徒然映画日記。

食わず嫌いは卒業し何でも観よう。思い切りネタバレありの「観た帳」です。

僕の彼女はサイボーグ

2013年08月16日 | ★★
僕の彼女はサイボーグ
おすすめ度
製作:2008年 日本
監督:クァク・ジェヨン
プロデューサー:山本又一朗 チ・ヨンジュン
脚本: クァク・ジェヨン
出演:綾瀬はるか 小出恵介 桐谷健太 鈴之助 吉高由里子
キャッチコピー:ねぇ、ジロー。
あなたと過ごした大切な一日。
私は、何度生まれ変わってもあなたに恋をするよ。

夏休みでございます。
夏休み向けの映画が色々とTV放映されてます。
昼間TVをつけっぱなしにしていたら子供が釘付けになっていたので流れで最後まで鑑賞してしまいました。
さえない男子と未来から来た美人サイボーグが織り成すファンタジーラブストーリー「僕の彼女はサイボーグ」です。


ではでは早速いっきまーす。



誰も誕生日を祝ってくれるような人などいない、寂しい生活を送るジロー(小出恵介)。
20歳の誕生日、彼は自分への誕生日プレゼントを買うために訪れたデパートで、突然、火で焦げたようなボロボロのボディスーツ姿のキュートな“彼女”(綾瀬はるか)と遭遇する。“彼女は”ワンピースにさっと着替え、お金を払わずにデパートを出ていってしまう。その後、ジローが食事をしていたレストランにも出現。「私も今日誕生日なの」。“彼女”の勢いに押されて、ジローは突然現れたその女の子と誕生日を一緒に過ごすことになる。


大胆で予測不可能な言動を繰り返す“彼女”に振り回されながらも、食い逃げして警察に追われるスリリングな逃亡劇や、意外なほど強い“彼女”のパンチを食らったりと、今までの人生で経験したことがないようなエキサイティングな夜を過ごす。メチャクチャなペースに戸惑いながらも、“彼女”に急速に惹かれていくが、一日の終わり、“彼女”は意味深な言葉を投げかけて突然いなくなってしまう。ジローにとってこの数時間は今までの人生の中で最も輝いていて忘れられない瞬間となった。(公式HPより)




監督は「猟奇的な彼女」のクァク・ジェヨン。
2002年のワールドカップ共催翌年のゆうばり映画祭がきっかけだったそうです。
この頃は日韓の関係も良かったんだな~・・・なんてしみじみと感じます。

問題の映画ですが・・・

えっとー。
これを見て真っ先に思い出したのは「最終兵器彼女」ですかね?
深夜アニメでちらほらみていただけなのですが。
かわいこちゃんが男の子を守る・・・みたいな図式がモロです。
ただ、ジローの故郷が災害で既にないこと
東京での大震災など
東日本大震災を彷彿とさせるシチュエーションが何だか変にリアルに感じられました。


基本的にはタイムトラベルという仕掛けを使ったどんでん返し(?)のラストありきな作品でした。
正直それまで眠くてしかたなかったです。

某氏は「ラストは泣いた」そうです。
ピュアな人です。
私もお酒飲んでたら泣けたかもしれません。(ということにしてください。)


サクサク家事がすすむ作品でした


あ、あと・・・

綾瀬はるかは抜群に可愛かったです♪







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私の奴隷になりなさい

2013年08月13日 | ★★
私の奴隷になりなさい
おすすめ度
製作:2012年 日本
製作:池田宏之 加茂克也
エグゼクティブプロデューサー:井上伸一郎
原作:サタミシュウ『私の奴隷になりなさい』(角川文庫刊)
脚本:港岳彦
出演:壇蜜 真山明大 板尾創路
キャッチコピー:僕は奴隷に恋をした


