保護の子どもも含め入学準備金を入学前に支給し、入学準備金の増額とともにクラブ活動・部活動費、児童・生徒会費なども就学援助費として支給することなどを求めてきました。

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