美術と本と映画好き...
徒然と(美術と本と映画好き...)




うまいタイトルですね...ここだけでもちょっとした唄のようです。
杉浦日向子さんの漫画を読むのは二作目、この前の『百日紅』も短
編集でしたがこちらは一話四頁の漫画と二首の川柳の合わせ技、短
いけれども味わいのある作品集です。

電車の中で(漫画との合わせ技に)不覚にも笑ってしまった
 しかられる たびに息子の 年が知れ
 朝帰り 首尾の良いのも へんなもの

あたしは笑っている場合でない
 自惚れを やめれば外に 惚手なし

一級の川柳
 四角でも 炬燵は野暮な ものでなし
 目も耳も ただだが口は 高くつき

いいねぇ...
 女房を ちっと見直す まくのうち

あはははは
 こわい顔 したとて高が 女房なり

で、一番、上等だと思うのが
 れていても れぬふりをして られたがり

皆さんはどんな歌に惹かれるでしょうか...

風流江戸雀

P.S.
この漫画を読んでいて、落語の一分線香を思い出しました。
ネットで検索してみたら、一分線香のデジタルコンテンツを発見!
Internet Explorer で、是非...
一部線香即席話

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