ほい。
今日はトンデモナイ爆弾ぶっこみます(笑)
今をときめく壇蜜主演作品「私の奴隷になりなさい」です。
亀井亨・・・何か聞いたことあるなー・・・と思ったら
それもそのはず!
数年前にハマりまくった「ねこタクシー」の監督さんでしたっ!!
スゲー!竹山と猫から壇蜜まで(笑)
お疲れ様っス(`・д・´)ゝ

あ・・・ここでは「心中エレジー」の監督さんって言っとくべきだったかな?
まあいいか┐(´∀`)┌

出版社に転職した僕は、先輩の香奈にひと目で夢中になった。
人妻で清楚な印象ながら、男を強烈に惹き付ける妖しい魅力を放つ彼女。
再三のアタックも虚しく、全く相手にされなかったのだが、
ある日突然、僕の携帯に香奈からのメールが届く。
「今夜セックスしましょう」
突然なぜ?戸惑いながらも香奈と一夜を共にし、その後も時おり連絡が来ては、
行為のみという奇妙な関係が続くのだが、他の女では得られない快楽にズブズブと飲み込まれていく僕。
そして、招かれた香奈の家で、僕は不審なDVDを発見する。
恐る恐る開封してみるとそこには、あられもない香奈の衝撃の秘密が映し出されていた―。
(公式HPより抜粋)


さてさて何でこんな作品に手を出したか?
単純にバラエティでお見かけする壇蜜さんが好きだという理由からだったのですが

しかーし・・・
思いのほかガチなシーンが多くて正直戸惑いました。

HDD内で名前がなかったので確認のために観たら既にエンドロールになってました・・・
どうも某氏は観ていたようだったので先に感想を聞いたら
「ほとんど飛ばして全部で5分位観た。鑑賞に耐えないシロモノだった」
とのこと・・・(笑)。
私は基本的に辛抱強いタイプなので全部観ましたです、ハイ。

まあ、某氏の言葉通りエロス目的以外で最後まで観るのは結構しんどかったです。
そもそもこのSMの世界は理解しがたく・・・・
精神性ならまだしも行為のみ観るならそれこそAVの方が手っ取り早いでしょうし。
日頃バラエティで目にする面子が出演してるのがかえって作品に集中できないという悪循環。


壇蜜の台詞回しははどこまで行ってもあのバラエティと同じ壇蜜。


思いのほかとしっかりとした下半身がエロくて素敵でした。(←褒めてます)
ってか板尾~~~っ(笑)。


そうそう
「僕」役はなんと元ジュノンボーイの爽やかGUYでした。
がんばったねー。


エロスの伝道師、杉本彩姐さんも特別出演(笑)


しかし・・・
ボカシはともかく、真山クンの大事な部分を黒く隠すの逆に笑えるからヤメてほしい。
・・ってかもう今更あのぼかしとか要るのかなあ?
と思う髭ダルマLOVEなのでしたあ。


本来は星1つ系なのですが

壇蜜の体当たりぶりにもうひとつ追加の星2つで。



・・・って・・・・
フィクサーと同じ星数っておかしいだろ!
とは・・・
私も思います(ノ∀`)






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フィクサー

2013年08月12日 | ★★
フィクサー
おすすめ度
原題:MICHAEL CLAYTON
製作:2007年 アメリカ
製作:シドニー・ポラック ジェニファー・フォックス スティーヴン・サミュエルズ ケリー・オレント
製作総指揮:スティーヴン・ソダーバーグ ジョージ・クルーニー ジェームズ・ホルト アンソニー・ミンゲラ
監督・脚本:トニー・ギルロイ
出演:ジョージ・クルーニー トム・ウィルキンソン ティルダ・スウィントン シドニー・ポラック
キャッチコピー:【フィクサー】・・・弁護士事務所に所属する“もみ消しのプロ”。
男は、完璧に罪を消せるはずだった・・・。


