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キングオブエジプト(映画)

2016年07月03日 | 映画

夏のゆる~いひとときにうってつけの一作。
最近、娯楽大作もえらく複雑な人間関係だったり、陰鬱な社会背景があったりする中、考えずに観られる映画です。
人間に近い場所に神々がいた時代の古代エジプトだから、冒険ものとして楽しく見れます。
主人公は人間で盗賊のベック。

話は、神々の長の交代式でそれに反対する悪役が乗り込み政権を奪ってしまうという、お決まりのパターン。
でも、ここで面白いのが、神々が戦うときは人間の姿から黄金の鷹やら牛やらを模した姿にバージョンアップして戦うということ。
なんだかRPGみたいですね。

負けた正統派の神の息子ホルスは気落ちして神殿に隠れています。主人公は彼を助けるため、奪われた目を盗みに行くんだけど、インディジョーンズ?!みたいなシーンもあり楽しめます。そして、ホルスに目を届けにいくのです。
ホルスって昔、アニメでもあったような。太陽のイメージですね。
この役者さん、どっかで見たことあると思ったら、「ゲーム・オブ・スローンズ」のキングスレイヤーことジェイミー卿じゃないですか。ニコライ・コスター=ワルドー、王子役にはまってます。きっと製作者の遊びだと思うけど、「スレイヤー」と、この映画でも言われるシーンがありました。

アカデミー俳優のジェフリー・ラッシュも太陽神ラーで出ているのだけど、このシーンになるとSFか宇宙戦艦ヤマトかと…ちょっと苦笑。

まあともかく、魔法あり、友情あり、愛ありの単純明快娯楽映画で、お気楽~に楽しむのならどうぞ。


キング・オブ・エジプト』は9月9日(金)TOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開。


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