徒然映画日記。

食わず嫌いは卒業し何でも観よう。思い切りネタバレありの「観た帳」です。

ライアー

2008年07月17日 | ★★★★





ライアー
おすすめ度
原題:LIAR DECEIVER
製作:1997年 アメリカ
製作:ピーター・グラッツァー
監督・脚本:ジョナス・ペイト ジョシュ・ペイト
出演:ティム・ロス クリス・ペン マイケル・ルーカー レニー・ゼルウィガー エレン・バースティン ロザンナ・アークエット マーク・ダモン
キャッチコピー:嘘か? 真か?

殺人事件の容疑者とふたりの捜査官の駆け引きを描いのサスペンス「ライアー」です。ジョナス・ペイト、ジョシュ・ペイト双児の兄弟が監督・脚本をつとめています。

大富豪の息子ウェイランド(ティム・ロス)がブラクストン(クリス・ペン)とケネソウ(マイケル・ルーカー)のふたりの捜査官に、ポリグラフ(嘘発見器)を使い、尋問を受けています。彼の容疑は娼婦殺し。エリザベス・ロフタス(レネー・ゼルウィガー)という娼婦が胴体を切断された残酷な殺人事件です。ウェイランドは名門大学の心理学科を首席で卒業した切れ者です。彼はのらりくらりと尋問をかわし、なかなか取り調べは進みません。そればかりか逆に捜査官ふたりの秘密を暴き立て彼らを動揺させるのです。


この作品の監督&脚本をつとめたジョナス・ペイトとジョシュ・ペイト。
どっちがどっちなのかはわかりましぇん。
1970年生まれの彼らはこの作品を製作したときは弱冠27才!


取り調べという名の心理戦はは続きます。


ウェイランドの挑発的な行動に緊張は一気に高まります。

ウェイランドは側頭葉てんかん(TLE)という持病がありアルコールに依存しています。作中にも「あの日もアブサンを飲んでいた」というシーンがあります。また、捜査官2人が訪ねた精神科医はTLEはゴッホも患っていて、アブサンを飲んでいたと言っています。


あ、そういえば。ティム・ロスって1990年にゴッホ演ってますよね?


アブサン
アルコール度数がとっても高い薬草系リキュール。
その個性の強い味は一度はまると癖になるみたい。
ウェイランドも水で薄めて飲んでましたね。


レニー・ゼルウィガーが娼婦役を熱演しています。


今から11年前だから、28才ですか。ナイスバディですね。

実はそんなに期待していませんでした。
そしたら、なんとなんと!
とっても面白い!

IQ155のウェイランド。
ブリジストン大学心理学課主席卒業。頭脳明晰の大富豪の息子。
IQ122のケネソウ。
ポリグラフ暦20年のベテラン、自白率92%
IQ102のブラクストン。
気のいい温厚な男。平均的なIQの持ち主。この人が一番人間らしい。
IQ別で人物紹介をする導入、なかなかいいです。

猟奇殺人事件
ポリグラフ
心理学
TLE
アブサン
ゴッホ

ミステリアスなワードが満載です。
たまりませんなっ。
どこから本当でどこから嘘かが観ていてだんだん分からなくなります。
一瞬「あれっ?」となる煙に巻いたようなラストも好きです。
私、続けて2度観ました。
わはは。どうもIQ低いみたいです。


前田有一の超映画批評



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
やっぱり (メル)
2008-07-17 08:12:51
もう一回見なくっちゃ・・です(^^;;)
見た当時も、もう一回そのまま続けて見ようかな~、と
思ったりしたんですが、あまりにも眠い時に見ちゃったので(それだけは、なぜかよく覚えてる(^^ゞ)
結局見ず、そしてその後はすっかり忘れてました~(^^;;)

そんなわけで、もうほとんど覚えてないんですよ~(汗)
髭ダルマさんの記事を読ませてもらって、これは
めちゃくちゃ面白そうじゃん!って今、いろいろ
思い出そうとしてるんですが駄目です~(^^;;)
是非とも見直したいと思います♪

思い出させて下さって、ありがとうございます!
&TB&コメントもどうもありがとうございました~
返信する
メルさんへっ。 (髭ダルマLOVE)
2008-07-18 03:11:54
あはは。
観た時のコンディションで作品の印象って変わりますよね!凄く分かります(^^)

メルさん、この作品もう2年以上前に御覧になってましたもんね!そりゃ忘れますよっ。

もし、再見の機会があれば是非!
いつも、古い記事にカキコしてすみません(汗)

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