現在、HDDの容量を空けるために撮りだめ映画をのんびり消費中の髭ダルマLOVEです。
さてさて今日は「フィクサー」です。
トニー・ギルロイってジェイソン・ボーン三部作の脚本の人だったのね。
なんでも本作が初監督作品だそうで。
知らなんだ・・・
そういやボーンシリーズも観かけて放置しているなあ(遠い目・・・)



大手法律事務所に所属するマイケル・クレイトン(ジョージ・クルーニー)。彼の仕事はフィクサー(もみ消し屋)。マイケルは仕事だけでなく私生活でも厄介を抱えていたます。従兄弟と始めたビジネスが失敗し、8万ドルの負債を負い、返済期日は1週間後にせまっていました。


仕事が多忙なせいで別れた妻との息子と会う時間や、実家の家族と会う時間もままならない。
公私ともにツイていないマイケルです。


そんな中、巨大農薬会社U・ノース社に対する3000億円の集団訴訟でU・ノース社の弁護を担当していた同僚のトップ弁護士アーサー(トム・ウィルキンソン)が訴訟を妨害。協議の最中、突然服を脱ぎ出すという奇行に出だという。そこで上司から後始末を命じられるマイケル。


当初はアーサーの病気が再発したと思い彼をなだめますが
アーサーの謎の死を遂げたあと、マイケルは彼がU・ノースを敗北に導く決定的証拠を掴んでいることを知ってしまいます。
真相を探る中、マイケル自身も命を狙われますが


ついにU・ノース社の敏腕女性弁護士カレン(ティルダ・スウィントン)に接触し直接対立することになります。




ギャンブル好き
バツイチ
借金まみれ
ダメダメ男が見せる正義・・・?





うーん・・・



うーん・・・




アカデミー、ゴールデン・グローブ、英国アカデミー賞、放送映画批評家協会賞などで
何やらたくさんノミネートされていた作品だったそうですが、私はうぬー・・・でした。
マイケル演じるジョージ・クルーニーさんのフィクサーぶりがあまり伝わらず・・・
まあそもそも冴えない男な設定なんでしょうが。
うぬー。

演者も実力派揃いだったんですが・・・
社会派サスペンスかなり大好物なんですが・・・
淡々としててもいいんですが・・・
でも何かがもの足りない。




うぬー・・・。




うぬー。






ヘルタースケルターより少ないマサカの星2つでした~(ノ∀`)






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ヘルタースケルター

2013年08月03日 | ★★★
ヘルタースケルター
おすすめ度
製作:2012年 日本
監督:蜷川実花
原作:岡崎京子 『ヘルタースケルター』
脚本:金子ありさ
出演:沢尻エリカ 大森南朋 寺島しのぶ 綾野剛 水原希子 新井浩文 桃井かおり
キャッチコピー:最高のショーを、見せてあげる。


お騒がせ女優、沢尻エリカ様と「さくらん」で独特の世界観を披露した蜷川実花監督のコラボが話題になった「ヘルタースケルター」でっす。
エリカ様の過激なラブシーンやポロリが話題となりましたね(爆)。
あれって去年の事だったのね・・・
何だかもう少し前だったように感じます。
思えば本作でエリカ様はアカデミー主演女優賞を獲ったんだっけ?
色々と気になることろの多い作品だったので今更ジローですが
本日鑑賞となりました~。


「もとのまんまのもんは目ん玉と爪と耳とあそこくらい。あとは全部作りもんさ」
全身整形のトップスターりりこが、【冒険】の先に辿り着く世界とは?
芸能界の頂点に君臨するトップスターりりこ。雑誌、テレビ、映画―日本中どこを見てもりりこ、りりこ、りりこ一色!しかしりりこには誰にも言えない秘密があった―。
彼女は全身整形「目ん玉と爪と耳とあそこ」以外は全部つくりもの。その秘密は世界を騒然とさせる【事件】へと繋がっていく―。
整形手術の後遺症が、りりこの体を蝕み始める。美容クリニックの隠された犯罪を負うものの影がちらつく。さらには結婚を狙っていた御曹司のほかの女とのスクープ!生まれたままの美しさでトップスターの座を脅かす後輩モデルの登場!そして、遂に・・・!
究極の美の崩壊と、頂点から転落する恐怖に追い詰められ、現実と悪夢の狭間をさまようりりこは、芸能界を、東京を、日本中を、スキャンダラスに、めちゃくちゃに疾走する。
りりこが、【冒険】の果に辿り着く世界とは?最後に笑うのは誰?(「ヘルタースケルター」公式HPより抜粋)


