主は私の羊飼い

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えごまの思い出

2017年04月24日 14時33分41秒 | 日記
以前、1歳になったばかりの上の子と3人で、福島の農家に住み込みで研修していました。

そこでは、有機野菜の栽培と養鶏を学びました。

中でも、ご主人がえごまの栽培に力を入れていて、私たちはえごまの種まきから収穫、加工まで1通りを学びました。

それがえごまとの初めての出会いでした。

特に、収穫したえごまの株をハウスの中で棒でたたいてえごまの実を落とす作業に時間がかかりました。

その後は、もっぱらご主人がきれいに洗って干して、そして韓国から取り寄せた油絞り機でえごま油をビンに注入していました。

奥さんと私は、油と搾りかすを使ってパンを焼いたり、餅だれを作ったりしました。

5月に第一回えごまサミットというのを開いて、ゲストに元宇宙飛行士の方(名前忘れました)や油博士だという大学教授を招いて多くの人が集い、えごまの素晴らしさをたたえておりました。

1年もそこにはいませんでしたが、とても勉強になり、良い思い出です。

そのご家族は無教会派で、愛農という有機農業を長くされてきて、私たち以外にも有機農業を志す若い人達が泊まり込みで学びにきました。
私たちの友人も何人か訪ねて来て、私たちだけでもお荷物なのに、ご家族は喜んで迎えてくれました。

今も、養鶏やえごま栽培をしたいなあと思いますが、手が回りません。

でも葉っぱだけでも食べたいと、ダンナが先日、種を蒔きました。
私もダンナも、実より葉のほうが好きなんです。

以前食べたエシャレットとえごまの葉のキムチ漬けがとても美味しかったので、今年は作れるといいなと思っています。

そして、福島で私たちを迎えてくださったご家族のように、私たちも、農業に関心のある人達を迎えられるようになりたいです。