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SPECULA #7「都市と芸術をめぐる現実(リアリティ)」川俣正vs桂英史
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カルティエ現代美術財団コレクション展(東京都現代美術館)
美術
/
2006-05-06
カルティエ現代美術財団のコレクション展、現代美術財団といいつ
つも目についたのは映像と写真。
ひとつめは『我々の世紀』、これは人類が空を目指してから宇宙に
到るまでのドキュメントです。最初は原っぱの上をえっちら、おっ
ちらしています。チャップリンのライムライトが耳に心地よく響く
時代...そこから時代はくだり、人類はより速く、より遠くへ飛んで
いくようになります。
兵器としても使われるようになった飛行機...
砂漠を低空飛行する戦闘機の影が、砂の上をのびたりちぢんだりし
ています。そんな模様に美しさを感じる自分、その直後に落とされ
る爆弾の映像...
人は宇宙に向かいます。仕掛けもおおがかりになります。たび重な
る失敗...監督のアルタヴァスト・ペレシャンは旧ロシア・アルメニ
アの出身です。ロシアの西の端に位置する独立国の、大国に対する
複雑な感情も見え隠れします。映像には『USSR』の文字も見えます。
挑戦する人物たちの悲壮感...
しかし、決してそうした人たちを揶揄する調子はなく、ところどこ
ろに挿入される宇宙の鼓動を示すかのような映像には真摯に我々の
世紀と向き合う監督の姿があるように思いました。
・『
アルタヴァスト・ペレシャン インタヴュー
』
もうひとつ...
ナン・ゴールディンの『The Ballad of Sexual Dependency』。600
枚以上の写真を使った私小説のようなスライドショー、監督の選曲
なのでしょうか、懐かしいメロディーを背景にスクリーンの上には
様々な人物が映写されます。
男、女、男と女、男と男、女と女、薬物中毒者、刺青、拳銃愛好家、
子ども、老人...
中には笑顔の写真もあります。しかし、その多くの写真には孤独な
人間たちが写っています。一人のポートレイトよりも、カップルを
捉えた写真に、より殺伐とした影を感じて恐ろしくなりました...
他、森山大道のポラロイド写真、これは森山大道が自分の部屋をポ
ラロイド写真で捉えたもの。全部で三千枚以上の写真を繋ぎ合わせ
ています。革ジャンや黒いオートバイなど、いかにも森山好きのす
る被写体のメタリックな感じが良く出ていて、この展覧会で最も好
きな作品のひとつです。何年か前にも観た事あるように思うのです
が、気のせいだろうか...
立体物ではチラシの表紙にもなった女性像。先入観を持たずに行っ
てみるといいと思います。クラッとします。
会場内に展示されている実物大の戦闘機はどうでもいいけれど、屋
外の潜水艦は愛敬があって良かった。
二本の映像だけでたっぷり一時間、なので二時間余裕を持っていっ
たつもりが後半は駆け足になってしまった。ちょっと名残惜しい気
もしつつ、入場料 1500円ではもう一度来ようとは思えない。面白い
展覧会だとは思ったのだけれど、う~む...
・
カルティエ現代美術財団コレクション展
(東京都現代美術館) - 7/2 まで...
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