さてさて感想は・・・

THE☆


エリカ様SHOW!
って感じでしょうか?

正直このお騒がせタレント役はこの上ないハマり役でした。
主人公とキャラかぶってるし、ほぼ素で出来てそう・・・。 
やっぱりエリカ様見る分にはいいわ~。
表情クルクル変わるし
自分の見せ方をよく知っている人だなーと改めて思いました。
いやいや美人さんは画になります。


寺島しのぶ様ww
超ド級のドMぶり。
もう完全にSMの世界です(笑)
いいですね!!
『赤目四十八瀧心中未遂』の「美しい女」役より余程ハマってます。
そういえば彼女もアカデミーで助演女優賞獲ったんでしたっけ?
おめでとうございました。


りりこの部屋のインテリア。
個性的です。
この部屋の半分以上蜷川実花さんの私物だそうです。
スゴイ!


蜷川実花独特の色彩あふれる映像は見応えがありました。
ご自身が撮影された実在するファッション誌のグラビアも全て彼女が実際に撮り下ろしたそうです。細部までこだわられたビジュアルは見ていてとても楽しかったです。
女性の美と若さに対する執着。
持つものと持たざるものの埋まることのない溝・・・
心の闇
多少なりとも共感できる部分はありました。
この作品は女性と男性では印象が全く違うだろうな・・・と思います。


大変失礼ながら星2つくらいだろうなーという気持ちで見ていたのですが
思った以上に集中して普通に鑑賞できました。
岡崎京子さんの原作の漫画をぜひ読んでみたいな、と思いました。






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きつねと私の12か月

2013年07月31日 | ★★★
きつねと私の12ヶ月
おすすめ度
原題:Le Renard ET L'Enfant 
製作:2007年 フランス
製作:イヴ・ダロンド クリストフ・リウー エマニュエル・プリウー
監督・原案:リュック・ジャケ
脚本:エリック・ロニャール リュック・ジャケ


今日は少女リラときつねの交流を描いた作品「きつねと私の12か月」です。
前情報は何もなく何となく観た作品でした。



美しい自然がドキュメンタリータッチで描かれた
何ともノスタルジックな作品でした。
(ルー大柴さんみたいな文章ですみませんww)



涙(T_T)ダバーでした。




最近の私はとても涙もろいのです。
子供を持ってからは特に涙腺がユルくなって
下手するとニュースでもうるうるします( ̄▽ ̄;)
加齢のせいか・・・?
でもこれってなんですかね。
得した気分です(笑)
何にでも感動できるって、お得じゃないですか?
年をとるのも悪くないもんです。



これ「皇帝ペンギン」を撮った監督の作品なんですね~。
あの独特な自然と動物へのアプローチ・・・なるほど~。
納得です!
そうそう。
鑑賞後ググってみたら面白いエピソードを発見しました。
この作品は監督自身が動物に魅せられるきっかけとなった実体験がベースになっているそうです。
少女リラに自分の幼少期を投影した本作はきっと監督にとっても思い入れのある作品なんだろうな・・・思うとまた違った目線で楽しめそうですね。



丸窓のあるフレンチカントリーなリラの部屋もかわいかったなあ。



可愛い女の子にオサレなインテリア。
動物とのふれあい。
子を持つ親になったリラと息子の会話。
いろいろとツボを押さえてますね~。
女性にはウハウハな作品かもしれません。






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